皆様ごきげんよう。
ヒロセです。
今日はFXをやっている多くの人に共通するテーマ『勝てない』について考えてみたいと思います。
幸いなことに(w)私にはこれまでに散々負けて資金を溶かしてきた歴史があります。_| ̄|○
というわけなので、私がこれまでどうやって『負けてきた』のか。
それはなんで?ってところから『勝てない』理由を特定したいと思います。
負ける理由がわかれば、その理由をつぶすための対策が立てられます。
負ける理由がなくなれば損することはなくなりますよね。
あとは・・
そう、勝つだけです!(*´ω`*)
目次
私の負け歴史
私は今でこそFXで数年に渡りコンスタントに稼いではいますが、当然ながら最初からそうだったわけではありません。
ここでは私がどのように負けてきたのか、ということに焦点を当ててみたいと思います。
ま、詳しいことは覚えてないんですけどねw
株式投資(以下、株)で負ける
私の投資歴は株で始まりました。(* ̄ω ̄*)トオイメ あれは・・いつの頃だったか・・
と、書き始めたはいいものの、当時の記憶はほぼ忘却の彼方でありどんな銘柄を買ったとかは覚えておりませんw
しかしながら200万位は損したと思います。
サラリーマンの私の貯金でそこまで損したら大したものでしょうw
余談ですが当時、同じ会社には4000万以上損しているといった人もおられました。
ですが、最初チャートを見たときに思ったことはハッキリと覚えています!
『楽勝じゃね?』
こうです。
チャートにずっと張り付いていれば絶対に儲けられる!
と、思っちゃったわけです。
私の勝手な想像ではこう思ってしまう人って結構多いのではないでしょうか?
『低い時に買って、高い時に売ればぼろ儲けじゃね?』
『会社やめてずっとパソコンでチャート見てたら絶対勝てるよね?』
と、
当時の私は、希望に満ちた感情であふれ、未来が輝いてみえたものです。←言い過ぎw
しかし結果はというと貯金のほぼすべてを溶かし、市場から撤退を余儀なくされたのでした。
あー、会社辞めなくてよかった・・
日経225で負ける
株で資金を失った私ですが、不死鳥のようによみがえります!
新たに50万を貯めた私は当時の私なりに負けた原因を分析して次の戦略を決めました。
そして株のように銘柄を選ぶ必要もなく、買った銘柄がぼろ株になることもない日経225で取引を始めました。
当時、過去データをエクセルに入力して分析ってのをやっていたような気がします。
分析っていっても、ただ単に『数日間に○○%以上下がれば、高確率で反発する』みたいな法則を見つけ、(た気になって)同じようなチャンスで買っていただけです。
どうですか?
下がったら高確率で反発する理論。
今なら、当たり前でしょ。で一蹴ですが、当時は画期的な方法だと歓喜したものでした。
ま、ただの逆張りともいいますw
またもや、希望に満ちた感情であふれ、未来が輝いてみえたものでした。←もういいw
そして当たり前のように50万円を失い撤退したのでした。
分析ソフトを使って自然消滅
日経225でチャート分析に目覚めた私。←負けたんだけどw
さらに資金を貯めて、今度は株の過去データを分析するソフトを使うことを決心します。
なんだか、上場4000銘柄(だっけ?)かの過去データをソフトに取り込み、パラメーターを設定することで買いと売りのタイミングを決定して、
さらにそれに該当する銘柄を抽出して売買支持を出すという凄いソフトでした。
値段は確か15万円くらいだったと思います。
これもこれから儲かるハズの金額を皮算用して希望に満ちた気持ちで始めました。
しかし、結果は鳴かず飛ばず・・
そのうち過去データを取り込む際の『ソフト電池』というサービスがどんな理由だったか忘れましたが使えなくなり、そのままフェードアウト。
買ったソフト代も回収できずにまたも撤退したのでした。
この時、外部サービスに依存するのは危険だと、ひとつおりこうさんになりました。(*´ω`*)
ついにFXを始める!
そうこうして損を重ねるうちについに私もFXを始める時がやってきました。
当時、前の会社を退職し、かけていた個人年金も解約してなんやかやと500万円くらいの現金をもっていました。
チャートを見てどうこうって取引にうんざりしていた私は初めてスワップポイント狙いというものに興味を持ち、
南アフリカの通貨『ランド』を大量買いしたのでした!
確か当時のスワップポイントが1万ランドあたり15円くらいで1日6000円前後は口座に入っていたと思います。
どう思います?
保有しているだけで1日6000円です。
まー、当初は有頂天になりましたね!
タネ銭が多いとこんなことが出来るのか!!!
なーんて調子に乗りました。
1日6000円だから1か月で18万円。
またもや
『仕事しなくていんじゃね?』
なんて思ったんですが・・・ところがどっこいですよw
当時はどんどん円高が進んでいる真っ最中でしたので、ランドも例外ではなくどんどん下がっていったんですね。
さて、ここでめざとい皆様は計算してしまったと思います。
私がどれくらいランドを買ったのかをw
ハイ、400万ランド買いました♪(*´ω`*)
つまり、ランドが1円下落すると400万円の含み損が発生するということです。
0.1円下落するごとに40万円づつ増える含み損にビビった私はカードローン数社で借りた金を口座に突っ込みます。(←絶対に真似してはいけません)(;´・ω・)
突っ込んだだけで損切りも何もせずただ見ていただけの私のランドはあえなくロスカットにかかり、500と数十万が数か月で溶けたのでした・・
なぜ損切りしなかったのか、と不思議に思いますよね?
損切りという言葉は知ってはいたのですが、当時は具体的にどうすればいいのか全くわからなかったんです。
なんとか相場が反転することを祈ることしかできず、毎日が地獄でした。
残ったのはロスカットに救われた数十万円とそれの倍はあるローンだけでした・・あぁ無常・・
システムトレードで負ける
FXを始めて数か月でローン含め500万円以上を溶かした私ですが、またもや復活いたします。
なんとか貯めたタネ銭で当時のマネースクエア が始めた『トラップリピートイフダン』(以下トラリピ)で資金を増やすことに成功したのでした!
ところが、当時の私はマネースクエアの手数料が結構お高いことに嫌気がさしてきますw
マメなことに『マネースクエアと他の証券会社で同じ条件でトラリピしたらどれくらい資金効率が違うのか』などと計算したりもしていました。
そして、よせばいいのに『MT4』という自動売買ツールを使ってシステムトレードに挑むのです。
それまでさんざん円高で苦しんできた私は、スイスフランを円で売るトラリピを自動で始めました。
ですが、売りで始めたとたんにあの『アベノミクス』が始まり、およそ2年間で米ドルにして80円から120円へと一直線の円安となったのです!!
売りで参入していた私は今度は円安に散々苦しめられ、最終的に170万円ほどの 損切り をしてスイスフランを手放したのです。
結果として損切りの2か月後くらいにあのスイスショックが起こり、私は難を逃れたことになりました。
あれは本当に運がよかったです・・
なんでここまで負け続けたのか
さて、ここまで私の負け歴史を披露させていただきました。
自分でいうのもなんですが、こんだけ負けといてまだ諦めないとかアホ過ぎますよね(;´・ω・)
ところがそのおかげで今稼げているわけなので、教訓として生かせているんじゃないでしょうか。
『FX会社により資金効率が違う』なんて計算した経験も現在は役に立ってます。
相場を予想しようとした
初期の頃は 長期トレード なんて全く考えもせず、資金を短時間で増やすことしか頭にありませんでした。
当然、チャートを読み解いて未来の値動きを予想しようとしたんですが、やはり予想がうまくいくためにはそれなりの勉強と経験が必要になります。
仮に、相場がどっちに向かうのかの確立が6割7割でわかるようになったとします。
そうすると次はいつ買うのか、いつ売るのかという問題が出てきます。
『まず相場がどちらに向かうのか予想する、そして売買のタイミングを見計らって利益を出す。』
言葉にしてしまえば簡単ですが、これをずっと繰り返すのは至難の業であるというのが私の経験から得た感想です。
私は1つの結論に達しました。
相場は予想できないものである。と。
よく考えてみたら当たり前の話じゃないですか?
相場を動かす要素なんていくらでもあるのに、そのうえでこの先の値動きがどうなるかなんて、
神様しかわかりません。
少なくともそう思っていた方が楽になるんじゃないでしょうか?
だって相場の予想って明らかに労働ですよねw
ポイント
相場を予想して利益を出し続けるのは至難の業
リスク管理の意識が低かった
相場の予想をやめた私はスワップポイント狙いとかトラリピに切り替えたわけですが、ここでも間違いを犯します。
ここまで読んでいただいたFX経験者の皆様には既にわかっていると思いますが、とにかく資金に対してのポジション量が多すぎました。
この段階こそ、チャートを読み解き過去の相場変動を理解してポジション量を決定するべきだったのにそこがわかっていなかったのです。
ていうか、当時は十分わかっていたつもりでいたんです。
資金を溶かすつもりでFXをやる人はいませんから。
そして、含み損が増えてきて証拠金維持率が危うくなってきても、具体的な対策なども全く考えていませんでした。
なぜか根拠のない『どうにかなるでしょ』的な考えに陥っていたのです。
しかし、私の認識が甘すぎたことは結果が教えてくれました。
それこそ痛烈に・・
ポイント
自分の取引方法に合ったリスク管理を考えないといけない
まとめ
ここでは私の負け歴史となぜ負け続けたのかを私なりに分析してみました。
私が負けから学んだことは
『相場を予想してはいけない』
『リスク管理はしっかりと』
という2点のみです。
じゃあ、具体的にどうしたらいいの?って話はまた別の機会に!
相場がどう動こうが、それに柔軟に対応できる余裕と適切なリスク管理を徹底することで、長期にわたってFXで稼ぎ続けることが出来ると私は信じています。
これまでの経験を生かしてこれからの投資で逆転を目指す。
その様子を読者の皆様にシェアしていきます。
末永くお付き合いいただけると幸いです。
ヒロセ