「裁量トレードで勝てるようになりたい。」
こう思っているFX初心者は多いでしょう。
FXを始める人のほとんどは、自宅に居ながらクリック数回でお金を稼げる、裁量トレードで勝つ事を夢見て始めるハズです。
ですがスグに、トレードで勝ち続ける事の難しさに直面します。
なぜならば、トレードはスキルであり、始めから利益を上げられるモノではないからです。
そこで、向上心のある一部の人は、練習ツールに自己投資して自らのスキルを向上させよう考えるでしょう。
ですが残念ながら、がむしゃらに練習ツールを動かしてみたところで、スキルは向上しません。
問題は、【スキル向上の為に練習ツールをどう使うか】のビジョンが明確であるかどうかって事です。
ここが明確でないと、ツールの使い方から模索しなくてはいけません。
ツールは買ったから勝てるようになるわけではなく、買ってからが本番なんです。
本格的な機能を備えた練習ツールはお値段もそれなりにするので、どう使うかがハッキリしていないと、おいそれと買うワケにはいきません。
だからこそ、練習ツールを買う前に、
「どういうふうに使えば、効率的にトレードスキルを得られるのか」
といった事を予習しておけば、希望を持って自己投資ができるハズです。
どうも。
練習ツールを買ってからしばらくして起動すらしなくなったヒロセです。
思い切って練習ツールを買ったけれど、どう使っていいのかわからず、結局使わなくなった…
こういった人も中にはいるんじゃないでしょうか?
練習をしてトレードスキルを身に付けようという前向きな気持ちは、非常に好ましいです。
ですが、せっかく正しい判断をしたのもかかわらず、ツールの有効な使い方がわからず諦めたとか悲しすぎます。
この記事では、私が勝てるようになった練習ツール【MT4裁量トレード練習君プレミアム】を使って、練習ツールで検証するべき4つの事項をわかりやすく解説しています。
- これから練習ツールを買おうか迷っている人
- 既に練習ツールを買ったけど、勝てるようにならない人
こういった人に、ぜひ読んで欲しい内容となっています。
どうか最後まで読んでいただき、自信を持ってトレードスキル向上の為の行動を続けて欲しいと思います。





目次
練習ツールで検証するべき4つの事
勝つ為の情報を少しでも調べた人なら、【検証】という言葉を知っていると思います。
検証ってのは何かと言えば、確かめる事ですよね。
じゃ、トレードで勝つ為に何を確かめるのかって言うと、仮説に対しての結果です。
例えば、資金管理のルールを決めようと思ったら、1回のトレードでの損失割合を変えながら検証を繰り返します。
そうすれば、損失割合が少ない時と、多い時の違いがわかりますよね。
違いがわかれば、どちらを採用するべきかの判断が付けられるハズです。
この記事では、4つの仮説を定義し、
【なぜその仮説の検証が必要なのか】
【練習ツールを使った具体的な検証方法】
【検証結果の詳細なデータ】
について、わかりやすく解説を行います。
これから解説を行う4つの仮説とは、
- 資金管理
- コスト低減
- 決済自動化
- 大衆が意識するライン
の4つです。
4つのうち資金管理・コスト低減・決済自動化の3つは、非常に大切な基礎知識であり、トレードの根幹を成す大切な概念です。
これらの3つを行うのに、スキルは必要ありません。
ですが、この3つを完全に理解し実行するだけで、【トレードで勝つまであと少し】といったベースの状態を作り出す事ができます。
注意ポイント
いきなり疑似トレードを繰り返すのはやめてください。
トレードのベースの大切さを理解せずして、いくら練習を繰り返してもムダです。
その為に、自分自身の手で、腑に落ちるまで確かめる事が重要です。
これが理解できたら、大衆が意識するラインの検証に移ります。
このラインの上下には、注文が多く集まります。
売買のバトルの決着が着いた方、つまり停滞を抜けた方についていけば、勝ち負けの合計は勝ちが多くなっていくハズです。
大衆が意識するラインを見つける為には、裁量判断が必要になります。
ラインを仮説として設定し、その後の検証結果が良くなるよう、改善を繰り返す事で、裁量判断の能力は向上していきます。
ポイント
3つの仮説を検証するだけで、トレードで勝つまでもう少しというベースを作り出す事が可能。
その上で、ラインの仮説の検証で、コストを上回るだけの裁量判断力を身に付ければ、トレードで資金が増えるようになってきます。


資金管理の検証方法
なぜ資金管理の検証が必要なのか?
それは、資金を大きく減らさない為です。
トレードはお金でお金を稼ぐ行為です。
当然、元になるお金が少ないと、稼ぎも少なくなるワケです。
例えば、元のお金が半分に減ってしまうと、元の戻す為には半分の倍、つまり100%稼がなくてはいけません。
これが仮に75%減ってしまうと残りは25%になり、100%に戻す為には3倍稼がなくてはいけない事になります。
ですが、目減りが10%だとすると、残り90から11%稼ぐだけで元本は回復します。
この損失とリカバリーの関係を心底から理解する為に、練習ツールで資金管理の検証をやってみるってワケなんです。
本格的な練習ツールである【MT4裁量トレード練習君プレミアム】や【トレードトレーナー】には、ロット自動計算機能がついているため、毎回のトレードでいちいち手動でロット計算する必要はありません。
今回行う資金管理検証の設定は、次の通りです。
検証設定
- 資金:100万円
- 損失割合2%と50%で、リスクリワード1:1のトレードを、勝ち負け交互に10回(勝率5割)繰り返す
- スプレッド、スワップの影響は無視する
- 通貨ペア:ドル円 ※今後の全ての検証でドル円を使用します
損失割合の自動計算は、練習君プレミアムのコントロールパネルからRisk%を選択し、それぞれ【2】と【50】を入力します。
リスクリワードは、同じくコントロールパネルのSL/TP Line Setで損切りと利確ラインを表示させ、ラインドラッグにてRR:1:1に調整します。
RR:1:1に調整しても、損切り幅と利確幅が0.1Pips程度違う場合がありますが、RRが1に合っていればOKとします。


資金管理の検証結果
練習君には、トレード結果をHTMLファイルとして出力する機能が備わっており、損益グラフ付きの詳細なトレードデータが得られます。
上記したように資金管理を設定して、練習君で疑似トレードをやってみた結果のレポートをご覧ください。
損失割合2%
資金100万円の損失割合2%ですから、およそ2万円の増減となります。
勝ち負け交互に10回のトレードが終わった後の結果は、-3,448円になりました。
10回分のトレードの手数料として考えれば、そんなに高いとも思えません。
ほとんどの人が考える、リスクリワード1:1、勝率5割のトレードはこんな感じだと思います。
つまり、「負けても次に勝ったら、負けた分は取り返せる」といった感覚です。
じゃ、次を見て下さい。
損失割合50%
資金100万円の損失割合50%なので、2%の時と同じくほぼ50万円の増減だと思われましたが、実際は違いますよね。
勝った場合よりも、負けた額の方が大きくなっている事がわかると思います。
最後には、-824,595円の損失となり、資産額は100万円から17万5千円ほどに減ってしまいました。
損失割合2%の時とトレードの条件は同じ、リスクリワード1:1・勝率5割にもかかわらずです。
なぜ、このような事になるのかと言うと、次の通りです。
- 1回目のトレードで勝った後、資金の50%の50万円儲かり、資金量は150万円に増えた
- 2回目のトレードは、資金150万円の50%負けたので、損失は75万円になり、資金量は75万円に減った
つまり、損失割合が高い程、トレードを繰り返した時に、資金が減りやすくなるって事です。
資金に対してのロットが高くなるほど、勝ち額よりも負け額の方が多くなる事を決して忘れてはいけません。
欲張ってロットを増やすって事は、わざわざトレードの難易度をぶち上げているだけだと、心底から理解して欲しいと思います。
| 10回検証後の損失額 | |
| 損失割合2% | 3,448円 |
| 損失割合50% | 824,595円 |
ポイント
ほとんどの人はこの事実に気付いていませんが、やってみれば一目瞭然です。
練習ツールを使って、資金管理の検証を自らの手で繰り返せば、資金管理の重要性は身に染みて理解できるハズです。


コスト低減の検証方法
トレードはタダではできません。
証券会社は、取引手数料無料なんて事を謳っていますが、本当の手数料はスプレッドです。
スプレッドは売りと買いのレートの差額の事で、ポジション量×スプレッド分がトレード結果から差し引かれます。
差し引かれる額が多くなると、トレード結果がマイナスになり、スプレッド負けという状態になります。
スプレッド負けを防ぐ為に、コスト低減の検証が必要です。
スプレッドは業者が設定するもので、トレーダーが変える事はできません。
ですが、トレード結果に対してのスプレッド割合なら変えられます。
どうすればスプレッド割合を変える事ができるのか?
それは、時間軸を上げればいいだけです。
チャートの時間軸を上げれば、自ずとTP/SLまでの値幅が広がります。
すると、値幅に対してのスプレッドの割合は下がります。
わかりますよね。
検証には、練習君プレミアムを使いますが、TP/SLラインを等間隔で設定した場合、仕様上勝ち額と負け額は同額にはなりません。
エントリーした瞬間に、スプレッド×ロット分のマイナスから始まり、勝つ為にはスプレッド+TPまでの値幅が必要です。
そして負け額の方には、スプレッドの負担が金額として追加される事になります。
これがどういう事か、実際に【スプレッド1Pips、TP/SLライン5Pips】でセットした、エントリー前後のスクショを見てみましょう。
TP/SLライン両方とも5Pipsで設定しています。
利益額も損失額も同じ2万円ですね。
ですが、現レートからTPまでの値幅を計ってみると、実際には60ポイント、つまり6Pipsとなっています。
このままエントリーすると、どうなるのか見てみます。
エントリーしました。
右の小さな矢印がエントリーレートです。
現レートと、エントリーレートとの差がスプレッドで、先ほどは同額だった勝ち額と負け額に差がついていますよね。
勝った場合は20000円で、負けた場合は-24000円です。
何が言いたいのかと言うと、コストの差を検証するには、コストを視覚化できる方法でする必要があるという事です。
端的に言えば、コストがマイナス額として加算される負けトレードで比較すれば、コストの差の比較が容易であるって事ですね。
視覚化を考慮して設定した、コスト低減の検証方法は次の通りです。
検証設定
- 資金:100万円
- スプレッド:10ポイント(1Pips)
- 4時間足と1分足の負けトレードを10回分比較
- 損切り幅は4時間足80Pips、1分足5Pips
- 1回の損切り額は2万円
練習君の設定画面で、取引通貨を変更して検証します。
取引通貨に4時間足(H4)を設定。
取引通貨に1分足(M1)を設定。
同じ資金、同じ損失額、同じスプレッドで、4時間足と1分足の負けトレードを10回繰り返して結果を見てみます。


コスト低減の検証結果
それでは、同じスプレッドでスプレッド割合を変えて(4時間足と1分足で)10回コストを支払うと、どうなるのか実際にやってみます。
4時間足
1回の損切り額を2万円に設定して、4時間足で10回負けた結果、純益は-202,600円です。
つまり、コストは10回のトレードで2,600円、1回で260円です。
スプレッドが1Pipsのトレードと言えば、多くの人がこれ位のコストを想像するんじゃないでしょうか。
1分足
次に5Pips抜きのスキャルピングをイメージした1分足のトレード結果です。
1回の負け額を2万円に設定して10回負けた結果、純益は-242,400円です。
つまり、コストは10回のトレードで42,400円、1回で4,240円です。
どうでしょう。
ずいぶんと高く感じる事と思います。
このように数値化すれば、【5Pips抜きのコストが1Pips】といった状態が、どれほどの負担になるかがハッキリとわかります。
さらに、短期足になればなるほど、トレード回数は増える傾向にあります。
例えば、1分足のスキャルピングを1日10回、1月に20日行うとすれば、月に200回のトレードを行う事になり、トータルコストは4,240円×200回=848,000円になります。
対して、4時間足のゆったりデイトレードを2日に1回行うとすれば、月のトレード回数は10回となり、トータルコストは260円×10回=2,600円です。
| トレード1回当たりのコスト | 1月当たりのコスト | |
| 4時間足 | 260円 | 2,600円 |
| 1分足 | 4,240円 | 848,000円 |
ポイント
トレードで利益を上げるには、コストを上回る事が必要です。
その為、コストがかさむ超短期トレードでは、それを上回る為の難易度は跳ね上がります。
コストについての検証を行えば、この事実が実感として得られ、コストを抑える意識が根付くハズです。
コレが出来れば、トレードの難易度は大きく下がります。


決済自動化の検証方法
決済の自動化は、私が勝てるようになったきっかけとも言える概念です。
なぜ決済の自動化が必要かと言えば、決済を成り行きで行うと、人は損をするようにできているからです。
コレはプロスペクト理論で証明されている事実です。
もちろん、トレーニングにより、本能を上回る理性を身に付ければ、思ったように決済可能かもしれません。
ですが、今は自動決済という手段があるんですから、わざわざ困難な道を選ぶ必要はないでしょう。
利を伸ばしたいのなら、時々はチャートを見て、伸びていたらTP/SLラインを利益方向へずらせばいいだけです。
※絶対に損失方向へずらしてはいけません。
決済自動化の効果を知る為の検証方法ですが、決済を自動化した場合と、決済を成り行きでした場合を比較検証してみます。
自動化した検証結果は既に上記してありますので、それを使います。
こちらですね。
決済を自動化して、均等の勝敗を繰り返すと、じわじわと資金が減っていきます。
これなら、じわじわと減る分だけを上回れば、資金は増えていきます。
「トレードは上がるか下がるか二択」とよく言われますが、それは決済を自動化したこの状態を指します。
次に、決済を成り行きで行う場合を、どうやって練習ツールで再現するかですが、次のような考え方で検証していきます。
「エントリーしたら、損益がプラスになるまでホールド」
「少しでもプラスになったら、利益を確保」
こんな感じ。
なぜこのような考え方で検証するのかと言えば、昔の私がコレをやったからです。
ついでに言えば、チャートに張り付いてコレをすれば、絶対に負けないと思っていたし、なんならそれを吹聴してました。w
割と多くの初心者がコレをやるんではないでしょうか。
この考え方を再現・検証してみる方法ですが、次のように設定します。
検証設定
- 資金:100万円
- 時間軸:1時間足
- 利確:5Pips
- ロット:4Lot
- 損切り、ナンピンはしない
- エントリーはランダム
こんな感じ。
決済成り行きの検証ですが、「少しでもプラスになったら、利益を確保」を再現する為に、利確は5Pipsに設定します。
資金100万円に対しての4Lotエントリーでは、5Pips勝った場合の利益額は2万円です。
この場合、USDJPYのレートが160円の時、レバレッジは6.4倍となり、多くの初心者が「これ位ならいける」と考えそうなLotなのではないでしょうか。


決済自動化の検証結果
それでは、決済を、
「エントリーしたら、損益がプラスになるまでホールド」し、
「少しでもプラスになったら、利益を確保」
すれば、どのようになるのか、練習君で再現してみましょう。
決済成り行きの検証結果
こうなりました。
1時間足で5Pips抜きなら、適当にエントリーしてもコツコツと勝てているのがわかります。
今回の検証の場合、なんと16連勝です。
ですが、最後の1回で、全ての利益を吐き出し、ドカンと負けていますよね。
典型的なコツコツドカンとなりました。
勝ちトレードの詳細はこんな感じ。
1回だけ、1日以上ホールドする局面がありましたが、ほとんどのトレードで1時間~3時間以内に利確されています。
これなら、「小まめに利確していたら勝ち続けていける」と考える人が出るのも無理はありません。
事実、私がそうでした。
対して、負けトレードの詳細はこうです。
たった1回の負けトレードでこうなりました。
エントリー後、一度もプラスに転じる事無く、マイナスエリアで右往左往した挙句、最終的には証拠金を全て失う含み損になったので仕方なく決済しました。
※実際のトレードでは、こうなる前にロスカットもしくはゼロカットが発動します。
最終的な損切り幅は、3591ポイント、つまり359.1Pipsです。
エントリー日を含めて9日間かけて、ここまで下がりました。
ここで、ホールドして含み損に耐えている心境を想像してみてください。
途中、含み損から上昇するかと思いきや、何度も裏切られ再度下降していますよね。
コツコツドカンを食らった人は、このツラさ、最後に全てを失った頭の中が真っ白になるような喪失感が理解できるハズです。
| 成り行き決済をすると… | 総損益 |
| コツコツと勝つ | 2×16回=32万円 |
| ドカンと負ける | たった1回で-1,404,964円 |
ポイント
決済を自動化せず、成り行きで行えば、いつか必ずこういった結末を迎えます。
コツコツと勝っている時は、天にも昇るような有頂天な気分が味わえますが、含み損に捕まると地獄のような苦しみが待っています。
そして、最後には、資金のほとんどを失う事になります。
この事実を、検証によって事前に理解しておくと、リアルトレードで決済予約を入れずにトレードしようという気は起こらないハズです。
ちなみにですが、レバレッジや証拠金維持率は関係ありません。
逆に、維持率に余裕があって耐えて耐えて、耐えた末にロスカットを食らうと、守られるハズの証拠金が少ない為むしろ損害は大きくなります。


正しいベースが出来ればトレードは難しくない
以上、資金管理、コスト低減、決済自動化を検証してみました。
それぞれを意識しない場合の難易度の高さが、よく理解できたのではないでしょうか。
逆に、
- 1回の負けを資金の2%に限定
- チャートの時間軸を上げてコスト低減
- エントリー時に利確/損切りを予約
コレを徹底するだけで、ランダムにエントリーしたとしても、勝敗は限りなく【5分5分-コスト分】に近付きます。
この基本を理解して実行する事が、可能な限りトレードの難易度を下げる事を理解してください。
この状態さえ構築できれば、後はコストを上回る【エントリーの優位性】があれば資金は増えていきます。
そのエントリーの優位性を推し量るわかりやすいラインが、大衆が意識するラインってワケです。
ポイント
この記事をここまで読んで、トレードのベースを作る重要性を理解したならば、トレードで勝てるようになるまであと少しです。
最後だけは裁量判断をする必要がありますが、難しく考える必要はありません。
裁量判断なんてものは、【慣れ】で身に付けられます。
早ければ数ヵ月、遅くても1年もあれば、資金は増えていくようになるハズです。
後は時間が資金を雪だるま式に増やしてくれるでしょう。


大衆が意識するラインの見つけ方
さて、これまでトレードのベースとなる考え方と、それを心底から理解する為の検証方法と検証結果をお伝えしました。
ここからは、いよいよ裁量トレードのキモである裁量判断に入っていきます。
何をもって裁量判断するのかは、トレーダーの数だけあるとは思います。
例えば、パターン認識だけで充分な利益を上げている人もいるでしょう。
ですが、パターンができる理由を知っていた方が、納得してエントリーできるのではないでしょうか?
少なくとも私はそうです。
パターン全てを覚える事は難しいでしょう。
ですが、大衆心理とダウを知っていれば、パターンなどは覚える必要はありません。
大衆心理とダウで、全てのパターンは説明できるからです。
ダウで覚えるべきは、
【トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する】
という一節だけで構いません。
前置きが長くなりましたが、大衆が意識するラインの見つけ方を順を追って解説していきましょう。
チャート早回し観察
練習君であれば、過去チャートをスピード可変しながら早回し・逆再生が可能です。
もちろん、トレードトレーナーでクリックしながらチャートを前後させても構いません。
そうやって、練習ツールでチャートが形作られる様子を、ひたすら観察して欲しいと思います。
そうすれば、「おっ!?」と思う局面が必ず現れます。
何をもってそう思うのかと言えば、【値動きの理由が説明出来そうな局面】です。
そういった局面が見つかれば、ケーススタディを行ってみて下さい。
ケーススタディ
ケーススタディは事例研究とも呼ばれ、特定の事例(チャートの値動きなど)のプロセスや法則性を見つけ出す為の学習方法です。
やり方を簡単に説明すると、「答えを見てから、その答えに至る理由・根拠を考える」って事です。
実際のチャートを見ながらちょっとやってみましょう。
トレンド確定ラインを超えて伸びた局面です。
①:これまでの下げで形成してきた下降トレンドラインを上抜けます。
コレを見て、一部の大衆が「下降が終わるのでは」と考えます。
②:①の次につけた安値が切り上がっています。
これで、さらに多くの大衆が「下降から迷った局面に入った」と考えます。
③:①の高値付近で何度か止まって小さなレンジを形成しています。
このラインを明確に抜ければ、上昇トレンド確定となり、「一気に買いが集まるのでは」と多くの大衆が考えるでしょう。
×:上昇転換の邪魔になるとすれば、下降時につけた目立つ戻り高値です。
この辺りで一旦もみ合いになる可能性があります。
つまり、この局面での大衆が意識するラインとは、【上昇トレンドが確定】するこのラインです。
この考え方のプロセスの体験が、ケーススタディです。
これを何度も繰り返すうちに、大きく動く前のパターンがわかるようになっていきます。
そういったパターンが決まれば、そのパターンを使ったシミュレーションを行います。
シミュレーション
シミュレーションの目的はデータ取りです。
データ取りには2つの段階があり、1つ目はパターンの優位性を確かめる事、2つ目は自分の実力を確かめる事です。
1つ目の検証は、逆再生を多用しますが、2つ目の検証では逆再生はしません。
リアルではチャートは逆には戻らないからです。
まずは、大衆が意識するラインが明確なパターンを、【1つだけ】採用します。
そして、そのパターン出現時に、上記した資金管理、コスト低減、決済自動化を実行した上でシミュレーションを行い、任意の期間のトレードデータを取ります。
そして、データが良くなるように、パターンを変更しながら、シミュレーションを行えば、いいデータが取れるパターンがわかるハズです。
資金管理、コスト低減、決済自動化、そして大衆が意識するラインが明確なパターン、これで自分だけの手法が完成です。
次に、自分の手法に採用したパターンを、完成前に発見するトレーニングを行います。
伸びた後に見つけられても、リアルトレードでは意味がないからです。
ここが、裁量判断を鍛えるポイントになります。
逆に言えば、これさえ出来るようになれば、トレードで勝てるようになるという事です。
チャート早回し観察、ケーススタディ、シミュレーションの順に検証を進める事で、実力に応じた練習を行う事ができます。


トレンド確定ラインの検証方法
それでは、大衆が意識するラインの1例として、【トレンドが確定するライン】を抜けたらどうなるのかを検証していきましょう。
検証は、これまで学習した資金管理、コスト低減、決済自動化を全て行った上で行います。
検証の設定は次の通り。
検証設定
- 資金:100万円
- 時間軸:1時間足
- エントリー:トレンド確定ラインを抜けた時
- 損切り:トレンドが完全に否定される所(直近最高値・安値)
- 利確:リスクリワード1:1に設定
- トレード回数:10回
以上の設定で、結果がどうなるのか練習君でシミュレーションをしてみましょう。


トレンド確定ラインの検証結果
早速結果をご覧ください。
いきなり負けから始まりましたが、資金管理をしっかりしているため、リカバリーも簡単です。
10回トレードの結果は、
- 純益:81,167円
- プロフィットファクタ:2.28
- 勝率70%
こうなりました。
よくある、「損小利大で損切りを浅く、利は伸ばす」なんて事言ってる人も多いですが、リスクリワード1:1でも充分に勝てる事がわかりますよね。
こういった事も、自分で検証してみる事で、ハッキリと理解できます。
全てのトレードのスクショを撮ってありますのでご覧ください。
・1回目、負け
綺麗なアセンディングトライアングルが見られましたが、結果は負けです。
2日以上のホールドとなり、ヤキモキしましたが、決済予約をしてあるので見てるだけです。
・2回目、勝ち
こちらはディセンディングトライアングル抜けですね。
素直に伸びて半日ちょっとで利確到達です。
・3回目、勝ち
右肩下がりのダブルトップ抜けでの売りです。
ダブルトップを狙う際は、トレンド発生方向に肩が傾いているパターンを狙うと勝率が上がりますよ。
・4回目、勝ち
綺麗なアセンディングトライアングルです。
抜けで、注文が集中している様子が手に取るようにわかります。
・5回目、負け
安値切り上げのダブルボトムでの買いです。
ヒゲ先でエントリーして一度も上昇する事無く、負けました。
全てを予測する事は不可能なので受け入れましょう。
・6回目、勝ち
単なるダブルトップよりも、何度か同じラインで止まってから抜けた方が勢いよく動く傾向が強いです。
・7回目、勝ち
リターンムーブで一旦は含み損になりましたが、巻き返しました。
決済自動化を行っていると、このような値動きでもチャートを閉じて放置しているだけです。
・8回目、負け
一旦は目論見通りに下がったんですが、利確までは届かず、反転して損切りとなりました。
ちなみにですが、ある程度伸びたら、利益方向に決済をずらす事により、ある程度損失を限定する事ができます。
9回目、勝ち
急騰の後、こういったパターンが出ると、急落に転じる事がよくあります。
10回目、勝ち
値幅が大きい為、時間がかかりましたが、利確到達です。
リアルなら見逃すような、わかりにくいパターンでも練習ツールなら気軽にエントリーできます。


自らやってみる事が何よりも大切
練習ツールを使った、効率的なトレードスキルの習得方法は以上です。
この記事を読む事で、あなたはトレードスキルを得る為の方法を知ったワケですよね。
ですが、残念ながら、この記事を例え100回読み込もうとも、トレードで勝てるようにはなりません。
なぜならば、スキルを得る為に最も大切な、【自分自身でやってみる】という事をまだやっていないからです。
少し考えてみて下さい。
例えば、ピアノを弾いてみたい人が、Youtubeで動画を観ていたら弾けるようになりますか?
なりませんよね?
スノーボードでのコブ斜面の滑り方の解説をいくら知ったところで、実際にゲレンデに出てコブを滑ってみない事には絶対に上達しません。
「それは身体を使う事だからだろう」と思う人っていますか?
だったら、数学の問題を想像してみてください。
解き方を知ったら、始めて解く問題がスラスラ解けるんでしょうか?
解けませんよね。
答えを見ながら、答えに至る過程を何度も体験しながら、やっと答えを解けるようになっていくものなんです。
ここで挙げた例は、誰でもわかる事だと思います。
ですが、トレードではなぜか、「自分自身で体験する事でできるようになる」という当たり前の事がわかりません。
だからこそ、この記事で書いてある事を、「自分で確かめてみよう」と考え、実践に移す人は、それだけで頭1つ抜きん出ています。
その差は、行動を継続すればするほど開いていき、ついには搾取する側とされる側に分かれてしまいます。
お金を得る側と、失う側です。
どちらになりたいですか?
ポイント
FXはゼロサムゲームであり、勝ちの分だけ負けがあります。
勝ちの側でいたいのなら、それなりに考えて行動を継続する必要があります。
それを、なぜやるのか、どうやるのかは既にこの記事で書きました。
後は、あなた自身が行動を起こし、効果を実感するまで継続するだけです。
効果が実感できれば、頑張らなくても行動を続けていけます。


まとめ
お疲れ様でした。
この記事では、私が勝てるようになった練習ツール【MT4裁量トレード練習君プレミアム】を使って、練習ツールで検証するべき4つの事項をわかりやすく解説しました。
ここまで読んで、やる気が出たのなら、ぜひ今、練習君プレミアムのWebサイトを読んでみてください。
サイトには、読むだけでも役に立つ情報が数多く書かれています。
購入したのなら、この記事の具体的なやり方を読みながら、実際にやってみてください。
きっと、数ヵ月もする頃には、資金が増えるようになってくるハズです。
私はスキャルピングで挫折してから長らく、チャートを見ずに儲ける方法を探していました。
ですが、楽な方法をいくら勉強したとて、楽ななりの結果でしかありません。
コツコツと積み上げたモノが、ドカンと無くなるか、運よく残ってもわずかな額しか残りませんでした。
そして最終的には、20年の歳月と2000万円超を失ったんです。
この記事を最後まで読んでくれたあなたには、私のようになって欲しくはありません。
かけがえのない人生の時間と、理不尽に耐えて貯めたお金を失いたくないのなら、今すぐ自分を向上させる為の行動を取ってください。
それが、私が長年かかってついに見つけ出した、トレードで儲ける為の最短の道です。
余計な回り道をせず、最短の道を行けば、望む未来はスグそこにあります。
どうか、希望を持って行動を始めてください。
ヒロセ

























