どうも。
皆様のTDSバックテスター、MTヒロセです。
最近は、無料EAのリアルトレードに近いバックテストに情熱を燃やしております。
なんでって、面白いし夢があるからです。
ま、資金はないんですけど・・(;´･ω･)
【FOREX EXCHANGE】では、『俺のEA』という無料でEAが使用できるサービスを提供しています。
無料EAが使用できるFX会社は【GEMFOREX】が有名ですが、国内ではおそらく【FOREX EXCHANGE】だけでしょう。
※無料EAの使用には売買手数料が必要です。
ただし、
どのEAが儲かるのか？
という選択は避けては通れません。
ポイント
実際に運用して損するのはイヤだ・・
正確なバックテスト結果が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、FOREX EXCHANGEで使える無料EAの検証を行っています。
検証はTDSを使用して、スプレッド変動＋補正のうえ、できる限りリアルトレードに近い環境でバックテストを行います。
テストデータはHTMLファイルでダウンロードできるように用意しています。
損益データを表計算ソフトにインポートすることで、より詳細な分析をすることができますよ。d(´ω｀*)
ぜひ、有効に活用して優秀なEAで利益を出していただきたいと思います。
目次
FOREX EXCHANGEの無料EA検証
GEMFOREXにも言えることですが、無料EAが使えるメリットは、
購入しなくても検証ができる
ことに尽きます。
EAってのは、買うとなれば結構お高いものです。
『買う前に性能を知りたい』
と思うのは当たり前ですよね。
買ってしまった後で、
『なにこれ全然儲からないじゃん！？』
となってしまうのが、EA運用がうまくいかない原因です。
その点、FOREX EXCHANGEで『俺のEA』を利用すれば、事前に思う存分バックテストが可能です。
もちろん、ゴゴジャンにもバックテストやフォワードテスト結果が公開されていますが、自分自身で行った方がより信頼できるハズです。
そうして選んだEAは、売買手数料が必要ではありますが、購入せずに運用できます。
手数料は1000通貨あたり6円。
スプレッド換算で0.6銭です。
『俺のEA』で手数料（スプレッド負荷）をかけた状態で儲かるのであれば、
手数料がない口座ではもっと儲かる
のは間違いないですよね。d(´ω｀*)
ポイント
『俺のEA』で買ってもいいと思えるEAを見つけたら、購入して手数料を払わず運用できます。
この選択肢はGEMFOREXにはなく、FOREX EXCHANGE独自の優位性と言えるでしょう。
バックテスト方法
繰り返しになりますが、
当ブログでは、トラリピを除くEAのバックテストは全てTDSを使用して行います。
TDSは正確なバックテストを行うためのツールです。
TDSを使用したバックテストでは、
・リアルティックを使用した高品質なヒストリカルデータ
・スプレッド変動
・スワップポイント適用
・スリッページ有効
を採用し、現状で最もリアルトレードに近い環境でのバックテストが可能です。
さらに、ヒストリカルデータとリアルチャートから取得したスプレッドの差を補正します。
『俺のEA』の場合、手数料（スプレッド換算6ポイント）を加算したテスト結果も公開します。
ちなみに、バックテスト時の初期証拠金の設定は全て【JPY】（円）にて行います。
今回の検証EA
今回検証するEAは、
です。
※リンク先でEA詳細閲覧と購入が可能です。
大まかなスペックは以下の通りです。
・タイプ：スキャルピング
・通貨ペア：USDJPY
・使用時間足：5分足
・最大ポジション：2（両建てあり片側1）
・複利モード：あり
バックテストの初期証拠金は10万円。
ロットは0.1（1万通貨）で行います。
テスト結果のドローダウンや自身の資金量に合わせて、余裕をもったロットでの運用をお勧めいたします。
スプレッド補正
EAのバックテスト結果には、スプレッドの違いが非常に大きな差となって表れます。
TDSを使用すると、運用するFX会社に応じてスプレッドの補正が可能です。
TDSでダウンロードしたヒストリカルデータは【Dukascopy社】のスプレッドが適用されています。
コレを『俺のEA』でのリアル運用に合わせられるように補正を行います。
まずは手数料なしの場合の補正値です。
スプレッド加算2ポイントとします。
次に手数料を加算したテストを行います。
ヒストリカルデータとの差＋手数料：2＋6＝8ポイント加算とします。
補正後バックテスト結果
手数料なし
手数料あり
複利モード
手数料あり、リスクレート100でテスト。
比較表
| 手数料なし | 手数料あり | 複利モード | |
| 純益 | 722,170 | 497,525 | 6,183,580 |
| プロフィットファクタ | 1.36 | 1.24 | 1.22 |
| 最大ドローダウン | 45,425 | 77,595 | 1,770,306 |
| 総取引数 | 3,327 | 3,216 | 3,216 |
こうなりました。
利確幅が狭いためか、手数料ありの場合の落ち込みが目立ちます。
スプレッド耐性はスキャルピングEAとしては、一般的な方ではないでしょうか・・
が、手数料あり複利モードでも着実に増えているので、長期運用の優位性は明らかです。d(´ω｀*)
複利モードでは、リスクを一定に保って1000通貨単位でロットを自動調節します。
自動調節で楽なのも利点ですが、最大リスクが限定されるため、セーフティとしても機能します。
HTMLファイルのダウンロードはこちら。
まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、FOREX EXCHANGEで使える無料EAの検証を行いました。
『俺のEA』で使えるEAの詳細リンクへは、全てこちらから移動できます。
ゴゴジャンのEA詳細ページで、ある程度EAの仕様や良し悪しを確認することができますよ。(*´ω｀*)
この企画では、ナンピンマーチン搭載のEAは、あらかじめ省いてテストを行っています。
ナンピンマーチン自体がダメなワケではありませんが、
EAでの放置運用には適していない
と考えているからです。
それではまた。
EA選びで自動売買運用の結果は大きく変わります。
逆に言えば、いいEAを発見できれば後は楽チンってことですよ♪d(´ω｀*)
ヒロセ
注意ポイント
バックテスト結果はこれからの利益を保証するものではありません。
FXは損失を出す可能性があります。
EAの使用及び資金管理はご自身の判断にてお願いします。
