どうも。
お得なFX運用研究家のヒロセです。
FXをする人であれば、スプレッドが実質的な手数料であることはわかってますよね。
しかし、
『自分がどれくらいのお金を払ってトレードをしているのか』
を正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。
私もです。(*´ω`*)
スプレッドは通貨ペアごとに異なりますので、
通貨ペアに合った適切な運用方法を考えないと、
思った以上の手数料を払ってしまうかもしれません。
さて・・どうしましょう・・
ポイント

通貨ペアごとのスプレッドの負担が知りたい
運用方法はどうすればいいんだろう
このような悩みにお答えします。
この記事では、スプレッドがどれだけ負担になるのか『通貨ペア』ごとに検証します。
自分の扱う通貨ペアに対して、
スプレッドがどの程度の割合なのか
を知っておくことで、トレード方法が変わってきます。
ちゃんと理解していないと、知らないうちに損なトレードをしてしまいますよ。
通貨ペアごとのスプレッドを把握して、できる限りお得にトレードをしていきましょう。





目次
FXの手数料はどれくらいなのか
多くのFX会社では、売買手数料無料を謳っていますが、
それじゃ、
『FX会社はどうやって利益を確保しているのか』
って話になりますよね。
実は外貨の、『買レート』と『売レート』は微妙に差があります。
この差が『スプレッド』であり、実質的な売買手数料となっています。
スプレッドは1通貨単位で計算します。
例えば、
・スプレッド:1銭
・ポジション量:10000通貨
を建てるとすると、1銭=0.01円なので、
スプレッド合計=0.01×10000=100円
となるわけです。
このスプレッド100円はいつ払うのか?
ポジションを建てた瞬間です。
つまり、ポジションを建てた瞬間に、
スプレッド×通貨量分のマイナスから始まる
ってことです。
こんな経験ありませんか?
ポジションを建てた瞬間に評価損益が‐〇〇〇円とか・・
それがスプレッドです。
そこからスプレッド分、レートが有利に動いて評価損益0円になったところからが、
本当の勝負というワケです。

スプレッドが広がると起こること
スプレッドは、
時間帯を指定して原則固定
のところが増えてきてはいますが、
時間帯を外れると大きく広がるFX会社もあります。
ちょっと次のチャートを見てください。
同じ通貨ペア、同じ時間帯のチャートですが、なんだか形が違いますよね。
上がBIDチャート(売値)、下がASKチャート(買値)です。
黄色ラインで囲ったあたり、反対の値動きになっていますよね。
これが、
スプレッドが広がっている
状態です。
あまり知られてはいませんが実は、
チャートは普段はBIDで表示されています。
朝起きてチャートを見た時に、
『下がっている!今が買いだ!』
なんて飛びつくと、下のチャートの高値で買うことになります。
早朝のスプレッドの拡大には十分な注意が必要です。

スプレッドは割合に注目する
通貨ペアというものはそれぞれレートが違いますよね。
上記の例で挙げた、
・スプレッド:1銭
・ポジション量:10000通貨
がそれぞれ、
・レート:100円
・レート:5円
だったとします。
10000通貨建てた場合のスプレッドは共通の100円ですが、
10000通貨建てるのに必要な証拠金額は全く違います。
必要証拠金額
・レート100円時の証拠金額=レート×通貨量×0.04=100×10000×0.04=40000円
・レート5円時の証拠金額=レート×通貨量×0.04=5×10000×0.04=2000円
※レバレッジ25倍
・40000円のトレードをするのに必要な手数料が100円
・2000円のトレードをするのに必要な手数料が100円
両者では全く意味が違いますよね・・(;^ω^)
ちなみにこの場合、
レート5円の通貨を40000円分トレードするには、
スプレッドが2000円かかります。
何が言いたいのかというと、
ポイント
スプレッドは単体で見ても意味はなく、レートに対しての割合で見る必要がある
ってことです。

通貨ペアごとのスプレッド検証
ここからは、実際に[raito]で適用されているスプレッドで、
・証拠金に対してのスプレッド
・利確幅に対してのスプレッド
の割合をそれぞれ計算していきましょう。
この記事では、
・買いトラリピに向いた高金利通貨ぺア『ランド円』『ペソ円』
・マイナススワップの割合が少ないメジャー通貨ペア『ドル円』『ユーロ円』『ポンド円』
・1円あたり総推移の多いトラリピ向き通貨ペア『AUDNZD』『USDCHF』
を検証します。
現在の各通貨ペアのレートと提示スプレッドは次の通りです。
『AUDNZD』『USDCHF』に関しては円換算で計算を行います。
レートではペソ円が不利、スプレッドではAUDNZDが不利ですね。
※レート、スプレッドは記事執筆当時の数値

証拠金に対してのスプレッド
各通貨ペアを1万通貨保有した場合の、
必要証拠金に対してのスプレッドの割合を(%)で計算しました。
さらにグラフにしたのがこちら。
全然違うのがわかります。
特に『高金利通貨』と『メジャー通貨』は、まさに桁違いですよね!

利確幅に対してのスプレッド
建てたポジションは決済をして初めて利益になります。
スプレッドはポジションを建てた瞬間にかかるという話をしましたね。
つまり、
(利確幅+スプレッド)が実際に利確するまでに必要な変動幅
ということです。
利確幅を、円換算したレートの1~4%と設定して、
利確幅に対してスプレッドが占める割合を算出しました。
当然、割合が少ない方がお得ってことですよ~d(´ω`*)
こちらもグラフにしてみました。
左から利確幅1%➡4%です。
メジャー通貨はあまりにも違い過ぎて見にくいので、別枠に分けてあります。
利確幅を広げるほど、スプレッドの負担が減る事がわかりますね!d(´ω`*)
それにしても、高金利通貨のスプレッドの高さにはビックリです!

それぞれに適した運用方法
以上の検証により、
高金利通貨のスプレッドの負担が桁違いに高い
ことが判明しました。
だからといって、高金利通貨のトレードがダメってワケではありません。
安心してください。
高金利通貨のメリットを生かし、スプレッドの負担を減らす方法がちゃんとあります。

高金利通貨の運用方法
スプレッドはトレードのたびに発生します。
さらに、利確幅が狭いほど負担が増します。
つまり、
スプレッドの負担を減らす方法は2つ。
・トレード回数を減らす
・利確幅を広げる
手動トラリピでいえば、
想定レンジに設置するトラップ本数を減らせばいいだけです。
限られた幅に設定するトラップを減らすワケですから、
当然、運用には余裕が出てきます。
さらに、長期保有することによるプラススワップも見込めるので、いいことしかありません。
バックテストでも、利確幅はある程度広い方が利回りがいいことが確認されています。
高金利通貨の運用には、FX会社のスペックが重要です。
特にスプレッドが狭くプラススワップが優れている会社を選ぶのがコツです。
今回スプレッドを適用した[raito]、[puraimu]などが向いています。

メジャー通貨の運用方法
スキャルピングなどの超短期売買なら、メジャー通貨に限ります!
トラリピでも、トラップを多く配置した高回転運用などで、
『毎日の利確を楽しむ』
といった運用ができます。
トラップが多くなってもスプレッドの負担はそれほど増えませんが、
手間は増えてしまうので、[manesuku]での自動売買がお勧めです。
さらに、レートが高くマイナススワップの影響も少ないので、
ハーフ&ハーフ運用にも向いています。
マイナススワップ域でのトラリピでも、
高回転でポジション保有期間を短くする
ことで、利回りの低下を抑えることができます。
さらに利回りを上げたいのなら、メジャー通貨のマイナススワップが少ない、
[dmm]、[gaitame]などで手動ハーフ&ハーフ運用を行うといいでしょう。

まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、スプレッドがどれだけ負担になるのか『通貨ペア』ごとに検証しました。
・スプレッドは実質的な手数料
・スプレッドの割合で運用方法が変わる
・スプレッドを払うのはポジションを建てた瞬間
・早朝のスプレッドの拡大には十分な注意が必要
・スプレッドは単体で見ても意味はなくレートに対しての割合で見る
・『高金利通貨』と『メジャー通貨』のスプレッドの割合は桁違い
・(利確幅+スプレッド)が実際に利確するまでに必要な変動幅
・利確幅を広げるほどスプレッドの負担が減る
・高金利通貨の運用方法
・トレード回数を減らす
・利確幅を広げる
・高金利通貨の運用にはFX会社のスペックが重要
・スキャルピングなどの超短期売買ならメジャー通貨に限る
・マイナススワップの影響が少なくハーフ&ハーフ運用に適している
・ポジション保有期間を短くすることでマイナススワップを抑える
・メジャー通貨のマイナススワップが少ないFX会社を利用する
以上、こんなところです。
改めて計算して思ったんですが、高金利通貨の手数料はえげつないですね!
間違ってもランド円でデイトレやスキャルをしてはいけませんw
しかし、やっぱり毎日貯まるスワップポイントには魅力があります。
できる限りスプレッドの負担を減らして、
スワップの恩恵を受けるのが高金利通貨の運用です。
メジャー通貨はスプレッドの少なさを生かした高回転トラリピや短期売買に向いています。
どんな通貨ペアや手法であっても、それに適したやり方があるって事です。
そのためには、理解が大切ですよ!
それではまた。
買って売るだけの単純なトレードでも奥が深いです。
しっかり理解して有利に運用していきましょう。
ヒロセ