どうも。
利回り向上委員長のヒロセです。
FXで継続的に利益を出すには、勝率と損益率の交点が、バルサラの破産確率表の安全域にとどまっている必要があります。
この表で言えば、白い領域です。
リアル運用では、赤と白の境界ギリギリでせめぎ合っていると考えた方がいいでしょう。
つまり、ちょっとしたことで簡単に赤領域に転落してしまう危険があるということです。
だからこそ、FXで勝つためには、
少しでも利回りを上げる
ことを考えていなければいけません。
海外口座で利用できるリベートキャッシュバックも、利回り向上に役立ちます。
なら、どうすればより多くもらえるのかを考えるべきです。
実は、EAの違いがキャッシュバック額に大きく影響を与えるんです。
ポイント
キャッシュバックに有利なEAの特徴が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、FX海外口座のキャッシュバックがより多くもらえるEAの選び方を解説しています。
国内口座でも、開設キャッシュバックやトレードキャッシュバックが用意されているところが多いです。
が、開設キャッシュバックは1回で終わりだし、トレードキャッシュバックは条件が厳しめです。
その点、海外口座だと1トレードごとに確実にキャッシュバックが発生します。
キャッシュバックをもらうための条件がないため、無理なトレードをする必要もありません。
※キャッシュバックサイトへの登録が必要です。
キャッシュバックを多くもらえる工夫をすれば、FX会社もキャッシュバックサイトも潤います。
もちろんユーザーだって嬉しいですよね!d(´ω`*)
誰も損しないので遠慮なくもらってOKです。
ぜひ参考にして、少しでも利回りを上げてEA運用をしていきましょう。
目次
FX海外口座のキャッシュバック
海外口座のキャッシュバックの仕組みは、
キャッシュバックサイトがFX会社からのリベートを受け取り、その一部をユーザーに還元する
といった流れになります。
この還元率が8~9割と高く、利便性に優れたお勧めのキャッシュバックサイトがTariTaliです。
キャッシュバックサイトだけではトレードできないので、TariTari経由でFX会社に口座開設をする必要があります。
もちろん、口座開設後に登録する方法もありますので、現在使ってる口座を登録することもできます。
今回は例として、無料EA使い放題サービスを提供しているGEMFOREXを参照します。
TariTaliでのGEMFOREXのリベートキャッシュバックは次の通りです。
EAが使用できるオールインワン口座のキャッシュバックは、0.8pips(8ポイント)です。
何に対しての0.8pipsかというと、1通貨ペアに対してです。
スプレッドと同じ考え方でOKですね。
つまり、取引量が増えるに従いキャッシュバック額は次のようになります。
・1000通貨×0.8=800pis
・1万通貨×0.8=8000pips
・10万通貨×0.8=80000pips
決済通貨が円であれば、それぞれ『8円』『80円』『800円』になります。
キャッシュバックサイトに登録してトレードするだけで、取引量に合わせた額のキャッシュバックがもらえるワケです。
登録しない手はありません。(*´ω`*)
キャッシュバックをもらうには
より稼ぐためのEAの選び方
じゃ、よりキャッシュバックで稼げるEAってどんなのなんでしょうか?
上記したように、キャッシュバックは取引量に応じて増減します。
しかし、ただ取引量を増やしてもリスクも同様に増えてしまいますよね・・
ですから、
同等のリスクで、より期間取引量の多いEA
がキャッシュバック向きのEAということになります。
期間取引量は、
1回あたり取引量×期間取引回数
で計算できます。
つまり、キャッシュバックがよりもらえるEAの条件は次のとおりです。
CB向きEA
・1回あたり取引量が多い
・期間あたりの取引回数が多い
・リスクが増えない
EA比較
それでは、GEMFOREXの無料EAの中から、実際にバックテストを行ったEAのテストレポートを比較していきましょう。
スプレッドはGEMFOREXでの運用を想定して、ヒストリカルデータに加算してあります。
テスト期間は約1カ月違いますが、誤差として考えてください。(;^ω^)
スイング系
スキャルピング系
比較表
スイング系 | スキャルピング系 | |
ロット | 0.1 | 0.1 |
トレード回数 | 1,771 | 5,380 |
最大ドローダウン | 91,106 | 43,615 |
総取引量 | 177.1Lot | 538Lot |
推定キャッシュバック | 141,680円 | 430,400円 |
※1ロットあたり800円のキャッシュバックとして計算
この表によれば、リスク(最大ドローダウン)に差があるので、リスクが同等になるようスキャルピング系のロットを変更してみます。
スイング系 | スキャルピング系 | |
ロット | 0.1 | 0.2 |
トレード回数 | 1,771 | 5,380 |
最大ドローダウン | 91,106 | 87,230 |
総取引量 | 177.1Lot | 1,076Lot |
推定キャッシュバック | 141,680円 | 860,800円 |
このようになりました。
総取引量はスイング系と桁違いとなり、それに伴って推定キャッシュバック額も膨れ上がりました!d(´ω`*)
つまり、キャッシュバックをより稼ぐEAは次のようになります。
CBをより稼ぐには
少ないロットで広い利確幅を狙うスイング系より、
多いロットで狭い利確幅を狙うスキャルピング系が向いている
スプレッド耐性に注意
キャッシュバックは実質スプレッドを狭くする効果があります。
スキャルピングのように利確幅が狭い場合、スプレッドの変化に対して敏感に結果が左右されます。
だからこそ、スイングに比べてキャッシュバック額が大きく膨らんだワケです。
逆に言えば、
スプレッドが広がった場合、結果が悪くなる度合いが強い
という事です。
キャッシュバック対応している海外口座の場合、国内口座やTDSで取得するヒストリカルデータよりもスプレッドは広いです。
つまり、バックテストを参照して海外口座でリアルトレードした場合、次のような点に注意が必要です。
注意ポイント
スキャルピング系EAはスプレッド耐性が弱いため、バックテストとリアルトレードの乖離が起こりやすい
スキャルピング系EAでは、スプレッドが広がるとプロフィットファクターが大きく低下します。
テストで1以上でも、リアルだと1以下になることも珍しくありません。
こうなると、スプレッド負けを起こし、
やればやるほど損をする
といった状態に陥ります。
こういった事が起こらないように、バックテストはリアルで運用する口座に合わせてスプレッド補正を行うことが大切です。
まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、FX海外口座のキャッシュバックがより多くもらえるEAの選び方を解説しました。
今回計算してみて、あまりの違いにびっくりしております。( ゚Д゚)ポカーン
海外口座でスキャルピングEAを使用する時は、キャッシュバックサイトへの登録が必須ですよ!d(´ω`*)
もちろん、スイングだろうが、デイトレだろうが、もらえるものはもらっておきましょう。
常に今よりも優れた利回りを追求するのが、トレーダーの仕事です。
ましてや、キャッシュバックをもらうのにリスクは増えません。
GEMFOREXの場合は入金ボーナスとの2重取りも可能です。
つまりデメリットはなにもないってことです。
せっかくの海外口座ですから、全てのメリットを使ってスプレッドの不利を埋めましょう。
そうでないと海外口座を使う意味がありません。(*´ω`*)
それではまた。
自動売買もまだまだ奥が深いです。
知識は力ですよ!d(´ω`*)
ヒロセ
注意ポイント
バックテスト結果はこれからの利益を保証するものではありません。
FXは損失を出す可能性があります。
EAの使用及び資金管理はご自身の判断にてお願いします。