FXなんてものは、儲かればなんでもいいのです。
最近、デイトレードの記事を多く書いてはいますが、実は私は自動売買も大好物でございます。
なんでって、放置でお金が儲かるなんて夢のようじゃないですか!?
あまりにも夢のような話なので、
自動売買で儲かるなんて嘘に決まってる!w
なんて言ってる裁量トレーダーもいるくらいです。
実際に、資金が減っていくようなEAをバラまいている詐欺グループもいるようです。
じゃ、本当に儲かるEAはないのかといえば、そんな事はありません。
きちんとした金融商品取引業の認可を受けた会社が扱うEAであれば、しっかりとした審査を経た上で販売されているので、少なくとも詐欺はあり得ません。
※もちろん無理なロットで運用すれば容易く破綻します。
従って、ゴゴジャンが発売するEAであれば、自動売買の事がよくわからない人でも比較的安心して購入・運用できるというワケです。
前置きが長くなってしまいましたね。
新しく導入したEAの調子が良くて笑いが止まらないヒロセです。
この記事では、私が新しくポートフォリオに組み入れた、ゴゴジャンでの人気NO1のEA
の特徴の解説と、バックテスト及びリアル運用の結果報告を行っています。
是非、あなたのEA選びの参考としていただければ幸いです。
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目次
AI Rig 03-EURJPYの特徴
販売ページによれば、AI Rig 03は勝率ほぼ100%とされています。
参照:【AI Rig 03(サード) -EURJPY M15】販売ページ
いやいや、勝率100%なんてあり得ないだろう!
詐欺でしょうこんなの!!
と、思いますよね?
ですが、ここで言う勝率100%は、建てた全てのポジションが勝つという意味ではありません。
実際、そんなことはあり得ませんからね。
じゃ、どういうことか?
ポイント
損失を抱えたポジションは、利益が出たポジションとの同時決済により、トータルで利益になるように決済されます。
コレを勝率ほぼ100%と表現しているのであって、決して疑わしいEAではないので安心してください。
AI Rig 03の最大の特徴は、
同時決済を行う事で損失をカバーし、資金が実質的に減ることがほぼない
といった点にあります。
資金が減ることがないわけですから、トレーダーのストレスもほぼありません。
ストレスがないから安心して放置運用できるというワケです。
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AI Rig 03-EURJPYのロジック
私が運用した上での感想になりますが、AI Rig 03が利益を出すロジックと、さらに詳しい特徴を解説していきますね。
ロジックと特徴
・スキャルピングとナンピン要素の組み合わせ
・普段はスキャルピングで小刻みに利確
・逆行した場合、ナンピンを行い平均取得単価を下げる
・ナンピンした場合の最大ポジションは8つ
・保有時間が長くなる場合もあるのでマイナススワップのポジションは保有しない
・損切りは利確と同時に行い、トータルでプラスになる
・想定外の逆行では全ポジションの損切りを行う
・取引回数は非常に多い
得意な相場は、同じようなレート変動が小刻みに続くような局面だと思われます。
大きく動く局面では、エントリーを控えるか、含み損ポジションを抱えて耐えるといった感じですね。
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メリットとデメリット
1ヵ月運用して感じたAI Rig 03のメリットとデメリットを列挙しておきます。
メリット
・エントリー回数が多いので単純に楽しい
・小刻みに利確するので資金が増えていく実感がある
・滅多に破綻しないといった安心感がある
・保有時間が長くなってもプラススワップが増えていく
・全ポジ損切りを備えているので想定外の逆行でも破産しない(適正ロットの場合に限る)
デメリット
・いつも利確してるので逆行に捕まるとちょいと不安になる
・ナンピンポジションが増えると資金が拘束される
・いつスワップがマイナスになるかわからない
・全ポジ損切りした場合の損害が大きめ
・バックテスト時間が異様に長い(約30時間以上!)
バックテスト時間は運用するうえでのデメリットではありませんが、強烈に印象に残ったので書いておきます。
総じて安心できるEAだけど、全ポジ損切りの可能性は常に考慮しておいた方がいいかと思われます。
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バックテスト結果
さて、お待たせいたしました。
EAを使用するなら、絶対に欠かせないバックテストの結果を公開していきます。
テストはTDS(Tick Data Suite)を使用し、リアルで蓄積されたティックヒストリカルデータを変動スプレッドで行います。
現状考えうる、最も正確なバックテスト方法となっています。
ヒストリカルデータはデューカスコピーのデータを使用します。
EURJPYのスプレッド中央値は1.1pipsですね。
モデリング品質99.9%がTDSバックテストの証です。
・テスト期間:2010年1月1日~2023年4月7日
・初期証拠金:100万円
・純益:294万8312円
・総利益:583万7506円
・総損失:-288万9194円
・プロフィットファクター:2.02
・期待損益(1トレードの利益):489円
・絶対ドローダウン:83万9194円
・最大ドローダウン:84万9228円
・相対ドローダウン:84.08%
このような結果となっております。
印象としては、初期証拠金100万円に対して0.1ロット(1万通貨)はちょっと多い印象ですね。
レートが逆行してナンピンとなった場合、最大8ポジションを保有することになるので、2千~5千通貨ほどで抑えた方がいいでしょう。
テスト開始直後の落ち込みは、全ポジションの損切りが発動した落ち込みです。
1ポジ0.1ロットでの全ポジ損切りの損害額は、約51.6万円となっています。
全ポジ損切り時の詳細データを解析して、資金量に応じた自分なりの最適ロットを決めておく事をお勧めします。
バックテストデータのダウンロードはこちら。
※繰り返しになりますが、バックテストは30時間以上と非常に時間がかかりました。理由はわかりませんw
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リアル運用結果
リアル運用期間は2023年4月3日~2023年4月28日となっております。
テスト的に0.01ロットから運用を始め、0.03、0.05と上げています。
運用口座はFXTFです。
このEAではMT4のデフォルト以外にトレード履歴がチャート上に表示されるようになっています。
参考までに、どのように表示されるかスクショを貼っておきますね。
もっとも縮小した状態。
縦線間が1日になるよう設定しています。
少し拡大した状態。
チャートの状態によって、1日に何度もトレードする時とほぼトレードしない時があります。
取引明細はMT4から口座履歴としてダウンロードすることができます。
ターミナルの口座履歴を右クリックして期間を指定し、レポートの保存です。
保存したレポートを表計算ソフトに貼り付け、AI Rig 03が行ったトレードをフィルタリングし、必要な情報を算出しました。
結果次のようになりました。
・期間総獲得pips:343.7pips
・平均獲得pips:7.7pips
・平均ポジション保有時間:6時間40分
販売ページでのフォワードテストの結果は次の通り。
参照:【AI Rig 03(サード) -EURJPY M15】販売ページ
4月度の獲得pipsは、343.5pipsとほぼリアルトレードの値と一致しています。
つまり、フォワードテスト通りの性能がリアルトレードでも確認できたという事ですね。
参考までに獲得pipsと保有時間の一部のスクショです。
こんな感じ。
スキャルピングがすんなり利確した場合、数分から数十分。
逆行した場合、数十時間~数ヵ月に及ぶ場合もあると考えられます。
だからこそ、プラススワップになるロングポジションしか保有しないってワケですね。
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まとめ
お疲れ様でした。
この記事では、私が新しくポートフォリオに組み入れた、ゴゴジャンでの人気NO1のEA
の特徴の解説と、バックテスト及びリアル運用の結果報告を行いました。
運用して1ヵ月になりますが、非常に安心して運用できるEAだと実感しています。
ナンピンが発動すれば、含み損を抱える事になりますが、現在は含み損『0』です。
スキャルピング系とナンピン系のメリットを合わせたようなEAですが、当然それぞれのデメリットも多少なりとも持っています。
EAの特徴をしっかりと理解して、ポートフォリオを構築してみてください。
利確幅が狭いといった特徴があるので、スプレッドが広い口座でのバックテストもしてみたいのですが、いかんせん時間がかかり過ぎなので躊躇しています・・
TDSサブスクも一旦解約してから、再び2週間無料期間を使えたのですが、もう終了した事だしね。
海外口座代表でXMでのテストと、キャッシュバックサイト経由で運用した場合のテストならやってみたいですね。
時間があればQuant Analyzerでの解析なども行っていこうかなと考えています。
ま、ぼちぼちやるのでリクエスト等あればコメントなりいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
EAでの自動売買は裁量トレードとの併用もおすすめですよ。
ほっといても資金が増えていく安心感は格別です。
ヒロセ