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初心者向け

FXのPIPS計算方法|円換算の問題集

2020年8月22日

https://gyakuehu.com

どうも。

外貨同士のレートをみてると眩暈がするトレーダー、ヒロセです。

 

FXでトレードする場合、円表示の通貨ペアだけだと選択肢が限られてしまいますよね。

円表示ってのは〇〇〇/円といった通貨ペアのことです。

 

選択肢が少ないと、

・わかりやすいチャートがない

・レートに対してスプレッドが高い

・ボラティリティが低い

など、不利なトレードを強いられてしまいます。

 

でも、外貨同士の組み合わせってわかりにくいですよね・・

なぜならばレート表示が『PIPS』だからです。

 

わからないイメージ

 

ポイント

もっといろんな通貨ペアでトレードしたい

外貨同士のレートの見方がわからない

何かいい方法があれば知りたい

このような悩みにお答えします。

 

この記事では、外貨同士の通貨ペアがわからない人向けに、円表示への換算の仕方を解説します。

 

『わからないから円表示だけでいいや』

って人も多いと思います。

私も以前はそうでした。

 

でもそれって、実は損してるかもしれませんよ!

どんな手法にしろ、選択肢は多い方が有利な通貨ペアを選べます。

手動トラリピでは、利回りが良くてマイナススワップが少ない通貨ペア

・裁量では、得意なチャートパターンが表れていてスプレッドの狭い通貨ぺア

こんな感じ。

 

別に複雑な計算なんていりません。

算数で十分です。

 

慣れるまで繰り返し練習できるように、問題集を作りましたので是非やってみてください。d(´ω`*)

 

 

ヒロセ
今日はPIPSを円に換算する方法です
さっぱりわからないから練習したいんだけど・・
まりりん

ヒロセ
やる気だよね!じゃ問題集作ろうか
やった!これで儲けられる~♪
まりりん

ヒロセ
それは違うけど面白いから黙っとこ・・

FXのPIPS計算方法

まずは、

コレを覚えておかないと話にならない

って基本からいきますね。

 

レート表示のルール

ポイント

・左側が基軸通貨、右側が決済通貨

・基軸通貨『1』に対しての、決済通貨の『比率』を表した数値がレート

・比率計算は基軸通貨÷決済通貨

・レートの最小単位が『PIPS』=『銭』

・主要8通貨中、円のみ基本単位が100倍になっている

 

『1PIPS』はどこ?

円表示では、小数点以下2桁目

他の通貨表示では、小数点以下4桁目

 

例えば、レート表示がこのような場合、『1PIPSの位置』はこんな感じ。

・USDJPY:105.781

・AUDCHF:0.65279

 

1PIPSの位置

USDJPY:1米ドル=105.781円

AUDCHF:1豪ドル=0.65279フラン

 

これだけ覚えておけば、あとはいくらでも応用できます。

要は慣れるだけ♪

とっても簡単。(*´ω`*)

 

豆知識

主要8通貨の組み合わせで『通貨ペア』を表示する場合、

左側に表示する通貨は全世界共通ルールとして決まっています。

全ての組み合わせで、上の通貨が左に表示されます。

1:EUR(ユーロ)

2:GBP(英ポンド)

3:AUD(豪ドル)

4:NZD(NZドル)

5:USD(米ドル)

6:CAD(加ドル)

7:CHF(スイスフラン)

8:JPY(日本円)

 

まりりん
とにかく左側の通貨の価値がレートってわけです

通貨ぺアの円換算

じゃ、上記した『AUDCHF:0.65279』が、

円換算でいくらになるの

って話になりますよね。

 

なんでって、

『AUDCHF:0.65279』ってどゆこと?

ってのを理解してないと、ポジションを建てる時に、

『レバレッジ』も

『必要な資金』も

『保有するべき数量』も

わからないからです。

 

外貨同士のレートを円換算する方法はこうです。

ポイント

基軸通貨の円レートを調べる

つまり、に表示されている通貨の円レートが現在の円での価値です。

 

上に書いたPIPS表示の式にちょいと付け足してみますね。

現在レートはこうです。

・AUDCHF:0.65279

・AUDJPY:75.737

ついでに1000通貨ではどうなるのか、計算してみます。

 

レートの円換算

AUDCHF:1豪ドル=0.65279フラン=75.737円

1000AUDCHF=1000豪ドル=1000×75.737=75737円

 

レートは常に、

左側の基軸通貨の価値を、右側の決済通貨で表した数値

になります。

 

コレが理解できれば、外貨建てポジションをいくら持てばいいのか簡単に計算できます。

電卓を用意して設問に答えてみてください。

 

まりりん
左の通貨を円表示させればいいだけなのね♪

ポジションの円換算の設問

問1

1万円の資金で『GBPUSD』を『1000通貨』保有した場合のレバレッジを求めよ。

現レートは次の通りとする。

GBPUSD:1.30883

USDJPY:105.781

GBPJPY:138.449

回答

 

問2

『AUDNZD』を10万円の資金で『レバレッジ5倍』で保有する場合の最大通貨量を千通貨単位で求めよ。

現レートは次の通りとする。

AUDNZD:1.09412

AUDJPY:75.737

NZDJPY:69.222

回答

 

問3

『USDCHF』を『レバレッジ3倍』で1000通貨保有する場合の必要資金を円で求めよ。

現レートは次の通りとする。

USDCHF:0.91135

CHFJPY:116.020

USDJPY:105.735

回答

 

まりりん
途端にわからないんだが・・

レート変動の円換算

それでは、外貨同士の通貨ペアを保有したとして、

レート変動でどれだけ円換算で動くのか

を解説していきます。

 

保有ポジションのレート変動を円換算する方法はこうです。

ポイント

決済通貨の円レートを調べる

つまり、に表示されている通貨の変動幅を円換算するワケです。

 

解説には、またまたAUDCHFに登場してもらいましょう。

ポジションを建てた後、レートが20PIPS上昇したとします。

 

20PIPS上昇

AUDCHF:1豪ドル=0.65279フラン

20PIPS上昇➡1豪ドル=0.65479フラン

 

わかりますよね。

基軸通貨はそのままで決済通貨が20PIPS変動したってことです。

 

つまり、外貨同時の保有通貨ペアの変動幅を円変換するには、

 

20PIPS変動の円転

変動PIPS×決済通貨の円レート

20PIPS×フラン円のレート(現在116.02円)

0.002×116.02≒0.232円

注意ポイント

※決済通貨の円レートに掛けあわせる変動PIPSはレート表示に変換する必要があります。

20PIPS➡0.002

 

という計算になり、

『AUDCHF』の20PIPS上昇は『CHFJPY』の0.232円上昇に相当する

というわけです。

 

あとは通貨量を掛け算するだけで損益額の計算ができます。

 

ポイント

ポジションを建てる前の価値は『基軸通貨』で計り、

ポジションを建てた後の価値は『決済通貨』で計ります。

 

なにか禅問答みたいになってしまいましたが、

『こんなもんだ』

とでも思っておけばいいです。

やればスグに慣れます。

 

まりりん
変動するのは右の通貨ってことね♪

レート変動の円換算の設問

問1

『GBPUSD』をレート1.30883で『1万通貨』買い、1.31183で決済した場合の損益額を円で求めよ。

決済時のレートは次の通りとする。

・USDJPY:105.781

・GBPJPY:138.767

回答

 

問2

『USDCHF』をレート0.91135で『5千通貨』売りで保有し、その後『含み損が‐12万円』となった場合のレートを求めよ。

変動後レートは次の通りとする。

・CHFJPY:84.870

回答

 

問3

『EURUSD』のレートが1.17947の時に『20PIPSの上昇で2万円の利益』を狙うとする。

1、保有するべき通貨量を千通貨単位で求めよ。

2、また、その際にレバレッジの上限を10倍とした場合の必要資金額を円で求めよ。

決済時レートは次の通りとする。

・EURJPY:124.318

・USDJPY:105.223

回答1

回答2

 

まりりん
さっぱりわからないんだけど・・

スワップの単位

スワップもFX会社によっては、通貨間の比率で表示される場合があります。

 

こんな感じ。

外貨同士のスワップ

この表示方法を『2nd currency建て』と言ったりします。

 

円に変換するには、

その時点での決済通貨の円レートを掛け算するとOKです。

 

米ドルフランの買スワップなら、

0.05×フラン円のレート

で円転されたスワップ値がわかります。

 

現在のフラン円のレートが116.02円であれば、

0.05×116.02≒5.8円です。

簡単ですね♪d(´ω`*)

 

まりりん
これならわかる!

 

設問

USDCHFのレートが0.91135時に保有した売りポジション1万通貨を『30日後』に0.90135で決済した。

この場合の決済額を求めよ。

各数値は次の通りとする

・決済時フラン円レート:115.773円

・保有中平均フラン円レート:115.995円

・USDCHF売りスワップ:‐0.75/1万通貨あたり

回答

 

まりりん
やっぱりわからへーん!!!

まとめ

お疲れ様でした。

この記事では、外貨同士の通貨ペアがわからない人向けに、円表示への換算の仕方を解説しました。

 

・選択肢は多い方が有利な通貨ペアを選べる

・左側が基軸通貨、右側が決済通貨

・基軸通貨『1』に対しての、決済通貨の『比率』を表した数値がレート

・レートの最小単位が『PIPS』=『銭』

・主要8通貨中、円のみ基本単位が100倍になっている

・1PIPSは円表示では小数点以下2桁目、他の通貨表示では小数点以下4桁目。

・外貨同士のレートを円換算する方法:基軸通貨の円レートを調べる

・レートは左側の通貨の価値を、右側の通貨で表した数値

・レート変動を円換算する方法:決済通貨の円レートを調べる

・ポジションを建てる前の価値は『基軸通貨』で計る

・ポジションを建てた後の価値は『決済通貨』で計る

・やればスグに慣れる

・スワップは決済通貨の円レートを掛け算する

 

以上、こんなところです。

 

設問が難しいと感じたら、式を紙に書いてみることをお勧めします。

単なる掛け算や割り算だったりの組み合わせをしてるだけですよ。

落ち着いて1つ1つやってみてください。

 

やってみれば簡単です。(*´ω`*)

 

計算方法なんてわかってるけど、いちいち計算するのは面倒臭いって人はツールを使ってもOKです。

方法を覚えて欲しいので、記事中では敢えて貼りませんでしたw

 

ピプス計算機

参照:XMTradingピップ値計算機

こちらで保有ロットが『1PIPS動いた場合』の基本通貨の変動額が計算できます。

必要な現在レートなどは自動で取得してくれるので便利ですよ♪

 

先出せや!
( 'д'⊂彡☆))Д´) パーン

 

それではまた。

チャンスを増やして有利にトレードしていきましょう!

ヒロセ

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ヒロセ

どうも!管理人のヒロセです。

FX初心者やこれまで勝てなかった人向けに、考え方や具体的方法を発信しています。

勝てない時代、株を始めFXなどで約2000万円を溶かしました・・。

常にFXでストレスなく勝つ方法を考え続け、実践を通じて経験を積むことを心掛けています。

このブログでは、私自身が日々の勉強や練習、トレードを通じて得たコツやヒントなどをできるだけわかりやすく解説します。

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