どうも。
お金を扱うならめっちゃ確かめて納得しないと安心できないメタトレーダーヒロセです。
FXで勝てるようになるために重要なことは検証です。
検証ってのは一言で言えば
確かめること
です。
例えば、資金管理にしても、
『この資金でこのロットなら〇〇pipsの逆行で‐2%』
なんていう計算だって検証です。
運用の検証なら、過去チャートを見ながら、
『ここでエントリーしてここで決済したら〇〇pips取れて利益額〇〇〇円』
などの検証を繰り返して、少しでも優位性のあるルールを探しているワケです。
ところがですよ。
チャートの右側を隠した過去検証(バックテスト)では、往々にして、
うまくいかないことの方が多い
んですよね~。(;´・ω・)
となると、やはりそこは人間ですから、
例え検証とはいえ、負が続くと悔しいワケです。
ポイント
つい、いい結果を出そうとしてしまう
検証は手動と自動のどっちがいいんだろう
このような悩みにお答えします。
この記事では、検証でやってはいけないことと、検証方法のメリットデメリットについて解説しています。
検証は何のためにやるのか?
リアルトレードで勝つためですよね。
そのために、検証では絶対にやってはいけないことがあります。
ぜひ正しい検証を行ってリアルトレードで勝っていただきたいと思います。
目次
FXの検証時に大事なこと
検証時にやってはいけない大事なこととは、
意味がないとわかってはいるけど、ついやってしまう
ようなことです。
それはズルです。
ズルはしちゃダメ!(;^ω^)
例え、ツールを使って右側を隠していたとしても、
右側を見てから戻ってエントリーしてたんじゃ検証になりません。
こんな感じ。
おっ!
何度か底打ちして下げ止まったように見えるな・・
短期MAと中期MAもゴールデンクロスしてるし、買いじゃね?
あでも、長期MAは大分上だし、戻り売りの場面かもしれない・・
む~迷う~
ちょっと時間を進めてみるか・・カチカチ・・
おおう!?噴火してるー!
あそこはやっぱり買い場だったか!
よしよし思った通りだぜ!
思った通りなんだからここは戻って買いでエントリー。
これで200pipsゲットだぜ!
デュフフフ(о´∀`о)
なにやっとんじゃ!
( 'д'⊂彡☆))Д´) パーン
いや、気持ちはわかりますよ。
検証でも勝てば気持ちいいし、負ければ悔しいですからね。
でもね、
検証でいい結果が出ても、リアルトレードで出なければ意味がない
と思いませんか?
検証は誰でもなく、自分のためにやるものです。
自分を出し抜いても仕方ないですよね・・(;^ω^)
このような検証は、時間の無駄以外の何物でもありません。
なぜならば、
リアルだと時間を戻すことなどできない
からです。
このように、
感情が入って結果が違ってしまう
のが手動検証のデメリットです。
※〇〇時にエントリーすると決めたルール通りに検証するなら、行き過ぎを戻るのはアリです。
検証の自動化
『どうしても先を見てしまう』
というのであれば、手動検証ではなく自動検証にしてしまうのもアリです。
上記したようなロジックであれば、トレードルールはこんな感じ。
ルールの例
・ダブルボトムなどの反転サイン出現
・サイン後の次の短期中期MAのクロスでエントリー
・決済は、利確50pips、損切り30pips
この程度のロジックであれば、
『EAつくーる』を利用すれば、プログラミングの知識なしで簡単に作れます。
できたEAをMT4に組み込んでバックテストすれば、
ズルのしようがなく正確な結果が出ます。
『EAを作るには高度なプログラミング知識が必要』
という認識は、
車を作るのにエンジンの仕組みから勉強する
ようなものです。
手動検証でうまくいかないのなら、さっさとEA化して、
自動で何度も検証した方が早く結果が現れるハズです。
便利なツールがあるんだったら、使わない手はありません。d(´ω`*)
手動検証のメリットデメリット
もちろん、手動で検証することに意味がないわけはありません。
手動は手動でメリットだってあります。
手動検証のメリット
・ローソク足の動きを見ながら検証できる
・経験値が積める
・何度も繰り返し練習できる
・機械では難しい判断も入れられる
・裁量で儲けたい人向け
手動検証のデメリット
・際どい局面では判断がしにくい
・時間がかかる
・面倒くさい
・勝てないと凹む
・検証といえどメンタルがやられる
手動検証では、
ロジックの優位性を確認するだけではなく、
同時にトレード技術の向上を狙うことができます。
実際のローソク足を見ながら、早回しでトレードしている状態ですから、
トレード技術だって上がるってワケです。(*´ω`*)
自動検証のメリットデメリット
自動検証のメリット
・感情が入らずストレスがない
・いろんなパターンを高速で回せる
・最適なロジックを見つけやすい
・長期の検証もできる
・自動売買でやりたい人向け
自動検証のデメリット
・EA化が必要
・チャートを見ながらできない
・経験値はあまり得られない
自動検証では、
ロジックを正確に繰り返すことで優位性を確認できる反面、
スキルの上達はあまり見込めません。
優位性のあるロジックを、正確に反復することに特化しています。
スタイルに合わせて最適な検証をしよう
なんでもそうですが、2面性があります。
どんなに優れているように見えても、悪い面もありますし、
悪いように見えても、使い方によっては優れている点もあります。
検証だって同じです。
・いつか裁量トレードで儲けたい
・トレードスキルを高めたい
というのならば、
ローソク足を1本ずつ進めながら検証するスタイルが合っています。
微妙な判断が必要なところで、
優位性の高い選択ができれば、
利回りだって上がるでしょう。
・想定レンジだけ決めて、手動トラリピ運用したい
・すべてEAに任せて放置したい
というのであれば、
MT4でバックテストをすればいいでしょう。
高速で何度もテスターを回すことで、
最適な設定を見つけ出すことができます。
要するに、
最終的にどうしたいかによって、
検証方法も変わるってことです。
トラリピの利確幅の検証なんて、
手動でやってたらとんでもないことになります。
逆に、いつまでもEAで自動検証していては、
リアル相場の裁量トレードで、儲かる局面を見つけることは難しいハズです。
裁量トレードで儲けたいのなら、ローソク足を見ないと始まりません。
あとは、
・無理のない資金管理
・適切な分散
・想定外の対応
を、十分に検証しておくことで、
FXで儲けられるようになっていくハズです。
多分・・
まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、検証でやってはいけないことと、検証方法のメリットデメリットについて解説しました。
・検証をするのはリアルトレードで勝つため
・意味がないとわかっているけどついやってしまう『ズル』
・戻ってエントリーしてたら検証にならない
・検証でいい結果が出てもリアルトレードで出なければ意味がない
・検証をするのは自分のため
・リアルだと時間を戻すことなどできない
・どうしても先をみてしまうなら自動検証にしてしまう
・手動検証ではトレード技術の向上を狙うことができる
・自動検証は優位性のあるロジックを正確に反復することに特化している
・目指すスタイルに合わせて最適な検証をする
・無理のない資金管理
・適切な分散
・想定外の対応
を十分に検証する
以上、こんなところです。
検証中に時間を巻き戻してエントリー。
なんて誰でもやったことあると思いますが、無駄ですよね。
わかっていてもやってしまう・・(;^ω^)
決められた検証期間が終わる前にレポートを見ちゃったり・・w
だって途中経過、気になりますよね~
でも、レポートも最後まで見ない方がいいです。
微妙な局面になったら、
裁量でやりたい人は、自分がリアルトレードするならどうするか?と考え、
自動売買したい人なら、機械的に正確な判断をしてください。
せっかく時間を取って検証をするのであれば、
しっかりあとに残る『意味のある検証』をしましょう。
それではまた。
FXは検証検証また検証ですよ!
確かめて確かめて確かめまくることこそが大切です。
ヒロセ