どうも。
ヒロセです。
LION FX(ヒロセ通商)[raito](トレイダーズ証券)の両社を運用した結果、
明らかになったことで『気になる情報』がありますのでシェアしときますね。
それは、
『メキシコペソ円、結構スプレッド広がるよね』
って問題です・・(;^ω^)
特にLION FXで顕著で、同時に同設定で手動トラリピを始めたLIGHT FXと比べても広いです。
おかげさまで運用比較企画始めて早々に保有ポジション量が違ってしまいました。
ま、せっかくだしいい機会なので、
スプレッドが広がるとどんな影響があるのか
ってことを考えてみたいと思います。





目次
早朝、メキシコペソ円のスプレッドが拡大したって話
高金利通貨の中で最も実質金利が優れていて、スプレッドも狭いメキシコペソ円ですが、
実際に売買してチャート見てたら、、、
『ん?毎朝ドーンと下落してる???』
おかしいなってわけでASKチャートに切り替えてみたら・・・
『毎朝ドーンと上昇してる~~~!!』( ゚Д゚)
はい、わかりました。
毎朝、スプレッドががっつり拡大してますね。(;^ω^)
というわけなので、
一時的とはいえ、
『スプレッドが広がるとどうなんの?』
って話をしていきますね。
※ASK:買値、BID:売値
スプレッドの拡大具合をチャートで比較
それでは、同日同時刻のチャートをLION FXと[senntoraru]で比べてみましょうか。
なんでセントラル短資FXかというと、[raito]ではBIDチャートのみでASKチャートへの切り替え機能がないからです。(;^ω^)
追記
2020年12月に[minnnano]と[raito]にBID,ASKの切り替え機能が実装されました。
LION FXのチャート
当日朝のBIDチャートです。
早朝5時半~8時辺りまでドンと下がってますね・・
レートは一番低いところで5.645です。
次に、同時刻のASKチャートです。
今度は早朝5時半~8時辺りまでドンと上がっています。
レートの一番高い数値は5.720です。
この間、早朝5時半~8時辺りまでがスプレッドが開く時間帯ってことです。
セントラル短資FXのチャート
LION FXと同時刻のBIDチャートです。
6時10分時点の最低レートは5.668です。
大体30分ほどで通常のレートに落ち着いているようです。
次に、同時刻のASKチャートです。
6時10分時の高値は5.7となっています。
比較表にしてみた
チャートだけでは見にくいので、分かりやすく表にしてみます。
比較項目は
・HPで提示しているスプレッド
・早朝、スプレッドが開いている時間帯のBIDチャート上の安値
・スプレッドが開いている時間帯のASKチャート上の高値
・スプレッドが開いている時間
とします。
LION FX | セントラル短資FX | |
提示スプレッド | 0.4銭 | 0.2銭 |
BID安値 | 5.645 | 5.668 |
ASK高値 | 5.72 | 5.7 |
拡大時間 | 約2.5時間 | 約0.5時間 |
LION FXの方が
提示スプレッドが広く、安値が安く、高値が高く、時間が長い、ことになりました。
スプレッド拡大時の開きで比べてみると、
LION FX:5.72-5.645=0.075=7.5銭
セントラル短資FX:5.7-5.668=0.032=3.2銭
となり、大きな差があることがわかります。
FXで取引をする上で、スプレッドはコストとなり広い方が不利になります。
というわけで、スプレッドでいうとLION FXはセントラル短資FXに負けているワケです。
スプレッドが広がると起きること
それでは、
スプレッドが広がると何がマズイのかってことを説明します。
早朝に新規成行注文をしてはいけない理由とは
まず、スプレッドが拡大している場面では
新規成行でポジションを持つと、むっちゃ損します。
LION FXの例でいうと、
BIDチャートを見てもらえればわかるように、早朝にレートが下がっているように見えますよね?
『6時に買って8時に売れば儲かるよね!』
なんて思いませんか?
こんな感じ。(;^ω^)
ところが、なんです・・
早朝、BIDチャートのレート5.645を見て、
『お!?今が買い!!』
ってな感じで成行買いしたとします。
しかし、その時点で実際に買った値段は5.72なワケなんですよ!!( ロ)~゚ ゚ナントー!
こちらがASKチャート、つまりホントの買いレート
ビックリですよね!
ちょっと現実的な話をしてみましょうか。
例えば、あなたが10万円の資金で全力買いをするとします。
で、朝起きてチャートを開いたら窓を開いて低いレートから始まっていると・・
『うおぉ!こりゃ買いだぜ!!』
って5.645で44万通貨を買いました。(248万円分、レバレッジ24.8倍)
すると、買った瞬間に3.3万円損しているワケです。
なんでか?っていうと、
BIDチャートってのは『売る』場合の値段であって、『買う』場合の値段はまた別だからです。
しかも、チャート表示というものは普段はBIDで表示されています。
ですので、
朝起きてチャートをチェックしたら、『安くなってる』ぞと・・
そこで飛びついて買ったら、その瞬間に大きな含み損を抱えることになるってことです。
3.3万円を一瞬で失う計算式
売値と買値の差額×保有通貨量=評価損益
(5.645-5.72)×440000=-33000

手動トラリピではどうなるのか
では、手動トラリピ運用をしている場合、スプレッドが拡大したとしたらどんな影響があるのか考えてみます。
安心してください。
結論からいうと、普段の運用では特に悪影響はありません。
なぜかというと、
普通のイフダン注文では指値、つまり、
『下がったら買ってね』
『上がったら売ってね』
ってお願いをしているからです。
わかりにくいですよね・・(;^ω^)
では、スプレッドが広がる場面をもう一度思い出してみてください。
スプレッドが広がれば、
・BIDチャートでレートが下がる=売値が下がる
・ASKチャートでレートが上がる=買値が上がる
ということが同時に起きましたよね。
ということは、
下がるのは売値、上がるのは買値、なので、
『下がったら買ってね』『上がったら売ってね』というお願いはかなえられないってことなんです。
やれやれですね♪(*´ω`*)

スプレッド拡大の影響を受ける例外とは
上の話で『普段の』『普通の』って言い回しをしていたのに気付いているでしょうか?
それは『普通ではない』例外があるからです。
その例外とは『逆指値』のことです。
逆指値注文では
『上がったら買ってね』
『下がったら売ってね』
とお願いしてるワケですよね。
ということは、スプレッドが広がって
・BIDチャートでレートが下がる=売値が下がる
・ASKチャートでレートが上がる=買値が上がる
という事態が起きると注文が成立してしまうってことです!( ゚Д゚)
LION FX(ヒロセ通商)[raito]
(トレイダーズ証券)の運用比較ではLION FXだけ5.7円で約定しました。
これはどういうことかというと、
両社ともに
『5.7円で買いの逆指値注文』
を出していたけど、LION FXの方がスプレッドの開きが大きかったために、
LION FXだけASKレートが5.7に到達して注文が成立した。
ってことなんです。
じゃ困るのか?って話
手動トラリピで逆指値注文をする場面というのは限られています。
それは、『運用初期段階』と『損切後の再開時』のみ、しかも買いの場合だけです。
両方に共通しているのが、
『現在のレートから買い上がる』
という局面です。
つまり、『上がったら買ってね』っという逆指値注文をすることになります。
で、ここで期せずして逆指値注文が成立してしまった場合困るのかって話なんですが、
ハッキリいって1ミリも困りません。
なぜかというと、
買い上がる場面では、どっちかというと
『ポジションを保有したい』
と考える局面だからです。
『運用初期段階』と『損切り後の再開時』では早くポジションを保有して早く利益を得たいと考えています。
なんでって、一旦ポジションを保有しないことにはFXで利益を出すことはできないからです。
だからこその逆指値なので、
『成立したから困る』
といったことはあり得ないワケですね。(*´ω`*)

スプレッド拡大がめちゃくちゃ困る局面とは
では、手動トラリピをしている限り、スプレッド拡大で困ることは全くないんでしょうか?
困らない場面というのは、
普通に『指値』で運用している場合
『逆指値』でも買いの場合
でしたよね。
そう!
スプレッド拡大が困る局面というのは
『逆指値』売り
が成立する局面です。
逆指値の売りが成立する局面とは
じゃ、逆指値の売りってどういった場面なんでしょうか?
『下がったら売ってね』
って場面です。
答えは
『損切り』と
『ロスカット』
です。
ただし、
損切りの場合は意図して逆指値注文を出しているので、それが早いか遅いかの違いこそあれ、決定的に壊滅的な事態にはならないでしょう。
なので、問題となるのはロスカットの方です。
ロスカットとはFX会社による強制決済なので、トレーダーがいくら止めて欲しいと願っても条件があえば執行されてしまいます。
ここでもう一度、LION FXとセントラル短資FXの比較表を見てください。
LION FX | セントラル短資FX | |
提示スプレッド | 0.4銭 | 0.2銭 |
安値 | 5.645 | 5.668 |
高値 | 5.72 | 5.7 |
時間 | 約2.5時間 | 約0.5時間 |
同日、同時刻に
LION FXでは安値5.645
セントラル短資FXでは安値5.668
です。
ここで仮にですよ、
ロスカットが5.65
だった場合、どうなりますか?
LION FXで運用していた場合はロスカットされます。
セントラル短資FXで運用していた場合はロスカットされません。
ちょっとゾッとしませんか?
つまり、
手動トラリピ運用していて、レートが限界近くまで下落していた場合、
スプレッド拡大の大きさによってはロスカットされるかもしれない
ってことです。

じゃあ、どうすりゃいいの?って話
それでは、
LION FXでメキシコペソ円の手動トラリピをしていて、ロスカット近くまでレートが下落した場合、どうすればいいんでしょうか?
その場合には、
セントラル短資FXでは安値5.668の同時刻にLION FXでは安値5.645にまで下落すると解釈した対応が必要になります。
その差、2.3銭です。
トラップ幅をレートの1%程度とした場合、トラップ幅は0.05円=5銭となり、2.3銭の差は致命的となります。
私が考える具体的な対応としては、
1、LION FXで損切りをして余力を作り、資金を一部出金する。
2、セントラル短資FXにその資金を入金し、安全な設定で手動トラリピを再開する。
という方法です。
LION FXで損切りして、再開する時もLION FXだと条件は同じままです。
損切りをいい機会として、通貨ペアごとにより有利な会社に引っ越すのが賢い選択です。
そのために手動トラリピ運用時のFX会社の無駄のない引っ越しの仕方を知っておくことが大事です。(*´ω`*)

まとめ
お疲れ様でした。
今回はスプレッドの拡大がトレードにどういった影響を与えるのか考えてみました。
ちょっとビビらせるようなことも書いてしまいましたが、本当のことなので仕方ありません。(;^ω^)
ただし、LION FXが全てにおいて劣っているというわけではなく、
『メキシコペソ円のスプレッド』
というほんの一部にフォーカスして比べた結果、セントラル短資FXの方が優れていたってことです。
実際、
ランド円の買いスワップなどはLION FXの方がはるかに優れていますし、
未決済スワップが税金の対象にならないで再投資可能といった点も長期運用ではプラスに働きます。
(※税金面ではトラリピ運用での優位性はそれほどでもないですが・・(;^ω^)
要は、
全てに優れたFX会社などはあり得ないってこと。
FX会社の優れた部分はそれぞれ違うってこと。
なんです。
それぞれのFX会社の優れた部分を生かしてトレードすることで、より有利に資産を増やしていけますよ。(*´ω`*)
あなたも是非、FX会社を吟味、比較してしっかりと稼いでいただきたいと思います。
それではこの辺で。
あなたがいい選択をすることを願ってやみません。
ヒロセ
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