唐突ですが、あなたは今の生活に満足していますか?
『豊かで幸せに暮らせているし、なんの不満も不安もない』
という人ならこの記事は必要ありません。
どうぞ、他の有益なページへ飛んで、幸せな時間をお過ごしください。
しかし、それ以外のあなた。
すこしだけ私の話を聞いてみませんか?
目次
幸せに生きるとは
私が思うに、幸せに生きることとは気分よく生きることだと思うのです。
気分よく生きられないのは負の感情がまとわりつくようにその人の人生を支配しているからじゃないでしょうか?
負の感情から解放されるために
現状、何のトラブルもないし、特に生活に困っているわけでもない・・
しかし、なんとなくではあるものの、なにかしらの不満や漠然とした不安を感じている人は多いのではないかと思います。
なんでこんなに不満や不安にさいなまれて生きているんでしょう・・
不満とは満足できないことであり、満足できない故に怒りや憎しみ、恨みや敵意などに変換される恐れがあります。
満足できないとは欲求が満たされないということです。
不安とは将来に対する漠然とした満たされなさ、未来の安心感が満たされないという不満の一種だと考えてもいいと思います。
つまり
『欲求を満たせば負の感情から解き放たれる』
のではないでしょうか?
欲求を満たして幸せになるにはまず、
人間にはどのような欲求が存在するのかを知る必要があります。
人間の欲求:マズローの5段階欲求
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』自己実現理論
コレはマズローというアメリカの心理学者が人間の欲求を5段階に表現したものです。
各階層の詳細
生理の欲求 (Physiological needs)
生命を維持するための本能的な欲求で、食事・睡眠・排泄など。極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどない。しかし、人間にとってこの欲求しか見られないほどの状況は一般的ではないため、通常の健康な人間は即座に次のレベルである安全の欲求が出現する。性的欲求もこの段階に含まれるが、交際相手・配偶者の存在は「社会欲求」・相手から愛されるのは「承認の欲求」に含まれる。女性にとっては高所得・資産家男性と結婚することは、お金の力によって「安全の欲求」が満たされるし、それによる優雅な生活・良い教育(優秀な子供)は「承認の欲求」も満たしてくれる。
安全の欲求 (Safety needs)
安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持、良い暮らしの水準、事故の防止、保障の強固さなど、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求。病気や不慮の事故などに対するセーフティ・ネットなども、これを満たす要因に含まれる。この欲求が単純な形ではっきり見られるのは、脅威や危険に対する反応をまったく抑制しない幼児である。一般的に健康な大人はこの反応を抑制することを教えられている上に、文化的で幸運な者はこの欲求に関して満足を得ている場合が多いので、真の意味で一般的な大人がこの安全欲求を実際の動機付けとして行動するということはあまりない。
社会的欲求と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
生理的欲求と安全欲求が十分に満たされると、この欲求が現れる。自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。情緒的な人間関係についてや、他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。愛を求め、今や孤独・追放・拒否・無縁状態であることの痛恨をひどく感じるようになる。不適応や重度の病理、孤独感や社会的不安、鬱状態になる原因の最たるものである。
承認(尊重)の欲求 (Esteem)
自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。
自己実現の欲求 (Self-actualization)
以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。すべての行動の動機が、この欲求に帰結されるようになる。芸能界などを目指してアルバイト生活をする若者は、「社会要求」「承認の欲求」を飛び越えて自己実現を目指している。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』自己実現理論より引用
さて、がっつりと引用させていただきましたが、ここで注目していただきたいのが最上位の『自己実現の欲求』以外の4つです。
欠乏欲求とは
マズローの5段階欲求のうち、低位の4段階が『欠乏欲求』とされています。
欠乏欲求とは自分に欠乏しているものを外部から満たそうという欲求です。
引用文では『社会的要求』『承認の欲求』を飛び越えて自己実現を目指す例を挙げていますが、
一般的には自己実現を目指す高みに至るには低位の4段階つまり『欠乏欲求』を満たすことが条件となります。
欠乏欲求を満たす一番手っ取り早い方法
自由であれば欠乏欲求は満たされる
『生理的欲求』はもちろんのこと、『安全の欲求』も自由であればなんなく満たされます。
危険を感じるところからはさっさと逃げ出せばいいだけです。
『社会的欲求』もそうです。
孤独・追放・拒否・無縁状態などを感じるのはそのような状況に陥る環境から逃げられないからです。
自分を必要としてくれる環境を探して自由に行動できるならば、社会的欲求を満たすなど簡単ではないですか?
『承認の欲求』を満たすには自分が尊重されなければいけません。
しかし、資本主義社会で自由であるということは価値ある存在であるということそのものです。
なぜならば、価値ある存在でなければ真の自由は手に入らないからです。
なぜ自由になれないのか
『安全の欲求』を満たすために危険なところからは逃げ出したい。
『社会的欲求』を満たすために悪環境から逃げ出したい。
でも逃げられない。
なぜか?
それはひとえに経済的理由、つまりお金がないからではないでしょうか。
お金を得るには世の中に価値ある存在として認められなければいけません。
価値ある存在でなければ真の自由は手に入らないといったのはそのためです。
お金があれば自由は買える
こういってしまえば拒絶反応を起こす人もいるかもしれません。
しかし、これは間違いのない事実です。
自由であれば欠乏欲求は満たされます。
つまり、お金があればマズローの5段階欲求のうち4段階までは満たされるということです。
あとは自己実現を目指すだけです。
欲求を満たし負の感情を手放し幸せに生きよう
まずお金を求めましょう
多くの人はお金を欲しがることを卑しいと考えていますが、それは正しくはありません。
お金を欲しがることを卑しいと感じるのは、
『悪いことをしないと人よりもたくさんのお金が手に入るハズがない』
と考えているからです。
たくさんのお金を稼ぐ=なにか後ろめたいことをしている、と、どこかで感じているのです。
しかし、それは間違いです。
悪いことをして卑しくお金を手に入れても、すぐに底をつき以前より不幸になるハズです。
お金をたくさん手に入れるには世の中にたくさん貢献することです。
お金が入ってくるということは他者へ貢献しているということです。
お金は世の中に貢献した感謝の証なのです。
最初は貢献している実感などなくてもいいのです。
まずはお金を求め、欠乏欲求を満たすことを考えてください。
自己実現とは成長欲求
マズローの5段階欲求のうち最上位の欲求を『成長欲求』と呼んでいます。
成長欲求とは
『自分が物質的精神的に満たされた状態からさらに成長したいと願う欲求』
のことです。
自分が満たされているわけですからその力は外へ向かい、他者への貢献へとなります。
つまりお金を求める行為は最上位の成長欲求を満たすことにもつながるのです。
逆にいえば、
お金が十分にないと、
動物的欲求、あるいは人として低位の欲求すら満たされず、不満や不安を抱えて生きていくことになります。
まとめ
つまるところ、お金があればマズローの5段階欲求の4段階目までは満たされます。
そしてお金を求める行為で、5段階目の他者貢献へと進んでいきます。
お金で幸せはある程度買えるのです。
そのための絶対的な条件として『自分自身の力でお金を稼ぐ』ことです。
なぜならば、会社に雇われているだけでは他者に貢献するには限度があるからです。
できる限り多くの他者へ貢献してお金を稼ぎましょう。
まずはそのための行動を起こしてください。
今すぐ、あなた自身の足で自由になるための一歩を踏み出してください。
私はできる限りのお手伝いをさせていただきます。
それではまた。
ヒロセ