FXで最も資金効率がいいのは、デイトレードなどの短期裁量トレードです。
デイトレがハマると、余裕のある資金管理をしていても、数ヵ月で資金を倍増させることも可能です。
ですが、やったことがある人ならわかる通り、裁量トレードは難しいものです。
だからこそ、少しでもトレードの補助になるようなツールを、上手に使いたいですよね。
どうも。
チャートは何も入れない派のヒロセです。
この記事では、私の認める実力派トレーダーの一人、『もちぽよ』さんが提供する、【もちぽよアラート】の導入方法と使いこなし方の解説を行っています。
この手のツールは、口の悪いトレーダーにゴミ呼ばわりされる事も多いので、警戒している人も多いかもしれません。
しかし、ツールはあくまでも道具であり、道具を使った結果は使う人間次第です。
ツールに100%依存することなく、使いこなす事で、ツールのありがたみが身に染みてわかるハズです。
私が今回、もちぽよアラートを導入して感じたことは、
今勝てない初心者さんに最適なのは当然として、既に勝てるようになった人がより楽にストレスなくトレードできるツール
だという事です。
この記事では、【もちぽよアラート】を最速で使いこなすための裏技的方法も盛り込んであります。
是非、参考にしていただいて、あなたのトレードの成功に役立てていただきたいと思います。
目次
もちぽよアラート導入方法
もちぽよアラートの特徴やメリットについては、販売ページに詳しく書いてあるので割愛させていただきます。
もちぽよアラートがなんなのかわからない人は、まずゴゴジャンの販売ページをご覧ください。
【もちぽよアラート】
さて、もちぽよアラートを購入したら、使い始めるまでのセットアップの手順が動画にて紹介されているワケですが、動画ではイマイチわかりにくい方も中にはいらっしゃると思います。
というわけで、ゴゴジャンで購入してダウンロードするところから、MT4へのセットアップまで、テキストと画像でさらに詳しく解説していきます。
買っても導入できなければ意味がありません。
ダウンロード販売に不安な方は、参考にしてみてください。
マイページからの商品ダウンロード方法
ゴゴジャンの販売ページから購入したら、マイページに購入商品が登録されています。
今回はマイページからのダウンロード方法を解説します。
まずはマイページを開いて、左メニューの『利用する』をクリック。
プルダウンメニューが開いたら、『ダウンロード商品』をクリック。
購入したダウンロード商品一覧が表示されるので、もちぽよアラートをクリックして選択。
商品ダウンロードをクリック。
ちなみに、こちらの画面で使用口座のリセットが可能です。
使う証券会社を変えたいときは、こちらでリセットすることで変更できます。
登録は使用口座にセットアップすると、自動的に登録されます。
注意ポイント
ダウンロードする際は、ファイルがどこに保存されるのかを必ず確認したうえで保存してください。
ダウンロードはしたけど、どこにあるのかわからないといったトラブルの相談をよく受けます。
ダウンロードが終わったら、ZIPファイルを右クリックし、全て展開しておきます。
展開先は混乱しないよう、同じフォルダにしておくのが無難です。
以上でダウンロード方法は終了です。
テンプレートをダウンロードする
もちぽよアラートをダウンロードして展開すると、次のファイルがあります。
ダブルクリックして開きます。
開いたら、インジケーター2つと、『必ず最初にお読みください。』というPDFファイルがあります。
PDFファイルをダブルクリックして開きます。
インジケーターはここの2種類と、あとからダウンロードする6種類の計8つを使用します。
PDFファイルの上部に、購入者専用の会員サイトのリンクとパスワードが貼ってあります。
パスワードを控えて、リンクをクリックします。
ログイン画面に飛ぶので、ログインをクリック。
会員サイトにログインできます。
ホームから少し下にスクロールすると、最初の動画の下に『テンプレート配布』というリンクが貼ってあるのでクリック。
ダウンロード画面に飛ぶので、『ダウンロード』をクリックし、保存先を確認してから保存してください。
【もちぽよアラート】チャートテンプレートというZIPファイルがダウンロードできるので、全て展開しておきます。
展開したファイルを開けると、インジケーターとテンプレートのフォルダが入っています。
インジケーターフォルダには、インジケーターが6種類入っています。
テンプレートフォルダには、テンプレートが入っています。
テンプレートとは、ほとんどのインジケーターをセットアップしたチャートを保存したもので、コレを適用することで1発でチャートのセッティングが完了します。
以上でテンプレートのダウンロードは完了です。
MT4にインジケーターをセットアップする
次に、ダウンロードしたインジケーターファイルをMT4にセットアップしていきます。
操作としては、ダウンロードしたファイルをMT4のデータフォルダに入れる作業になります。
ダウンロードしたフォルダと、MT4データフォルダを、デスクトップに並べて表示しておくとわかりやすいと思います。
使用する口座のMT4を開いて、データフォルダを開きます。
上部メニューから【ファイル→データフォルダを開く】とクリックします。
データフォルダが開いたら、MT4は一旦終了しておきます。
データフォルダの【MQL4】をダブルクリック。
【Indicators】をダブルクリックして開きます。
こんな感じでインジケーターが並んでいます。
ここに、もちぽよアラートのインジケーターを入れていきます。
データフォルダを開いたまま、ゴゴジャンからダウンロードしたもちぽよアラートのフォルダを開きます。
・・・・・ex4というファイルがインジケーターになります。
2つのインジケーターをコピーして、データフォルダに貼り付けます。
貼り付けが終わったら、もちぽよアラートのフォルダは閉じてください。
データフォルダは開けたままにしておきます。
次に、【もちぽよアラート】チャートテンプレートでダウンロードしたフォルダを開きます。
【Indicators】をダブルクリックして開きます。
インジケーターを開いたら、全て選択&コピーしてデータフォルダに貼り付けます。
以上で、インジケーターのセットアップは終了です。
MT4にチャートテンプレートをセットアップする
次に、チャートテンプレートをセットアップします。
【もちもよアラート】チャートテンプレートフォルダの【templates】をダブルクリックして開きます。
MT4データフォルダの一番上の階層に戻り、【templates】を開きます。
両方のフォルダが開いたら、ファイルをコピーして貼り付けます。
貼り付けが終わったら、両方のフォルダを閉じます。
以上で、チャートテンプレートのセットアップは終了です。
MT4を確認する
コレで全てのファイルのセットアップが完了しました。
MT4を再起動してチャートを開いてみましょう。
チャートは上部左側の【+】をクリックして、通貨ペアを選ぶ事で開くことができます。
今回はGBPJPYを開いてみます。
GBPJPYのチャートが開きました。
このチャートが開いた状態でテンプレートを適用します。
上部メニューから【チャート→定型チャート→01_2021_もちぽよアラート】とクリックしてください。
アラート以外のインジケーターが全てセットアップ済みのテンプレートが適用されます。
このチャートにさらにアラートインジケーターを追加します。
1:上部のアイコンからナビゲーター(★マーク)をクリックします。
2:ナビゲーター画面から【インディケータ】の左側の+をクリックし、展開します。
【インディケータ】が展開されたら、【MochipoyoAlert_ver2】というインジケーターが入っているハズです。
【MochipoyoAlert_ver2】を開いたチャート上にドラッグ&ドロップします。
ドロップすると、このような画面が表示されます。
OKをクリックして適用します。
チャート上に、【long】【short】【exit】のシグナルが表示されます。
以上で、もちぽよアラートの導入が全て終了しました。
お疲れ様でした。
もちぽよアラートを使いこなす方法
もちぽよアラートは、『サインが出た通りにトレードすると誰でも儲かる』といった魔法のツールではありません。
冒頭でも書いた通り、道具を使った結果は、使う人次第です。
従って、もちぽよアラートを使いこなそうといった意思が重要になってきます。
初心者向けのアラートのセットアップや取捨選択方法などは、会員サイトの動画で解説されているので、ここでは割愛します。
使いこなすといっても難しく考える必要はありません。
ほんの少しの勉強、例えばダウ理論・グランビルの法則・エリオット波動、この辺り。
あとは、ただ慣れるだけです。
慣れでFXは勝てるようになります。
というか、それしかありません。
いかにアラートが有効な局面を見つけ、利益に繋げられるかは、どれだけチャートを見てどれだけ行動を起こしたかにかかっています。
つまりは、もちぽよアラートを使った経験を積むって事です。
例として、過去チャートを利用して、もちぽよアラートの有効な局面を見てみます。
トレンドが発生している局面で、アラートが有効であることが一目瞭然ですよね!
赤丸と青丸は、私ならここでエントリーするだろうと思われるところです。
エントリーの取捨選択の判断は次のポイントで行っています。
・トレンドがどの時点で発生したと見られるか
・グランビルの法則
・サポレジ転換のわかりやすさ
・上昇下降に対しての押し戻りの深さ
など。全てが揃わなければいけないなどの条件は設定していませんが、根拠が多いほど安心できます。
特に着目するポイントは、より多くの人が注目するであろう所です。
なぜならば、レートはトレーダーが動かすものだからです。
従って、チャートがキレイだったりわかりやすい所が、思惑通りに動きやすいというワケです。
もう1例見てみます。
こちらも、私ならエントリーするところを〇で囲っています。
先ほどのチャートより少なくなりましたし、longで入ったところは損切りにかかる状況です。
トレードは負けたり勝ったりを繰り返して、トータルで利益を残すものです。
結果がわかっているからといって、有利な所ばかりを見ていても仕方ありません。
『自分ならどこでエントリーするか』を明確な理由で選びつつ、過去チャートでひたすら検証を行ってみてください。
過去検証と同時に、デモトレードで日常的にもちぽよアラートを利用してトレードを行っていけば、リアルタイムでのトレードスキルもついていきます。
気付けば、次第にお金が増えていく事に気が付くでしょう。
そうなったら、無理のないロットでリアルトレードへ移行していけばOKです。
最速で経験を積む裏技的方法
MT4を使用する利点として、過去チャートでの検証がやりやすい事が挙げられます。
トレードは検証無くして勝てるようにはなりません。
つまり、できる限り早く儲けられるようになるためには、できる限り多くの検証を短期間に繰り返す方法があればいいワケです。
次の動画を見てください。
これは、【トレードトレーナー】という検証ソフトで、もちぽよアラートを組み込んだ過去チャートを動かしている様子です。
このように、過去チャートを再生または巻き戻し、チャートが出来上がる様子を観察したり、ケーススタディやシミュレーションを繰り返す事で、高速で経験値が得られます。
検証ソフトを使用する事で、リアルタイムのチャートとは比べ物にならない情報量を脳内に叩き込む事が出来るんです。
当然、チャートのマルチタイムフレーム表示にも対応しています。
ポイント
もちぽよアラートを最速で使いこなせるようになりたいのなら、もちぽよアラートがチャート上に表示される様子を何度も繰り返し観察するのが最善です。
【トレードトレーナー】があれば、過去チャートを利用した、もちぽよアラートのマルチタイムフレーム分析も、ケーススタディもシミュレーションも思いのままです。
楽しくチャートに向き合い、チャートからの情報をインプットし、シミュレーションで結果を数値化する。
コレを繰り返していると、もちぽよアラートの使いこなしに加えて、あなた自身の相場観も必ず育ってきます。
もしも、もちぽよアラートを使っても、思ったように資金が増えていかない時は、
自分自身の能力を上げる
という視点で自己投資をしてみてください。
もちぽよアラートでシミュレーションしてみた
試しに、2023年1月1日から2月1日までの過去チャートを使用して、シミュレーションを行ってみました。
チャートの時間軸は長期足を4時間足、短期足を15分足に設定し、短期足にもちぽよアラートを設定しています。
使用したシミュレーションツールは旧バージョンの練習君プレミアムです。
アラートは私の判断で取捨選択を行い、逆側の直近高安値に損切りを置いて、利確は伸びた側の直近高安値もしくは直近の値振幅幅の倍近くに設定しました。
決済はデイトレを想定し、設定した地点に到達しなくても、保有時間が長くなれば手動決済を行っています。
1ヵ月のシミュレーションを行った所要時間は3時間程度です。
ちなみに、逆張りアラートは出ないよう設定を変更してあります。
トレンド方向に逆らう逆張りはお勧めできませんし、私も逆張りで儲ける事は出来ないからです。
結果を出力したスクショがこちら。
総取引数29回、勝率79%、プロフィットファクター5.19となりました。
ちょっと出来すぎの感はありますが、前半でうまくトレンドに乗れたため、いい結果となりました。
複数ポジションを取ったため、取引数が多くなりましたが、実際のチャンスはもう少し少ないと思います。
感覚的な話にはなりますが、【GBPJPY】【GBPUSD】【EURGBP】の3通貨ペアにぽちぽよアラートを設定し、15分足でトレードを行う場合、会社勤めの人であっても、月間10~20程度はいいエントリーポイントを見つけることが出来ると思います。
注意ポイント
シミュレーションには私の裁量判断が入っています。
サインに従って誰でも出せるという成績ではありません。
もちぽよアラートを使用した感想
私はリアルトレードを行う際には、インジケーターは一切表示させていませんが、もちぽよアラートを使用することでエントリーの心理的負担が少なくなると感じました。
短期足の相場の行き過ぎを感知してアラートが出現するので、長期足の方向が明確であり短期足でトレンドが確認できるのなら、かなり正確に押し戻りのポイントを教えてくれます。
充分な過去検証を行い、優位性の高いアラートの取捨選択ができるようになってくると、さらに自信を持ってエントリーできるようになります。
アラートはMT4で鳴らすことが出来る他、メール送信もできる為、エントリーチャンスを逃すことも少なくなります。
アラートが鳴ったら、チャートの長期足と短期足を確認し、エントリー根拠が多ければエントリーを行い、同時に損切りと利確の決済注文を入れておく。
コレを繰り返すことで、いつしか資金が増えていく事を実感できると思います。
もちぽよアラートを信用して運用できるようになると、アラートが鳴った時だけチャートを確認すればトレードができます。
つまり、ムダな時間を費やすこともなくなり、ポジポジ病などの対策にも効果的です。
重要な事なので繰り返します。
ツールを使用した結果は、使う人次第です。
せっかく自己投資をしているのだから、有効に使わないと損ですよね。
だからこそ、真剣に自分の能力を上げる事を考えてみて欲しいんです。
ツールに100%依存するのではなく、ツールの助けを借りて能力を伸ばすイメージです。
もちぽよアラートの上手な使い方の情報はもちぽよさんのTwitterでも発信されています。
【これだけでも十分!FXで稼ぐ方法①】
インジケーターにはいろいろ種類がありますが、私は「RCI」をメインに使っています。RCIは主にトレンドで押し目や戻り目を狙ったり、レンジで上下を狙ったり、状況によっては逆張りで美味しいタイミングを狙うこともできます。
簡単にRCIの説明をすると… pic.twitter.com/VBOpcbq1nB
— ポンド戦士もちぽよⓂ︎FXと株で資産増やし中 (@mochi_fxtrader) September 27, 2023
日足×1時間足の組み合わせは以前に説明しましたが、4時間足×15分足でも基本的な考え方は同じで、上位足RCIの方向に合わせて下位足の押し目(ロングサイン)を拾うのが利益を狙いやすいです。さらにその押し目のタイミングで「データが取れてる他の根拠をいかに見つけられるか」で精度を上げていくイ… https://t.co/HcigBNZtgF pic.twitter.com/BTwN6usGXL
— ポンド戦士もちぽよⓂ︎FXと株で資産増やし中 (@mochi_fxtrader) October 11, 2023
以前にもちぽよアラートの過去チャート事例にも載せましたが、日足と1時間足の組み合わせエントリー。まさにこういう状況でこういったポイントが狙いです。#もちぽよアラート https://t.co/HcigBNZtgF pic.twitter.com/d7osT9Bua0
— ポンド戦士もちぽよⓂ︎FXと株で資産増やし中 (@mochi_fxtrader) July 13, 2023
https://twitter.com/mochi_fxtrader/status/1646663481708642305?s=46&t=uJQV1YBF7tVmaIVknmYPLQ
もちぽよアラートを購入したなら、是非フォローをお勧めします。
一部のトレーダーにゴミ呼ばわりされることの多いサインツールですが、もちぽよアラートは決してゴミなどではありません。
使用する人の利益を願って、時間と労力をかけて作り出された優秀なツールです。
使いこなすことさえできれば、これほど頼りになるツールはそうそうないと思います。
確かに金額は安くはないかもしれませんが、ツールの助けを借りて自分の能力を伸ばす行動さえ起こせば元はスグに取れるハズです。
エントリー画像集
上でも、もちぽよアラートの有効な局面を解説しましたが、ここではさらに詳しく2画面でのエントリー局面の画像を紹介します。
もちぽよアラートを【トレードトレーナー】に適用する事で、マルチタイムフレームでの過去チャート分析が可能になります。
時間軸は長期足が日足、短期足が1時間足です。
画像左側が日足、右側が1時間足になります。
着目点は、日足の【波】、1時間足の【トレンド】がどちらに向いているか、という点です。
どちらも転換局面、停滞から抜ける局面を特に重視しています。
このようなチャートを観察して、エントリーに適しているかどうかの検証を繰り返す事で、トレードの実力が上がっていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
エントリーに適さない局面
上位足が上昇局面から、迷っている局面に突入しています。
ロウソク足の上下にヒゲが伸びており、方向感のない様子が見て取れます。
このような時に短期足でアラートが発生しても思ったようには動きません。
こういった局面の場合、わかりやすく抜け出るような動きが出るか、完全に抜けるまで待つ方が賢明です。
上位足が【上昇局面から下方へ波の転換が起こるか】といった局面でしたが、ピンバーが出現し、直近の下げをほぼ全て戻しています。
このような場合、下降が否定されたといった意識が広がるため、売りは危険です。
戻りが大きすぎる場合、レートが移動平均線の上にしまい買い勢が強くなります。
先ほどのピンバーと同じ下降否定ですが、パターンはツーバーリバーサルといったパターンになります。
勢いのいい下げが全て戻して、むしろ上昇を示唆するパターンです。
ピンバーとの違いは、同じような値動きがロウソク足1本の中にあるのか、2本に分かれているのかの違いです。
ここでも、レートは移動平均線を完全に上回っています。
上位足で前日安値を下回って、波の方向が下に変わろうかといった局面での買いです。
その前段階の押しで買った人勝ちが、諦めて売るエリアに入ってきており、その後のサポレジ転換を確認して急落しています。
移動平均線も完全に下回った位置での買いは危険です。
上位足が上昇中に付けた押し安値をレートが下回っておらず、上昇継続中と判断できます。
直近で小さなダブルトップをつけて下降に転じるかと思いきや、大きな流れに押し負けた格好です。
さらに少し巻き戻して、売りエントリー付近での時間で観察してみます。
押し安値ラインを引いてみました。
このラインを完全に下抜けると、方向感が変わると判断できますが、現状はまだ上昇中と見る人も多いハズです。
さらに、直近でトライアングルを形成しており、上抜けたら買おうと狙っている買い勢がいると推測できます。
売りを仕掛けるなら、トライアングル上抜けで逃げれるように損切りを置くべきです。
上位足の波が下方向を向いたままであり、買いは危険です。
直近で迷ったような値動きになっていますが、高値切り下げで安値が揃ったディセンディングトライアングルを形成しており、安値ラインの下抜けを狙っている売り勢が多いと考えられます。
このような局面での買いアラートは無視しましょう。
エントリーに適した局面
次にエントリーに適した局面のスクショを公開します。
伸びた後に加えて、伸びる前のエントリー時のスクショも貼っておきますので、よく観察して形や様子を覚えてください。
伸びた局面を確認してから、伸びる前に戻してエントリー根拠を考えるケーススタディを繰り返す事で、リアルトレードでのエントリーの成功確率が上がっていきます。
トライアングル下抜け
上位足の波が上から下へと転換した局面での売りです。
レートが迷っている局面から振れ幅が小さくなるトライアングルを形成して下抜けしています。
時間を巻き戻しエントリー時のチャートを観察してみます。
上位足が前日終値の段階でトライアングルを実体で下抜けています。
下位足でも移動平均線を明確に下抜けた位置で、売りアラートが出現しています。
直近高値に損切りを置いて売りを仕掛ける局面です。
この時点では日足で確認できるネックラインを下抜けていないので、そこには注意が必要です。
上昇転換後の押し
上位足が直近の迷っている相場を上抜けて上昇転換しています。
下位足のチャートの形もキレイで大勢の大衆が注目する局面です。
エントリー時のチャートです。
下位足で戻り高値を上抜けてトレンド転換したと認識されます。
さらに上位足で確認できるネックライン、下位足で確認できる戻り高値ラインを明確に上抜けて、サポートされています。
このような位置で出現したアラートは伸びる可能性が高いです。
勢いのある上昇トレンド中の押し
上位足では上昇トレンド継続中です。
さらに直近の一時的な下降から、再び上に向かおうかという局面で買いアラートが出現しています。
エントリー時に巻き戻してみます。
下位足で戻り高値を超えている様子がわかります。
このことで、下位足で下から上へのトレンド転換が起こるのではという認識が広がります。
さらに上位足では、アウトサイドバーを形成しており、上抜けを狙っている買い勢が多いと考えられます。
このような位置で出現したアラートは信頼できます。
インサイドバー上抜け後の押し
上位足は小刻みに上下の波を繰り返していますが、直近ではインサイドバーを上抜けて、デイトレレベルでは十分な上昇が見込めそうです。
インサイドバー上限を上向けて勢いよく上昇した後、一旦押した局面で買いアラートが出現しています。
下位足で上位足のインサイドバー高値を観察すると、戻り高値になっている事がわかります。
その戻り高値を超えてトレンド転換が確認できてからの、最初の押し付近で買いアラート発生です。
高値ラインではサポレジ転換が確認できます。
さらに、わかりにくいですが、押し局面安値付近ではツーバーリバーサルが出現し、短期的な波の転換を示唆しています。
上昇トレンド中のフラッグ抜け
上位足で上昇トレンド中にフラッグを形成しています。
下位足を見てみると、フラッグ後半でアセンディングトライアングルを形成し、上方向の圧力が高まっているように見えます。
アラート出現した時点ではこうなっています。
アラートはトライアングルの下側のトレンドライン近くで発生しています。
アラート発生後、少し待ってアセンディングトライアングルの上抜けと同時にエントリーする事で、より成功率が上がります。
波の転換後の押し
上位足でネックラインを上抜け、波の転換が起こっています。
その後、押しが入って移動平均線で反発している局面です。
日足の直近高値が節目として意識されそうですが、デイトレレベルではそれまでの値幅で十分です。
買いアラート発生時のチャートはこうなっています。
ダブルボトムのネックラインを上抜けてから、サポートへ転じるサポレジ転換として機能する事が期待できます。
損切りをアラート直下に置いて、直近高値までを狙ってもいい局面です。
強い上昇中の一時的な押し
上位足で、連続陽線が発生しています。
下位足では、続伸と押しを繰り返しながら、高値更新を続けています。
このような局面での、一時的な押しを拾うのは押し目買いの基本です。
アラート発生時のチャートに巻き戻します。
下位足では、直近高値ラインを上抜けた後、下降した所で買いアラートが発生しています。
直近高値ラインが次はサポートとして意識される事が多い局面です。
上位足で力強い上昇が続いているため、チャンスと見て買いを入れる大衆が多いと推測されるので、それに便乗してポジションを引き上げてもらいます。
このように、マルチタイムフレームで過去チャートを分析・検証する事で、有効なアラートの使い方が分かってきます。
うまく伸びた局面が確認できたら、アラート発生時点まで巻き戻し、その時点でアラート以外のエントリー根拠があるのかを検証します。
【トレードトレーナー】を使用する事で、このような過去検証が簡単にできるようになります。
検証を繰り返す事で、よくわからないチャートでの負けを減らし、明確に解説できるチャートでのみアラートに従い勝率を上げられるようになります。
最初はうまくできませんが、行動を繰り返すうちに、チャートをパッと見て数秒で【ピンとくる】ようになってくるんです。
そのうち、アラートに頼らずとも、自分の能力だけでトレードで勝てるようになっていくハズです。
【もちぽよアラート】は、トレーダーの実力を上げる為の補助ツールとしても側面も持っていると言えるでしょう。
まとめ
お疲れ様でした。
この記事では、『もちぽよ』さんが提供する、【もちぽよアラート】の導入方法と使いこなし方の解説を行いました。
何度でも言いますが、ツールはあくまでも道具であり、それ以上でも以下でもありません。
道具は、使う練習を行い、使い方を習得した人にだけ絶大な恩恵を与えてくれます。
そのことを決して忘れず、もちぽよアラートの使い方に慣れてください。
【トレードトレーナー】を使用して、もちぽよアラートを表示させたチャートでケーススタディを繰り返す事で、もちぽよアラートを有効に使えるようになっていきます。
同時に、相場観もついてくるハズです。
常に『どうすれば最善なのか』と問いながらチャートに向かう事で、間違いなくスキルは上達するのです。
諦めないでくださいね。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。
あなたがFXで成功するよう、心から願っております。
ヒロセ