どうも。
ヒロセです。
コロナショックで先行き不安を抱えている投資家のみなさま。
これからFXを始めようかと思っているみなさまへ。
ポイント
FX始めようと思ってたけど出鼻くじかれた?
今FX始めるならどうしたらいいんだろう?
このような疑問にお答えします。
この記事では、これからトラリピ(リピート系全般)を始める人に向けて、円高時の設定の仕方を具体的に解説します。
円高、つまり外貨が安くなっている状態から『買いトラリピ』を行うことで比較的安全に利回りを上げて運用していけますよ!
是非、このチャンスを逃さないようトラリピを始めてみてはどうでしょうか?
目次
これからトラリピを始める人へ
記事執筆現在、未だ猛威を振るっているコロナウイルスですが、相場は幾分落ち着きを取り戻したように見えます。
相場は投資家の心理状態を反映しますから、
『コロナで経済が混乱する』
という状態をある程度織り込んできている証拠なのではないでしょうか。
※織り込む:相場変動の原因が相場に反映されること
特に、史上最安値を更新して下落してきた高金利通貨は、下値が固められてきているようにも見えます。
ショック相場が始まってからの4時間チャートで確認してみます。
・南アランド円
・メキシコペソ円
ランド円、ペソ円ともに下落が緩やかになっていき、反発時に抑えられていたラインを明確に抜けています。
何が言いたいのかというと、
高金利通貨の買いトラリピを始めるなら今
なんじゃないの?
って話です。(*´ω`*)
例えこれから、まだ底へ向かうにしても下落余地は少ないと思います。
高確率で底値圏であろう今、買いトラリピを始めることでより利回りの高い運用ができるハズです。
これから、そのための設定と考え方をご紹介します。
このタイミングでトラリピを始めることで、これまで裁量で勝てなかった人も勝てる可能性が高いですよ!d(´ω`*)
円高、円安の設定の違い
なぜ円高の時に有利にトラリピを始めることができるのか?
その秘密は想定レンジにあります。
ちょっとこのチャートを見てください。
・ランド円週足チャート
黒字が円安スタート、青字が円高スタートです。
・円安時、レート10.5円でトラリピスタートした場合、下限を6.5円に設定した想定レンジ幅は4.0円です。
・円高時、レート8.5円でトラリピスタートした場合、下限を6.0円に設定した想定レンジ幅は2.5円です。
つまり、下限を下げて安全性を高めたにもかかわらず、円高スタートの方がより狭いレンジに資金を集中できるというワケです。
狭いレンジに資金を集中することで利回りが上がります。
円高でスタートした場合、その後、レートが開始地点を上回ることがありますが、
レートが開始地点に戻った時点でポジションは1つだけです。
レンジ上抜けでトラリピ稼働を止めたくないのなら、
そうなった時に初めて想定レンジを広げて計算しなおせばいいだけです。
ここで取り上げた期間で言うと、2016年以前から2017年初頭あたりまで8.5円以下で推移しており、
1年以上資金を集中させた状態で運用できた
ということになります。
資金集中の効果
では、想定レンジを狭くして資金を集中させた場合、どのくらい利回りに違いが出るのか?
バックテストで検証してみます。
想定レンジをぎりぎりカバーできるよう、資金量と通貨量を調節して利回りを比較します。
運用予定額の決定には運用試算表を使用しました。
運用試算表の使用には口座開設が必要です。
円安スタート、想定レンジ幅4円
・トラリピ設定
通貨ペアは? | 南アフリカランド/円 |
運用予定額は? | 95万円 |
仕掛けるレンジ幅は? | 6.5~10.5円 |
レンジ内に仕掛ける本数は? | 41本 |
1本あたり何通貨? | 1万通貨 |
1回のリピートで狙う利益は? | 1000円 |
テスト期間は? | 2015年1月1日~2019年12月31日 |
ロスカット | 6.441円 |
・バックテスト結果
テスト結果
・純益:594,071円
・年利:15.63%
※年利計算:純益÷運用予定額×100÷運用期間月×12
※赤ラインは元本
円高スタート、想定レンジ幅2.5円
・トラリピ設定
通貨ペアは? | 南アフリカランド/円 |
運用予定額は? | 120万円 |
仕掛けるレンジ幅は? | 6.0~8.5円 |
レンジ内に仕掛ける本数は? | 26本 |
1本あたり何通貨? | 3万通貨 |
1回のリピートで狙う利益は? | 3000円 |
テスト期間は? | 2015年10月1日~2019年12月31日 |
ロスカット | 5.950円 |
・バックテスト結果
テスト結果
・純益:1,216,931円
・年利:31.20%
比較表
円安スタート | 円高スタート | |
想定レンジ | 6.5~10.5円 | 6.0~8.5円 |
ロスカット | 6.441円 | 5.950円 |
年利 | 15.63% | 31.20% |
ご覧の通り、円高の時に想定レンジを狭く設定して資金を集中させることにより、利回りを大幅に向上させることができます。
円高スタートの方にロスカットレートの余裕を持たせているにもかかわらず、です。
これが、円高時に買いトラリピをスタートさせる優位性です。
トラリピの弱点は含み損を抱えることです。
買トラリピの場合、含み損は『スタートした時点からの下落幅』で決まります。
想定される下落幅が少ないほど、より安全に利回りを上げて運用することができるというわけです。
トラリピを始めるなら円高の時
円高時にトラリピを始める優位性は理解できたでしょうか?
繰り返しになりますが、円高時は買いトラリピを始めるのには絶好の機会です。
これからFXを始めてみたい人
今まで裁量で勝てなかった人
不安なく運用したい人
このような人はこの機会に是非始めてみることをお勧めします。
特に、初心者やチャートを見たらドキドキしてしまう人が安定して稼ぐには、
『円高時に高金利通貨の買いトラリピを始める』
これが最適解の1つだといえるんではないかと思います。
トラリピの概念が分からない人はこちらの動画をご覧ください。
さらに詳しく知りたいなら、マネークスエアで口座開設してみてください。
無料で開設できるうえに便利なツールも使えますしニュースも見放題です。
マネースクエアでトラリピを覚えたら、さらに手動トラリピで利回りを上げていけますよ。
想定レンジや暴落時のポジションコントロールも自由自在です。(*´ω`*)
まとめ
お疲れ様でした。
今回は円高時にトラリピを始める場合の設定と優位性を解説しました。
・コロナはある程度織り込んできている
・高金利通貨の買いトラリピを始めるなら今
・底へ向かうにしても下落余地は少ない
・円高スタートが有利なのは想定レンジの狭さ
・狭いレンジに資金を集中することで利回りが上がる
・円高からスタートすることにより、ロスカットレートも下げることができる
・円高スタートはトラリピの弱点をカバーできる
・円高時に高金利通貨の買いトラリピを始めるのが不安なく儲ける最適解の1つ
・トラリピから手動トラリピに移行することでさらに利回りが上がる
こんなところです。
世界経済が大きく変化しようとも、為替が短期で一方的に動き続けることはありません。
どんな暴落でも必ず反転する時がきます。
なぜならば、為替とはバランスだからです。
投資家心理により大きく傾いたバランスはいずれ元に戻ろうとする力が働きます。
何度も言ってしまいますが、今からトラリピを始める人が正直羨ましいです・・(;^ω^)
今回、円安スタートのバックテストをしてみて高値掴みのバカバカしさが身に沁みました。
高金利通貨のレートがある程度上昇したら、運用を止めて他の通貨ペアに移行することも考えなくてはいけませんね。
それではこの辺で。
あなたが安心して儲けていけるよう、願っております。
ヒロセ