どうも。
ヒロセです。
トラリピ(リピート系)は広範囲にトラップを設置するために、その分だけ多くの資金が必要になるイメージがありますよね。
確かに資金が多いに越したことはありません。
しかし、誰もが十分な資金をFXに投入できるわけではないですよね・・
ポイント
トラリピやってみたいけど、そんなにお金ないのよね・・
少ないお小遣いでトラリピできないのかな・・
こういった悩みにお答えします。
本家マネースクエアでトラリピ運用する場合、
レートが低く買いトラリピに適した高金利通貨の取扱いは1万通貨からになります。
でも実は、もっと少ない通貨単位でもトラリピ運用する方法があるんです!
この記事では、少額運用のメリットと、お得にトラリピ運用する方法を解説します。
FXに使えるお金が少ない人や、普通のトレードで勝てない人は読んでみてください。
優位性の高いトラリピを少額から始めることで、あなたも勝ち組トレーダーになれる可能性が高いです。
是非、FXで着実に儲け続けていける安心感を手に入れてくださいね。(*´ω`*)
当ブログでは元祖であることに敬意を表し、リピート系トレード全般を『トラリピ』と呼称しています。
目次
トラリピを低予算で行う方法
トラリピでは広範囲にトラップをばら撒くため、比較的多くの資金を必要とします。
資金が少ないなら、
・レートが低い『高金利通貨』で証拠金を抑え、
・さらにスワップ益を狙う戦略
が有効です。
しかし、残念ながらマネースクエアでは高金利通貨である南アランド円とメキシコペソ円は1万通貨からの取扱いとなっています。
というわけなので、ランド円、ペソ円を少額でトラリピするためには次の3パターンしかありません。
ペソ円の少額トラリピには
パターン1、他のリピート系サービスを利用する
パターン2、手動でトラリピ運用をする
パターン3、MT4でトラリピ風自動売買をする
私がオススメするのは、断然パターン2の『手動トラリピ』です。
なぜならば、有利なFX会社を自由に選ぶことができるので
『高い利回りが期待できる』
からです。
それでは、これから少額トラリピのメリットと手動トラリピに適したFX会社について解説をしていきます。
スペックの優れたFX会社で少額トラリピ運用することで資金を確実に増やしていけますよ。(*´ω`*)
※トラリピって何?って人はこちらの動画をどうぞ。
さらに詳しくはこちら。
トラリピ少額運用の3つのメリット
まずは、トラリピを少額運用するメリットをご紹介します。
3つのメリット
・心理的ストレスが少ない
・ポジションサイズを『最適化』できる
・資金効率が上がる
次に、これらのメリットについて具体的に説明します。
心理的ストレスが少ない
例えば、
南アランド円でのトラリピを安全に運用していくためには、ポジション1万通貨当たり50万円ほどが必要です。
50万円あれば、1万ランドのトラリピを0.1円ごとに6.5~9円の範囲で設定しても史上最安値の6.3円まで耐えることができます。
追記
2020年3月の『コロナショック』により高金利通貨の史上最安値は大幅に更新しています。
トラリピ運用を始める際には、しっかりと運用試算を行ってください。
・資金50万円必要なトラリピ設定の1例
通貨ペアは? | 南アフリカランド/円 |
仕掛けるレンジ幅は? | 6.5~9円 |
レンジ内に仕掛ける本数は? | 26本 |
1本あたり何通貨? | 1万通貨 |
1回のリピートで狙う利益は? | 1000円 |
取引単位が1万通貨からのFX会社だと用意する資金は最低50万円、2万通貨になると100万円です。
当たり前ですが、取引単位が倍になると、必要な資金も倍!
必要な額が50万円からいきなり100万円になるわけです。
しかし、これ・・ちょいと敷居が高くはございませんか?
ここで、この設定を
『1000通貨から運用』
できると仮定してみてください。
史上最安値まで耐えられる設定でも5万円あれば足りてしまいます!
取引単位倍でも10万円です。
一気に気安い感じになりましたね♪(*´ω`*)
5万円でトラリピできるのなら、
ストレスとは無縁で穏やかな気持ちでいられるでしょう。
ポジションサイズを『最適化』できる
資金に対する保有ポジション量の比率、それがポジションサイズです。
私がトラリピで推奨するポジションサイズは資金50万円当たり、1万通貨です。
2万通貨取引するのには100万円必要です。
ここまでは上に記した通りです。
じゃ、資金が増えてきて50万円から100万円の間、
例えば、70万円や80万円になったとき、どうするか・・
取引単位が1万通貨のFX会社だとポジション量はそのままでいくしかありません。
なぜならば、資金が倍に届いていないのに、取引量を倍にするのはリスクが大きくなるからです。
取引量を2万通貨に上げるためには、資金が100万円に増えるまで待つことになります。
資金が50万円から100万円に増えるあいだはずっと利確額は1000円のままです。(利確幅0.1円の場合)
コレ、ちょっと損してる感じしませんか?(;´・ω・)
そこで1000通貨取引を導入します。
資金が5万円増えるたびに1000通貨づつ取引量を増やしていくんです。
資金が55万円になると取引量は11000ランド、60万円に増えると12000ランド、
と増やしていくことで、ポジションサイズを無駄なく増やしていくことができます。
資金効率が上がる
ポジションサイズが『最適化』された結果、資金効率が上がります。
つまり、儲かるスピードが速くなるということです。
取引単位1万通貨のFX会社では、取引だけで50万円増やすためには
『500回の利確』
が必要です。(※前提条件:資金50万円、利確幅0.1円、スワップは考慮しない)
・計算式:増やす資金500000円÷1回当たりの利確額1000円=500回
では1万通貨を保有した状態から
資金5万円増加ごとにポジション『1000通貨』追加
する場合の50万円稼ぐための利確回数を計算してみましょう。
保有ポジションを1000通貨増やすごとに、利確額を100円づつ上げていきます。
現状から5万円増えるのに何回利確すればいいか、を計算し最終的に100万円に到達する回数を算出します。
5万円増える利確回数の計算方法は5万÷1回当たりの利確額です。
・1回当たりの利確額=保有ポジション×利確幅
資金増加幅 | 計算式 | 利確回数(小数点以下切り上げ) |
50万円~55万円 | (50000÷1000) | 50回 |
55万円~60万円 | (50000÷1100) | 46回 |
60万円~65万円 | (50000÷1200) | 42回 |
65万円~70万円 | (50000÷1300) | 39回 |
70万円~75万円 | (50000÷1400) | 36回 |
75万円~80万円 | (50000÷1500) | 34回 |
80万円~85万円 | (50000÷1600) | 32回 |
85万円~90万円 | (50000÷1700) | 30回 |
90万円~95万円 | (50000÷1800) | 28回 |
95万円~100万円 | (50000÷1900) | 27回 |
5万円増えるごとにポジション量を1000通貨追加することにより、このような資金の増え方となります。
あとは5万円増加に要する利確回数を合計すれば50万円増やすための利確回数が判明します。
以上の結果から、
取引単位1000通貨のFX会社で50万円増やすためには
『364回の利確』
が必要となります。
資金を倍にするには
・取引単位1万通貨のFX会社:500回の利確
・取引単位1000通貨のFX会社:364回の利確
つまり、1000通貨が扱えるFX会社を選ぶことで
1.4倍近くのスピードで資金を倍増
させることが可能になるんです。
※計算式:500回÷364回≒1.37
手動トラリピを有利に運用するための条件とは
ここまでの解説で1000通貨でトラリピ運用するメリットは理解していただいたと思います。
これらのメリットは全て
手動トラリピ運用で可能になります。
さらに有利に運用するためには、
FX会社選びが非常に重要
になってくるんです。
トラリピを1000通貨取引するメリットを最大限受け、さらに有利に運用するためには、
次のような条件を満たしたうえで、手動トラリピ運用をすることです。
手動トラリピのポイント
・高金利通貨が1000通貨取引できるFX会社を選ぶ
・スプレッド、スワップポイント、のスペックの優れたFX会社を選ぶ
※手動トラリピってなんぞ?って人はこちら。
手動トラリピのデメリットを回避する設定
手動トラリピの最大のデメリットは、当たり前ですが手動であることに起因しています。
つまり、
リピート注文が忙しい、または忘れる
ことが手動トラリピのデメリットです。
が、解決する方法は簡単です。
トラップ幅、利確幅を広げる
コレだけです。d(´ω`*)
『でも、それじゃ得られる利益も減ってしまうんじゃ・・』
って思いますよね?
心配はいりません。
ちょっと次のテスト結果みてください。
これらの図はランド円を利確幅『0.1円』と『0.2円』でバックテストを行った場合のレポートです。
テスト期間、想定レンジ、平均取得単価、必要資金などの設定は全て共通です。
違うのは利確幅と1本あたりの通貨数だけです。(トラップ幅=利確幅としています)
結果、初期資金270万円に対しての純利益は、
・利確幅0.1円:1,403,175円
・利確幅0.2円:1,920,100円
となり、約2年弱の期間中で50万円以上も違います。
利確幅を広げたことで、手動トラリピのデメリットがほぼなくなるだけではなく、利益額も大幅に上がることがわかります。
安心して利確幅を広げてください。(*´ω`*)
1000通貨取引できる高スペックのFX会社
単価の安い高金利通貨が1000通貨から取引できるFX会社は、まだそれほど多くはありません。
その中でも特に高スペックな会社を集めてみました。
手動トラリピに最適な会社
各社のスワップとスプレッドのスペックを比較してみます。
・スワップポイント
スワップ | みんなのFX LIGHT FX | FXプライムbyGMO | セントラル短資 | |
南アランド円 | 買 | 15.1円 | 14円 | 6円 |
売 | -15.1円 | ‐24円 | -11円 | |
メキシコペソ円 | 買 | 10円 | 14円 | 11円 |
売 | -10円 | ‐24円 | -12円 |
調査年月:2020年2月
・スプレッド
みんなのFX LIGHT FX | FXプライムbyGMO | セントラル短資FX | |
南アランド円 | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭 |
メキシコペソ円 | 0.3銭 | 0.9銭 | 0.2銭 |
追記
FXプライムのランド円とペソ円のスプレッドが縮小されました。
ただし、1万通貨未満の取引には片道3銭の手数料がかかります。
各社の特徴を簡単に説明しておきます。
・みんなのFX、LIGHT FX(トレイダーズ証券)
・総合力No.1!
・スワップポイント、スプレッド共に業界最強レベル!
・スワップ一本値。
・迷ったらココで間違いなし!
・ツールの機能は最小限。
・FXプライムbyGMO
・約定力は最強。とにかく滑らない。
・スプレッドが広がらない。
・言葉にするなら『安心』『確実』『信頼感』
・1000通貨取引の手数料が難点。
・セントラル短資FX
・最強の高金利通貨メキシコペソ円のスワップポイントとスプレッドが最強レベル。
・高金利通貨でもスプレッド拡大が少ない。
・メキシコペソ円の1000通貨取引に集中するならココ。
・ログインのたびにパスワードが必要で、ツールの使い勝手も悪い。
まとめ
お疲れ様でした。
この記事では少額取引のメリットと高金利通貨を1000通貨でトラリピする方法についてお話しました。
・トラリピを少額から運用するには『手動トラリピ』がベスト
・少額運用の3つのメリット『心理的ストレスが少ない』『ポジションサイズの最適化』『資金効率アップ』
・手動トラリピを有利に運用するための条件を満たそう
・条件とは『高金利通貨』『手動トラリピ』『FX会社のスペック』
・最初の選択が非常に重要
・手動トラリピは利確幅を広げてデメリット回避&利益アップ
・FX会社はスペックと特徴で最適な口座を選ぼう
手動トラリピならば、スプレッドやスワップの面で有利なFX会社を選ぶことができます。
トラリピは長期運用をすることが前提です。
少しの利回りの違いが数年後大きな差となって表れてきます。
だからこそ、最初のFX会社選びはしっかりと見極めが必要です。
私は数年間スペックの劣る会社でランド円を運用してきて大分損してきました。(;^ω^)
あなたはそんな失敗をしないようにしてくださいね。
あらゆる情報を駆使して少しでも有利に取引を進めてください。
それではまた!
健闘を祈ります。
ヒロセ