どうも。
ヒロセです。
トラリピでのバックテストを行う簡単な方法として、
インヴァスト証券トライオート が提供する自動売買ビルダーというツールを利用する方法があります。
が、
バックテスト期間が現在から過去12ヶ月までしかないことや、
スペックや手数料などにトライオートの条件が適応されるなど、
少々、柔軟性にかける部分もあります。
本格的なバックテストがしたいのなら、
MT4を扱っている口座を開設して、トラリピ風のEAを設定する必要があります。
ポイント
でも、EAって有料だよね・・
バックテストのためだけにお金払うのはちょっと
何かいい方法ないの?
このような疑問にお答えします。
この記事では、MT4に『無料』のEAを設定してバックテストを行うべく、
EAのダウンロードからMT4への設定までを画像たっぷりでご紹介します。
この方法でEAを設定すれば、トラリピのバックテストのみならずリアルトレードも可能です。
是非、有利なトラリピ設定を見つけてガッツリ稼いで欲しいと思います。
目次
トラリピ風EAを『無料』で設定する方法
MT4は自動売買が可能なFX取引ツールです。
自動売買をするためにはEA(エキスパートアドバイザ)というソフトが必要です。
そこで、
口座開設やMT4の導入とは別に、
EAを購入したり自作したりして用意しなければいけません。
書籍の特典EAをダウンロード
いろいろと調べた結果、今回のEAは
『FXメタトレーダー実践プログラミング』
という書籍の特典として用意されているものを使うことにしました。
ダウンロードはパンローリングのHPから可能です。
赤丸で囲んだ『特典をダウンロードする』をクリックしてダウンロードフォルダを指定してダウンロードしてください。
『MT4book2』というファイルがダウンロードされるのでダブルクリックして解凍します。
どこにファイルが解凍されるのか、忘れずに確認しておいてくださいね。
サンプルEAをコピーしておく
解凍したMT4book2フォルダをダブルクリックすると、中には『experts』フォルダと『readme』ファイルがあります。
『readme』ファイルにはサンプルプログラムを使用するうえでの免責事項などが記されていますので読んでおきましょう。
『readme』に目を通したら、『experts』をダブルクリックしてみましょう。
『experts』フォルダの中にさまざまなサンプルEAが入っています。
今回使用するEAは『RIDOrder2』です。
このファイルを『右クリックでコピー』しておきましょう。
わかりやすいところにペーストしておいてもいいですね。
特典をダウンロード>MT4book2>experts>RIDOrder2をコピー
ダウンロードしたEAをMT4に設定する
MT4を開いて左の『ナビゲーター』ウインドウから『エキスパートアドバイザ』をクリックして
最初から設定されているEAを確認(赤丸部分)
しておきます。
次に、メニューバーの『ファイル』>『データフォルダを開く』をクリックしてください。
『データフォルダを開く』をクリックすると、このようなウインドウが開きます。
ここで、『MQL4』フォルダをダブルクリックしてください。
『MQL4』フォルダの中にある『Experts』フォルダをダブルクリック。
『Experts』フォルダの中にMT4に最初から設定されているEAファイルが入っています。
ここへ先ほどダウンロードした『MT4book2>experts』の中にあった『RIDOrder2』ファイルを貼り付けます。
データフォルダを開く>MQL4>Experts>『RIDOrder2』ファイルを貼り付け
追記事項
追記
コピーしてMT4に設定するファイルは『RIDOrder2』だけではなく、
『include』『indicators』『libraries』『screpts』の各フォルダの中身を、
『起動したMT4からファイル>データフォルダを開く>MQL4フォルダ内の同じ名前のフォルダ内に追加』
しなければいけないことがわかりました。
『RIDOrder2』のコピー&ペーストが終わったら、
次の要領で各フォルダの中身をコピー&ペーストしてください。
ダウンロードした『experts』フォルダと、MT4の『MQL4』フォルダを同時に開きます。
・MT4book2>experts
・MT4起動>データフォルダを開く>MQL4
2つフォルダを開いたら、次の共通フォルダを確認します。
同色で対応している『フォルダの中身をMT4book2からMQL4へ追加』します。
『include』で例をお見せします。
MT4book2とMQL4各フォルダの『include』開いて、中のファイルを移動もしくはコピー&ペーストします。
こんな感じ。
コレを他の『indicators』『libraries』『screpts』フォルダで行います。
MT4を再起動してEAの追加を確認する
次にMT4を一旦終了して再起動してください。
MT4を再起動したら『ナビゲーター』ウインドウのエキスパートアドバイザを確認して、『RIDOrder2』が追加されていたらOKです。
まとめ
お疲れ様でした。
MT4のセットアップに関しては、見るからに複雑そうで『やる前から挫折』する人が多いので、極力わかりやすく進めてみました。
実際にEAを使用してバックテストができるまでを複数回にわけて解説していきますので楽しみにしていてくださいね。(*´ω`*)
それでは今回はこの辺で。
安心してFXトレードができるよう、事前の準備はしっかりしておくことをオススメいたします。
ヒロセ