どうも。
コロナショックで退場しかけた男、ヒロセです。
FXは誰でもお金儲けのために始めます。
お金を失いたい人なんていませんよね。
ところが、FXで大損をする人は後を絶ちません。
もちろんトラリピといえども例外ではありません。
ポイント

なぜトラリピで大損するのか?
大損を回避する具体策が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、トラリピで大損する理由と、回避方法をわかりやすく解説しています。
キーワードは『インプット』『アウトプット』です。
ここでいうインプットとは本質の理解、アウトプットとは正しい行動です。
理解と行動なくして大損を回避することはできません。
いつか大きな罠に捕まるでしょう。
そして成す術なくロスカットされて資産のほとんどを失ってしまうハズです。
もしあなたが、将来に渡って『楽に』『穏やかな気持ちで』FXで儲けていきたいのなら、
今、本質を理解し正しく行動するための努力をしてください。
本質の理解と正しい行動だけがあなたの資産を守ってくれます。





目次
トラリピで大損しないために
トラリピで大損しないために必要なことは次の通りです。
ポイント
『なぜ』大損をしてしまうのか?本質を理解する
『どうすれば』大損せずにすむのか?正しく行動する
いくら損をしないための具体案を提示したところで、状況が変化すれば対応策も変わってきますよね。
もちろん、人により資金も設定も違うでしょう。
本質を理解していると、どんな状況になろうとも正しく行動できます。
例え、儲かっている人の設定をそっくりまねる場合でも思考停止ではいざという時に対処できません。
トラリピがわからない人はこちらの動画をご覧ください。
さらに詳しくはこちら。
➡[manesuku]

なぜ大損をしてしまうのか
優れたインプットとは『いかに本質を理解するか』です。
本質を理解するためには、具体的な現象から本質へ至らなければいけません。
その場合に便利な言葉が『なぜ』です。
大損をしてしまった時は『なぜ』を繰り返して本質を理解してください。
その時出てきた答えが『外的要因』の場合は却下してください。
なぜならば、外的要因は自分で変えることができないからです。
例えばこんな感じ。
こう考えていくと、大損をするのは、
『欲を出し過ぎたから』
という本質に至ります。
本質の深度や表現方法は人により違うと思いますが、
大事なのは考え方のプロセスです。
本質が理解できれば、正しい行動へと落とし込むことができるハズです。
※大切なことなので繰り返しています。

どうすれば大損をせずに済むのか
優れたアウトプットとは『いかに正しく行動するか』です。
ここでいう『正しさ』の意味は『いい方向への変化』と考えてください。
目的を達成するためには、目的から正しい行動を導き出す必要があります。
その場合に便利な言葉が『どうすれば』です。
例えばこんな感じ。
このようなプロセスで『インプット』と『アウトプット』を繰り返していくことで、
目的を達成するための具体的な方法
がわかってきます。
かなり抽象的な話になってしまって申し訳ありません。(;´・ω・)
でも、こんなことってホントは誰でもわかっているハズですよね?
じゃ、なぜ私がわざわざこんなフワッとした話をしたのかと言いますと、
多くの人が考えも行動もしない
からです。
もうね、びっくりするほど『考えない』し『行動しない』です。
なぜかはわかりません。
逆に言えば、
・どうすればいいのかを考え
・考えたことを行動に移し
・それを継続すれば
勝てるってワケです。
なんでってほとんどの人がそんなことしないからです。
トラリピやFXに限ったことではありません。
ここだけの話にしておいてくださいね。内緒です。d(´ω`*)

大損しないための具体的方法
ちょっと興奮して抽象的な話をしてしまいました。
ここからは、トラリピで大損しないための具体的な方法を解説していきます。
大損の危険を感じる場面として、コロナショックでの南アランド円の下落を想定します。
運用前提
・資金500万円
・ランド円を7.8円から5.8円まで
・0.1円ごとに3万通貨ずつ買い下がる
想定するチャートはこんな感じ。
ヤバいですね・・(;´・ω・)

含み損のコントロール
トラリピは含み損に耐える運用方法です。
しかし、含み損が許容範囲を超えるとロスカットされてしまいますよね。
含み損がどのように増えるのか?を理解して危険を感じたらコントロールしましょう。
含み損をどのようにコントロールするのか?
その方法は次の3通りが考えられます。
含み損のコントロール方法
・新規トラップをストップする
・トラップ幅を広げる
・トラップあたり通貨数を減らす
ここではヤバいと思った時点で、
新規トラップをストップ
して必要金額を計算してみます。
何もしなかった場合
右に行くほど、レートが下落してポジションが増える様子です。
新規トラップを5.8円の下落まで止めなかった場合の必要額合計はこのようになります。
トラリピの含み損はこのように指数関数的に増えます。
つまり、レートが下落するに従って加速度的にヤバさが増すということです。
このことは絶対に覚えておいてください。
※買いの場合
必要額合計が500万円に達すると、証拠金維持率が100%になりロスカットされてしまいます。
ストップした場合
トラップの残り3本をストップすることで、必要額合計はこのようになります。
含み損は下落と共に増えていきますが、
『ストップした時点での保有ポジション×下落幅』
となり緩やかになります。
かなり余裕が増えましたね。
注意ポイント
トラリピは証拠金維持率が加速度的に悪化する

入金する
資金に余裕があれば入金しましょう。
これまでの運用額500万円に200万円を追加してみます。
200万円追加
必要額合計に対して、資金が増えたことにより、ロスカットラインまで余裕ができました。
これで大分耐えることができます。

損切りする
新規ポジションをストップせず、追加資金もない場合は損切りするしかありません。
損切りした場合
ポジションを減らして必要額合計を減らします。
ただし、損失を確定させた分だけ資金も減ってしまいます。
レートが同じ場合、含み損+確定損の額は変わりません。
ですので、損切りをする場合は、
・損失の多いポジションから切るのか、
・損失の少ないポジションから切るのか、
よく考える必要があります。
どのポジションを切るのかで含み損と確定損のバランスが変わります。
トラリピの場合、確定損をできる限り抑えながらポジションを減らす方が、効率よく証拠金維持率を下げることができます。
ただしその場合、トラリピを再開する時に新たにポジションを建てる必要があります。

トラリピの失敗例
トラリピで大損をした失敗例としては次のような感じが多いんではないでしょうか?
失敗例1
レンジの想定が甘く、少しの変動で大きく含み損が膨らむ
入金に次ぐ入金を繰り返すが下落が止まらない
どうすることもできずに諦めてしまいロスカットされる
失敗例2
レートがレンジを超えて上昇し、もしも利確せずに持っていたらと思ってしまう
勿体なく思い、新たに別の通貨ペアでポジションを建てる
円高になり元の通貨ペアのトラリピが再開する
証拠金が足りなくなり苦痛になる
苦痛から解放されたい一心で全ポジションを放棄
『なぜ』失敗したのかを考えると次の原因が考えられます。
・レンジの想定が甘い
・予定にない行動を取ってしまう
これらの原因をさらに『なぜ』で掘り下げると、こうなります。
なぜ失敗したのか?
欲を出し過ぎてしまったから
とはいえ、
『レンジの想定が甘かった』とか『予定にない行動を取ってしまった』とかは
絶対的に悪いことではないですよね?
もしかしたら、うまく狭いレンジにハマって爆益だったかもしれません。
ポジション追加で利益が倍になった可能性だってあるんです。
『あれがいけなかったな~』なんてのは、後になって始めてわかることです。
安全を取り過ぎると利回りが下がってしまいます。
多少の欲はないと儲けることはできません。
大事なのはバランスなんです。
この失敗例では損切りをしたとも、ポジション調整をしたともありませんよね。
なぜならば、そんなことは事前に考えていないとできないからです。
トラリピで大損をしないためには、
欲を出し過ぎないことも大事ですが、付け加えて次のことも考えていただきたいと思います。
どうしたら失敗しなかったのか?
想定から外れることを想定して具体的行動を決めておく
インプットで『なぜ』を使い本質を理解し、
アウトプットで『どうしたら』と考え具体的行動を決める。
これで少なくとも、ロスカットを食らって資金の大半を失うことはなくなるハズです。

まとめ
お疲れ様でした。
この記事では、トラリピで大損しないための考え方と具体的な行動方法をお伝えしました。
・『なぜ』大損をしてしまうのか?本質を理解する
・『どうすれば』大損せずにすむのか?正しく行動する
・本質を理解しているとどんな状況でも正しく行動できる
・マネてもいいけど思考停止ではダメ
・外的要因は自分で変えることができない
・大事なのは考え方のプロセス
・大損しないための具体的方法『含み損のコントロール』『入金』『損切り』
・含み損のコントロール方法:新規トラップのストップ
・トラリピは証拠金維持率が加速度的に悪化する
・損切りはどのポジションを切るのかで含み損と確定損のバランスが変わる
・維持率を効果的に上げるには確定損を抑えてポジションを減らす
・『いけなかった』のは後になって始めてわかること
・大事なのは安全と利回りのバランス
・損切りやポジション調整は事前に考えてないとできない
以上、こんなところです。
抽象的な話が苦手な人には難しかったかもしれませんね。
ですが、
『なぜ』なのか?
『どうしたら』いいのか?
と考えることは非常に重要です。
頭で考えるだけでわからなかったら、文字にすることをお勧めします。
文字にすることは頭の整理に役立ちますよ♪d(´ω`*)
それではこの辺で。
是非この機会にあなたの設定にあった具体策を考えてみてくださいね。
ヒロセ