どうも。
ヒロセです。
スワップポイントっておいしいですよね♪
なんでって、ただ保有してるだけでお金もらえるんだから。(*´ω`*)
しかし、スワップ目当てで長期保有するなら最初のFX会社選びが大事ですよ。
ポイント
スワップ益の税金ってどうなってるのかな?
FX会社による違いは?
具体的にどれくらい違うの?
このような疑問にお答えします。
この記事ではスワップポイントにかかってくる税金がどの時点で課税されるのかを解説します。
課税タイミングによっては長期的に大きな差が出てくる可能性もあります。
スワップ益目的で長期保有するのなら知っておかないと損するかもしれません。
FX会社の選択を間違えただけで損するとかイヤですよね・・(;´・ω・)
是非、この記事であなたに合ったFX会社を選んでいただければと思います。
目次
スワップポイントにかかる税金でFX会社を評価してみる
FXでポジションを保有する場合、スワップポイントが発生するわけですが、
コレが口座とか証拠金とかに反映される際に、FX会社によって『様々なパターン』があります。
そのパターンを把握することで、自分の投資に最適なFX会社を選択することができますよ。d(´ω`*)
※プラススワップが前提です。
スワップポイントの扱い3つのパターン
FX会社によって違う、スワップポイントの扱いは大きくわけて次の3パターンです。
1:ポジションが決済されない限りスワップポイントは含み益として扱われ、課税対象にならず再投資もできない。
2:ポジションが決済されない限りスワップポイントは含み益として扱われ、課税対象にならないが再投資はできる。
3:未決済のポジションに付与されるスワップポイントでも毎日口座に反映され、課税され再投資ができる。
1のスワップ再投資ができない会社については長期保有には不向きですので、今回の話では除外とします。
取引差益についてはポジションを決済して利益が確定した時点で課税対象となります。
スワップポイントも所得である以上、そこに税金がかかってくるのは理解できると思います。
この、スワップポイントにかかってくる税金が
『いつ課税されるのか』
で、ポジションを長期保有した場合の利益が変わってきます。
自分がFX運用しようとしている会社がどのタイプなのか事前に知っておくことが大切です。
どちらのFX会社の方がお得なのか?
さてと、1のタイプを除外したことで、再投資可能なFX会社のうち2パターンから選択することになります。
ここであなたが気になるポイントとしては、
スワップポイントが
・ポジションが決済されない限り課税対象にならない。(最終的には課税される)
・ポジションが決済されなくても毎日確定されて課税対象になる。(毎年課税される)
この2パターンではどちらがお得なのか?
ってことでしょう。
毎年コツコツ税金を払うのと、最後にドカンと税金を払うのとどっちがいいの?って話です。
それではそれぞれのパターンで長期複利運用したときのシミュレーションを行ってみますね。
スワップポイントに税金がかかると仮定しての比較シミュレーション
ここでは同じ条件で複利運用した場合、スワップポイントに対して
『毎年課税される会社』
『最終的に課税される会社』
で、最終的にどちらが有利なのかを計算してみましょう。
前提条件
・初期費用100万円
・複利周期1年
・運用の年利20%
・利息にかかる税率20%
・運用期間30年
※必死のパッチで計算した証拠画像w
表計算ソフトで計算してみた結果、100万円を30年間複利運用した結果、なんと1億円以上も差がつくことが判明しました!
自分で計算してみてちょっとびっくりです。( ロ)~゚ ゚ナントー!
このままではちょっとなにいってるのかわからないので、グラフにしてみます。
最終的に落ち込むものの、毎年税金が徴収されるよりは最後にドカンと徴収された方が断然お得だということがわかります。(*´ω`*)
ポイント
保有したままのスワップ複利運用なら毎年税金を払うよりも、最後に払った方がお得
スワップポイント確定型の会社はダメなのか
長期運用のシミュレーション結果では最終的に税金がかかる方がお得という結果がでました。
では、毎日スワップポイントが確定するFX会社は絶対的に不利なんでしょうか?
実はそうとも限らないんです。(*´ω`*)
なぜならば、
利益額により課税されるかされないかが決定されるからです。
税金が一切かからないパターンとは
FXでは原則として
・給与所得がある場合、(年間利益-経費)=純益20万円以下
・給与所得がない場合、(年間利益-経費)=純益38万円以下
の場合、得た純益に対して税金を払う必要はありません。(確定申告の義務がないという意味です)
例を挙げて説明してみましょう。
例えば
あなたがFXで毎年、30万円のスワップポイントの利益があり、
経費としてインターネット料金や書籍代など15万円を計上したとします。
1:スワップポイントが毎年課税されるタイプのFX会社で取引していた場合。
2:スワップポイントが最終的に課税されるタイプのFX会社で取引していた場合。
1の場合
給与所得のある人では、年間30-15=15万円の純益を受け取っているとみなされ、
確定申告の対象にはなりません。
このままの条件を5年間続け、5×15=45万円の総純益を得て、最終的にポジションを決済したところで、
『年間の利益-経費』が20万円以下ですので、
期間中の税金は一切払わなくても大丈夫
です。(申告すると取られますよ!)
2の場合
年間30万円のスワップポイントの含み益が発生することになります。
この場合、含み益なので毎年課税されることはありません。
しかし、5年目にポジションを決済した場合、スワップポイントの含み益150万円が確定されます。
すると、その年の『利益150-経費15=純益135万円』がFXによる収入とみなされ、
135×20%=27万円の税金がかかる
ことになります。
つまり、長期的に複利運用する場合には損に思えた、毎年スワップポイントに課税されるFX会社でも、
年間の利益がそれぞれ20万円、38万円以下なら逆に得する場面もあるということです。
ポイント
状況によっては毎年課税される方が得な場合もある
スワップポイント運用でオススメのFX会社とは
それでは結局、どのFX会社で運用するのがお得なのでしょうか?
上記した1を除外した2パターンのFX会社、
2:ポジションが決済されない限りスワップポイントは含み益として扱われ、課税対象にならないが再投資はできる。
3:未決済のポジションに付与されるスワップポイントでも毎日口座に反映され、課税され再投資ができる。
の中で、私がオススメするのが断然、2のFX会社です!
ただし、『スワップ振替』などで未確定スワップを確定できることが条件です。
普段は含み益として税金を回避できるし、年末に利益が少なければ、20万円を上限として利益確定していけばいいのです。
ようは、状況に応じて対応を変えられる余裕があるということです。
やはり、自分の好みで操作できる範囲が広い方が扱いやすいことは確かですね。
ただし、資金がそれほどなく年間の利益がほぼ20万円以下確実であり、※
利益は再投資に回さず出金するといった運用なら、3のスワップポイントが自動で資産に反映される会社の方がめんどうがなくていいですね。
※他に所得がないなら38万円
ポイント
状況を使い分けられるFX会社がお勧め
参考までに該当するFX会社でスペックの優れている会社を紹介しておきます。
まとめ
お疲れ様でした。
今回は以前の記事で書けなかった部分を補足するような恰好になりました。
※スワップポイントの税金と複利運用の話
重複する部分もありますが、結構大事なポイントの割にあまり情報として出回っていないので敢えて何度も取り上げています。
・FX各社のスワップポイントの扱い方によって課税されるタイミングが違う。
・長期運用したときのシミュレーションでは最後に税金を払うパターンが圧倒的に有利。
・利益に対しての税金を払わなくてもすむ場合もあるのが、毎年税金を払うパターン。
・自分の意志でスワップポイントの利益を確定できる会社がベスト。
税金のかかりかたで長期運用したときの結果が全く違うことがわかったのが今回の収穫でしたね♪
そういや私が手動トラリピ運用しているYJFX!は毎日スワップポイントが確定するタイプでした・・どうしよう・・(;^ω^)
エラそうにブログとか書いてますが、私もまだまだ勉強することがたくさんあると思い知りましたw
これからもより有益な情報を提供できるよう、頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。(*´ω`*)
それではこの辺で。
せっかく保有しているだけでお金がもらえる制度があるんだからうまく利用したいですね。
ヒロセ
用途に応じてFX会社を使い分けたいのならこちら。