どうも。
考える程チャートがわからない男、ヒロセです。
FXトレードする人であれば、誰でもチャートを見ると思います。
で、『過去チャート分析』とかしますよね?
で、その際いろいろな『時間足』を見ますよね?
過去チャート分析をする時には、
時間軸の異なるチャートウインドウが数枚開いている
ことがほとんどなんじゃないでしょうか。
いわゆる、
『マルチタイムフレーム分析』
ってヤツです。
ローソク足1本の時間を変えたチャートを見比べる場合、
見るべき所は『同じ日時』じゃないと意味がないですよね。
でも、チャートを変えたら見てるところがわからなくなったりしませんか?
ポイント
なにかいいツールがあれば知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、表示している過去チャートの時間を同期させるツールをご紹介しています。
何気なく書いてはいますが、コレ無くなったらメチャクチャ困るんじゃないでしょうか・・
過去チャート分析するならコレを使わない意味がわかりません・・(;^ω^)
このツールはMT4のインジケーターとして使用します。
MT4に導入する時の詳しい解説と注意点を、画像タップリでわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしていただいて、有意義な分析ライフをお過ごしください。(о´∀`о)
※MT5用へのリンクを追記しました。
※商品ファイルのダウンロード方法を追記しました。
※コレまでの過去検証で一番役に立ったインジケーター解説を追記しました。
※OANDA Japan でのMT4の使用方法はこちら。
目次
チャート分析の神ツール【ShiftChart】
過去チャート分析をするのなら、違う時間足を見比べる必要があります。
分析方法は、例えばこんな感じ。
チャート分析方法
・『日足』でトレンドを確認して、買いか売りかを決める
・『1時間足』で利確幅、損切りラインを決める
・『15分足』でエントリータイミングを決める
・決めたルールでトレードした結果を確認する
※あくまでも1例です。
勝てているトレーダーは、誰でもこのような分析作業を行っています。
手法により多少違うものの、チャート分析はどんなトレードにも欠かせません。
チャートを見比べるなら、同じ日時じゃないと意味がありません。
従って、過去検証する日時を変更するたびに、
全てのチャートで時間合わせをする
必要があります。
コレがめっちゃ面倒くさいんですよ!
そこでこのツールです。
MT5版はこちら。
偉そうに書いてはいますが、
私も最近購入してMT4にインストールしたばかりです。(*´ω`*)
非常に感動しましたので、
『コレは、ぜひシェアしなければ!』
と、思った次第です。
たった2000円でこの環境が手に入るとか素晴らしすぎです。
FX裁量トレードで勝つには、
チャート分析で仮説を立て、有効性を確認する作業が必要です。
つまり、
裁量トレードで勝てるようになる最短の方法はこうです。
FXで勝つには
過去チャート分析で仮説に乗っ取ったルールを作り、
ケーススタディや疑似トレードで繰り返し過去検証する
そのためには、
何万円もする練習ツールを使うよりも、こちらの方が遥かに効率がいいハズです。
注意ポイント
※ShiftChartの利用はゴゴジャンへの登録が必要です。
※ShiftChartで立てた仮説を疑似トレードする方法はこちら。
ダウンロード
購入手続きが終わったら、ゴゴジャンのマイページから商品ファイルをダウンロードします。
マイページ左メニューから、『利用する』の矢印をクリックして展開し、『デジタルコンテンツ』をクリックしてください。
ダウンロード商品一覧が表示されるので、『ShiftChart』をクリック。
ダウンロードページが表示されたら、『商品ファイル』をクリックすると、ダウンロード先の指定ができます。
任意のダウンロード先のフォルダを指定し、ダウンロードしてください。
ZIPファイルがダウンロードされるので、展開します。
展開したフォルダを開くと、このように商品ファイルが入っています。
そのまま開いたままにして、MT4のデータフォルダを開きます。
MT4へのインストール
次にMT4を起動し、メニューから、
ファイル>データフォルダを開く
の順にクリック。
データフォルダが開いたらMT4を閉じてください。
次に、データフォルダから、
MQL4>Indicators
とクリック。
商品ファイルの『ShiftChart.ex4』ファイルをコピーして、データフォルダIndicators内に貼り付けます。
貼り付け終わったら、双方のウインドウを閉じてもOKです。
チャートへの適用
データ移動が終わったらMT4を再起動し、ナビゲーターウインドウでインディケータを確認します。
ナビゲーターウインドウが閉じている時は、メニューから、
表示>ナビゲーター
で開きます。
インディケータの左に『+』があるので、クリックして中身を展開してください。
データ移動がうまくいっていれば、『ShiftChart』が入っています。
次に『ShiftChart』を適用するチャートを開き、ドラッグ&ドロップします。
チャートを開くには、メニュー下の左側『+』をクリックして通貨ペアを選択してください。
カスタムインディケータが開くので、『全般タブ』からDLLの使用を許可しておきます。
DLLを許可しないとうごきません。
MT4の設定でDLLを許可する方法もあります。
MT4のメニューから、
ツール>オプション>エキスパートタブ
です。
ボックスにチェックを入れたら、『OK』をクリックしてください。
注意点
MT4に最初から装備されているインディケータは、
チャートにドロップしてOKをクリックすれば、即反映されます。
今回、チャートに『ShiftChart』が反映されず問い合わせる直前まで迷いました。(;^ω^)
ちょっとした罠もありましたので、念のため書いておきますね。
カスタムインディケータをOKして、
『あれ?反映されないな・・』
となって、ナビゲーターで確認すると、アイコンの右下がグレーになっていました。
『間違いなくコレが原因だろーな』←実はコレが罠w
ってことで、いろいろググって調べたんですが解決しません・・
『仕方ない、問い合わせすっか』
となった時に、
『取説を最後まで読んでからにしよう』
と、思い直してぐぐぐ~っと下の方まで読んだところ、こんなんがありました。
垂直線を作成する?
設定したキー?
初期状態L?
ってわけで、キーボードの『L』をおもむろに押したところ、反映されました。
あ~良かった~♪
問い合わせしてたら恥かいてたところでした。
取扱説明書はちゃんと読みましょう。
でも、もう少し上の方に書いてくれててもいいと思うの・・(;´・ω・)
インディケータの削除方法
何度もインディケータをチャートにドロップしたので、削除の仕方を覚えましたw
チャート上で『右クリック』するとこのようなウインドウがでるので、
『表示中のインディケータ』をクリック。
インジケータを選択>削除>閉じる
で削除されます。
ちなみに、編集をクリックするとカスタムインディケータ画面が開きます。
チャートに垂直線を作成する
『ShiftChart』を反映させたいチャートを全て表示して、
ドロップ>OK>L
で、全てのチャートの同じ時間に垂直線が作成されます。
『ポンド円』の4時間足、1時間足、5分足に垂直線を作成してみました。
※クリックで拡大表示されます。
インディケータの設定はデフォルトで大丈夫ですが、垂直線の位置は、
・マウスカーソルの位置
・チャート中央
・チャート右側
から選択することができます。
垂直線の左右移動キーを割り当てれば、垂直線の横移動がスムーズに行えますよ。
チャート表示はMT4のデフォルトではバーチャートなので、
ロウソク足に変更して、2回ほど『拡大』しておくのがお勧めです。
垂直線をマウスドラッグで動かすと、全てのチャートが即座に同期します。
どの時間軸チャートの垂直線を動かしても同期しますが、
長期チャートの垂直線を大胆に過去に動かすと、
短期チャートの表示範囲を超えてしまう
ので注意ですよ。
もちろん異通貨ペアでも大丈夫です。
動作はサックサクです!
ちょっと感動すること請け合いです。
もう一度リンクを貼っておきます。
MT5版はこちら。
過去検証の補助ツール
ここまでこの記事を読んでいただいた読者様は、過去チャート検証に真面目に取り組もうと思っている人だと思います。
ぜひ頑張ってFXで儲けられるようになってください。(*´ω`*)
私自身、ShiftChartを使って過去検証を行っているのですが、最初はどうにもわからないことがあり困ってました。
『このチャートは現在、買目線なのか売り目線なのか』
ってことです。
売だと思えば上がっていき、買だと思えば下がる
こういった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
ダウ理論などを勉強した事がある人ならわかると思いますが、
高値安値のとらえ方で、今後の方針が違ってしまった
といったケースはよくあることです。
高値安値の定義が過去検証の度にバラバラだと、自分に都合のいいケーススタディなどを行ってしまう危険性があります。
当初はどうしたものかと悩んでいたのですが、
高値安値といった『縦の動き』に、時間の概念『横の動き』を加える
ことで解決しました!d(´ω`*)
それが、『スイングハイ・スイングロー』というロジックです。
最初は何がなんだかわからないと思うので、インジケーターを補助的に使用すればOKです。
私が使っているのが、【SwingHL-mesen】というインジケーターです。
非常に参考になったので、ここまで読んでくださった読者様にご紹介します。
以下、画像で軽く解説しておきます。
より詳しく知りたいなら、商品ページもしくは出品者様のブログページを読んでみてください。
高値を認識しない例
例えばこのような個所。
赤丸部分を拡大してみます。
多くの初心者は矢印の部分を『高値』だと認識してしまうのではないでしょうか?
ここを高値と定義して、
『直前の下降の戻しがエリオット波動の5波で終了した』
と売ってしまうと、その後の上昇に捕まってしまうことになります。
インジケーターによって、高値安値の定義を固定しておけば、成績も安定してくるハズです。
毎度、高値安値のとらえ方が変わることこそが問題なんです。
※大切なことなので繰り返しています。
さらに、ダウ理論に基づくトレンド方向(目線)の表示と、目線確定時のアラート設定も可能です。
アラート例
安値を一旦切り上げたあと、切り下げました。
高値も切り下げているので売りかと思いきや、その後上昇して高値更新して上昇トレンド継続が確定しました。
この時点で、アラートと同時に買目線を示す赤い水平線が出現します。
最後に表示されている水平線が、現在の目線を示しています。
ここでインジケーターの表示がなければ、どこに高値安値を取るのか想像してみてください。
ずいぶん違うと思いませんか?
※私はこの局面でネックライン割れからの売を仕掛け惨敗しました。
参考までに、今日の時点での各時間足での状況を貼っておきます。
4時間足
1時間足
15分足
まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、チャート分析にかかせない神ツールの導入方法とちょっとした注意点を解説しました。
正直な話、私のメイン手法が手動トラリピな事もあり、
これまでそれほど真剣にチャート分析などはしてきませんでした。
やったとしても、期間チャートの上限下限、センターあたりを調べるだけ。
昔、裁量トレードをしていた頃も、
時間軸を変えながらチャートをながめてはいましたが、
ちゃんとした比較はできていませんでした。
そもそも、日時を合わせて比較するという発想そのものがなかったように思います。
こんなんだから勝てなかったんでしょうね~
負けるべくして負けていたってワケです。
今回、『ShiftChart』を使ってみて思ったことは、
時間軸を変えながら過去の値動きを検証するのなら、このようなツールは絶対に必要だということです。
比較する時間を変更するたびに、全てのチャートを手動で同期させるとか時間の無駄でしかありません。
時間は有限です。
これだけ便利なツールがあるのなら使わないと損です。
ていうか、私は今まで何をしてきたんでしょうか?(;^ω^)
それではこの辺で。
頼れるところはツールに任せてしまって、自分の頭と時間を有効に使いましょう!
ヒロセ