どうも。
ヒロセです。
読者のみなさま、口座はご無事でしょうか?
2020年2月の運用実績報告で、私は次のように言ってました。
パニック的な円高だー
『守備モード』として、より安全性の高い設定へと変更だー
損失は確定さえしなければいいんだー
みたいな・・w
すみませんでしたぁ!!
そっから後が本番でした・・っていうかこれからかもしれないんだけど・・(;^ω^)
そうそう、こんなことも言っちゃいましたね。
最安値を割らないという保証はどこにもない
今にして思えば、死亡フラグ立てちゃったかもしれません。( ゚Д゚)
とはいえ、3月に入ってからの怒涛の2週間をなんとか生き延びたのでここらで一旦、生存報告をしたいと思います。
あーびっくりした~
目次
集計
未確定損益 | 売買損益 | 確定スワップ | 確定損益 | |
LION FX | ‐859,500円 | -507,300円 | 8,100円 | -499,200円 |
みんなのFX | ‐431,368円 | -377,080円 | 14,388円 | -362,629円 |
FXプライム | ‐420,356円 | -379,400円 | 4,502円 | -374,898円 |
合計 | -1,711,224円 | -1,263,780円 | 26,990円 | -1,236,790円 |
今回のショック相場を食らった後の確定損益合計は、
-1,236,790円
でした。
2014年からの損益グラフ
なんと!
去年末の損切りと今回のクラッシュ対応の損切りを合わせて売買累積がマイナスに転じてしまいました・・
総合累積はスワップ益を足してなんとか70万円程のプラスをキープしています。
スワップありがたや~
概要
前回の実績報告から起こったことをざっくりと説明します。
まずはペソ円の日足チャートをみてください。
・ペソ円日足
矢印で示したところが前回の報告時点でのレートです。
6円を突破してから下落に転じ、毎日相当な勢いで下がってますね~
6円の通貨が1週間で10%下落したワケなので、『パニック的』というのも無理のない話だと思います。
が、その後反転したかに見えて、数日もぞもぞした挙句さらに下落・・
そして次の週、忘れもしない3月9日朝!
4.9円での最初の損切り注文が発動し、その後昼前に史上最安値を4.8円を大幅に割り込むフラッシュクラッシュが発生、2度目の損切り発動となりました。
さらに3月12日、下落に次ぐ下落の果てに週2度目のクラッシュが発生し、4.5円を下回りました。( ロ)~゚ ゚ナントー!
慌てて手動でのポジション整理や入金を繰り返し被害額123万円超でなんとか食い止めた格好になります。
いや焦りましたね・・こんなに焦ったのは2011年にロスカット食らった時以来です。
ペソ円は9日朝、1回目の損切り発動しましたが、2回目の損切り注文を入れずに出かけていたらロスカットされるところでした・・
・ランド円4時間足
ランド円も2月末からが下落の本番でした。
少し戻した時に7円でポジション建ててしまい結果的には大失敗でした・・
・ペソ円4時間足
ランド円よりさらに悲惨なペソ円です。
こちらも戻した時に5.5円付近で建てたポジションが足を引っ張りました。
特に9日からの1週間はホント大変でした。
ナニコレ
LION FX
未確定
・未確定スワップ:9,450円
・含み損:‐859,500円
・未確定損益:‐850,050円
・売買損益:-570,700円
・確定スワップ:8,100円
・合計:-499,200円 ※スワップ振替分85,500円は入金額として証拠金に加算
みんなのFX
未確定
・未確定スワップ:432円
・含み損:‐431,800円
・未確定損益:‐431,368円
・売買損益:-377,080円
・確定スワップ:14,388円
・合計:-362,692円
FXプライム
未確定
・未確定スワップ:12,804円
・含み損:‐433,160円
・未確定損益:‐420,356円
・売買損益:-379,400円
・確定スワップ:4,502円
・合計:-374,898円 ※発注ミスの‐350円は以降カウントなしとします。
下落対策行動
今回の下落に対してとった行動とその結果を検証してみます。
南アランド円
対策レベル
レベル1:新規ポジションを7.2円でストップ、40万円追加入金➡ロスカットレート6.059円へ
レベル2:さらに資金20万円追加➡ロスカットレート5.892円へ
レベル3:7.2円のポジション30万通貨に6.2円で損切り注文➡ロスカットレート5.693円へ
私が南アランド円を運用しているLION FXでの最低レートは5.866円だったので、本来なら被害額は30万円で済んでいたハズです。
が、3月初週にレートが反転したことを受けて7円で30万通貨追加購入してしまい、これが被害を拡大させる結果になりました。( ゚Д゚)
結果、
7円のポジション30万通貨が6.2円で損切り注文発動
7.2円のポジション30万通貨は6.31円で手動損切り
その後、さらに40万円を追加入金して現在のロスカットレートは5.461円、証拠金維持率は約500%となっています。
損切りポジション60万通貨、損失確定額‐499,200円
メキシコペソ円
ペソ円では利幅0.2円と0.1円の運用比較をしていたので2パターンになります。
利幅0.2円:対策レベル
レベル1:新規ポジションを5.7円でストップ、10万円追加入金➡ロスカットレート4.992円へ
レベル2:さらに資金15万円追加➡ロスカットレート4.635円へ
レベル3:5.7円のポジション16万通貨に4.9円で損切り注文➡ロスカットレート4.478円へ
利幅0.1円:対策レベル
レベル1:新規ポジションを5.65円でストップ、10万円追加入金➡ロスカットレート4.606円へ
これで4.9円で損切りが発動した場合のロスカットレートは2つのパターンを平均して4.542円です。
3月9日のフラッシュクラッシュでは4.59円付近まで下がったので、本来なら助かっていたハズです。(12日のクラッシュで死亡ですがw)
が、ランド円と同じく反転時に5.5円付近で16万通貨買ってしまったために被害額が大きくなりました。
結果、
5.5円のポジション16万通貨が4.9円で損切り注文発動
6円付近で成行買いした10万通貨が4.599円で損切り注文発動
5.65円のポジション8万通貨を4.843円で手動損切り
5.75円のポジション8万通貨を4.862円で手動損切り
その後、さらに20万円を追加入金して現在のロスカットレートは3.864円、証拠金維持率は約650%となっています。
損切りポジション42万通貨、損失確定額-362,692円
ペソ円の場合、2社で運用比較をしているので被害額は倍ということになります。
ペソ円は9日の朝、10万通貨の損切り注文を入れていなかったらフラッシュクラッシュでロスカットされてました・・
正直‐37万程度の被害で良かったと胸をなでおろしてます・・(;^ω^)危なかったw
まとめ
お疲れ様でした。
2020年3月に入ってからのコロナショックで受けた損害と対策結果をご報告しました。
今回の被害についての反省点を今後の為の忘備録とさせていただきます。(一部言い訳w)
・口座移動1ヵ月でまだ利益が積み上がっていなかった
・史上最安値まで値幅があり、下落するにしてもそれまでに十分な利益が上がると思っていた
・数日の反転でパニック相場が終わったと思っていた
・半年位を目標に確定益だけでプール金を温存しようと無茶をし過ぎた
・史上最安値を割ることは想定していたが、下落スピードが速すぎた
結果的にはランド円もペソ円もここまで損切りしなくても耐えられたワケですが、あまりの下落スピードに精神的にツラく安全を優先させました。
今回の下落は値幅もさることながら、そのスピードが最大の特徴でしたよね~
事前のシミュレーションがあったからこそ、冷静に対処できたと思います。
何もせずにいたら今頃ロスカットにより400万円以上の損害を受けていたと思います。
※今回の下落対策はこちら。
今回のコロナショックは現時点でも、数々の記録を塗り替える歴史的な下落になっています。
キッカケとなったコロナウイルスは未だに収束しておらず、さらに経済に与える影響も危惧されています。
今、なんとか生き残っている人はここは無理しない方がいいと思います。
資金に余裕がある人なら絶好の稼ぎ場かもしれません。
しかし、普段の状況に焦点を合わせているのなら、今はガマンのしどころじゃないでしょうか。
逆にFXを始めるなら今は絶好の機会かもしれませんね。
特に高金利通貨は少し反発したとはいえ、まだ底値圏です。
これからさらに下落したとしても下落余地はそれほどないでしょう。多分ですが・・
それではこの辺で。
危機が去って安心できるまで気を抜かずに切り抜けましょう。
ヒロセ