どうも。
近頃、儲けられそうなEA探しに躍起になっているMTヒロセです。
この企画では、有望なEAを可能な限りリアルトレードに近付けたバックテストで検証していきます。
なぜならば、『自動売買は儲からない』となる理由が、
製作者が公開しているバックテスト結果と、リアルトレード結果が違う
ことが原因であると考えているからです。
今回はタイトルにあるように【GEMFOREX社】でEA運用を行うことを前提としています。
この会社の最大の特徴は、
無料EA使い放題!
というところです。
GEMFOREXの無料EAは、約280種類の中から自由に選ぶことができます。
全てのEAにマニュアルが用意されており、バックテスト結果が公開されているものもあります。
その中で、本当に儲かるEAの性能を詳しく計ってみようってワケです。
ポイント

EAの選び方ってどうしたら・・
EAの詳しい性能が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、GEMFOREXで使える無料EAの検証を行っています。
この企画では、TDSを使用して可能な限りリアルトレードに近い環境でバックテストを行い、損益データをHTMLファイルでダウンロードできるように用意しています。
ダウンロードしたデータは表計算ソフトにインポートすることで、
より詳細な分析をすることができますよ。d(´ω`*)
ぜひ、儲かるEAを選び抜いて上手に運用していただきたいと思います。





目次
GEMFOREXの無料EA検証
残念なことに、ちゃんと開発されたEAというものは、買うと少々お高いものです。
だからこその【GEMFOREX】です。
GEMFOREXは比較的新しい海外FX会社であり、一時は評判が悪かった時もありました。
しかし今は、ニュージーランドの金融ライセンスを取得済みであり、
NDD方式を採用してある旨も、公式HPに記載されています。
海外業者を使用する場合に不安がある信用問題も、特に心配はいらないでしょう。(*´ω`*)
※GEMFOREXの会社概要と記念すべき初回EA検証はこちら。
スプレッド補正前後のテスト結果比較もできますよ。

バックテスト方法
トラリピを除くEAのバックテストは全てTDSを使用して行います。
TDSは正確なバックテストを行うためのツールです。
TDSを使用したバックテストでは、
・リアルティックを使用した高品質なヒストリカルデータ
・スプレッド変動
・スワップポイント適用
・スリッページ有効
を採用し、現状で最もリアルトレードに近い環境でのバックテストが可能です。
さらに、ヒストリカルデータとリアルチャートから取得したスプレッドの差を補正します。
※大切なことなので繰り返しています。
ちなみに、バックテスト時の初期証拠金の設定は全て【JPY】(円)にて行います。

今回の検証EA
今回検証するEAは、
・MANGO_USDJPY_M15_GEM
です。
公開されているバックテスト結果がこんな感じ。
※初期証拠金はUSDです。
大まかなスペックは以下の通りです。
・タイプ:デイトレ
・通貨ペア:USDJPY
・使用時間足:15分足
・最大ポジション:2ポジション
・複利モード:なし
バックテストの初期証拠金は10万円。
ロットは0.1(1万通貨)で行います。
テスト結果のドローダウンや自身の資金量に合わせて、余裕をもったロットでの運用をお勧めいたします。

スプレッド補正
EAのバックテスト結果には、スプレッドの違いが非常に大きな差となって表れます。
TDSを使用すると、運用するFX会社に応じてスプレッドの補正が可能です。
TDSでダウンロードしたヒストリカルデータは【Dukascopy社】のスプレッドが適用されています。
コレをGEMFOREXの数値に補正を行います。
今回の使用EAの通貨ペアは、USDJPYです。
テストに使用するヒストリカルデータの平均スプレッドが約0.4pips、
GEMFOREXのリアル口座のチャートから取得した平均スプレッドが約1.6pipsです。
スプレッド補正は『12ポイント加算』としています。
注意ポイント
今回の検証EAでは、スプレッド補正値を5ポイント以上に設定するとバックテスト結果が出ないトラブルがありました。
TDSのサポートに問い合わせたところ、次のような返答でした。
”以下和略”
よお!
EAにスプレッドフィルターがあるみたいやね。
特定以上のスプレッドにすると取引でけへんで。
同じスプレッド追加と日にち設定でMACDサンプルEAバックテストしてみ?
それで動くんやったら、問題はEAで決まりや。
あんさんが作ったEAやったらスプレッドフィルターチェックして、注文開始条件のデバッグ印刷してみ?
というわけなので、EAのエキスパート設定でスプレッド上限をデフォルトの3から4へ変更してみたところ、テスト結果が出力されました。
補正後の平均スプレッドを1.6pipsに調整しているので、スプ上限4pips以上とかイマイチ納得できないのですが、テストができない事には話にならないので仕方ありません。
今回は『スプレッド上限3pips、補正値+5』のテストレポートを添付していますので、比較の参考にしてください。

バックテスト結果
スプレッド上限4pips、補正+12
むぅ・・一応右肩上がりであり、証拠金+純益で3倍以上になっているとはいえ、プロフィットファクターを見ると少し厳しい気がしますね・・
昔のスプレッドの条件が厳しい期間をどうするのか、再考しなければいけないかもしれません。
現状では、『ポイントキャッシュバックを利用するならば稼働OK』といった条件付き可といった感じです。
スプレッド上限3pips、補正+5
こちらが、スプレッド上限をデフォルトの3pipsで、可能な限り補正値をプラス(5ポイント)したテストレポートです。
『総取引数』を参照する限り、スプレッド上限を4pipsに変更した影響はほぼないと考えられます。
それよりも、補正値の違い(12と5)の方がよほど影響が大きいことがわかります。
HTMLファイルをダウンロードして、エクセルなりにインポートすれば、
損益データの期間設定や、カレンダー通りの損益増減などのデータの編集ができますよ。
HTMLファイルのダウンロードはこちら。

海外口座開設はポイントサイト経由で!
無料EAを自由に使えるGEMFOREXですが、
TariTaliというポイントサイトから口座開設を行うと、キャッシュバックがもらえます。
キャッシュバックにより、実質的にスプレッドを狭くした場合と同等の効果が得られます。
GEMFOREXの無料EAが使える『オールインワン口座』の場合、1往復取引につき0.8pipsのキャッシュバック(最小取引単位からキャッシュバック発生)ですからね!
TariTariの対象ブローカーなら利用しない手はありません。
もちろん口座開設した後でも、TariTaliに登録することが可能ですので安心してください。d(´ω`*)
デメリットは、
ポイントサイトを経由すると口座開設や入金ボーナスが得られないFX会社がある
ってことです。XMとか・・(;´・ω・)
しかし、
GEMFOREXの場合、キャッシュバックとボーナスの2重取りが可能です。
ただ、GEMFOREXの入金ボーナスは、
いつでももらえるワケではない
ので注意が必要です。
入金ボーナスの対象者には、マイページにログインした途端にこのような表示がされています。
こんなの。
わたくし、なんにもない日に入金してしまい、後悔でハゲそうでございます・・(;´・ω・)
コレから口座開設する皆様は、この表示が出るまで入金の準備をしておいて待ちましょうね!
せっかくの海外口座なので、もらえるものはもらっておきましょう。
繰り返しますが、
GEMFOREXではポイントサイト経由で、キャッシュバックと口座開設、入金ボーナスの2重取りが可能です。
正直、ポイントサイトを通さない理由がわかりません。(*´ω`*)
今回の検証EA【MANGO_USDJPY_M15_GEM】を使いたいのであれば、
ポイントサイト経由でGEMFOREXに口座開設する
ことがお勧めです。
ポイントをもらうには
口座開設ページには『GEMFOREXはDD系ブローカー』との表記がありますが、
上記したように公式HPにNDD方式である旨を表明しているので、過剰な心配はいりません。(*´ω`*)

まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、GEMFOREXで使える無料EAの検証を行いました。
この企画では、約280種類の無料EAの中から、
本当に儲かるEAを探し出すことを目的としています。
運用条件が少し変わるだけで、バックテスト結果は大きく変化します。
バックテスト結果とリアルトレードの乖離をできる限り少なくするには、
テストの運用条件をリアルに近付けるしかありません。
そのうえで、予想される収益を考え運用EAを決定してください。
もちろん、ポイントキャッシュバックをもらえるよう忘れずに登録しておきましょう。
ぜひ参考にして、いいEAを選んでいただきたいと思います。
それではまた。
またいいテスト結果のEAが見つかれば公開しますね!
楽しみにお待ちください。
ヒロセ
※兄弟EAである、PINEAPPLE_EURUSD_M15_GEMの検証結果はこちら。
注意ポイント
バックテスト結果はこれからの利益を保証するものではありません。
FXは損失を出す可能性があります。
EAの使用及び資金管理はご自身の判断にてお願いします。