どうも。
お宝EA発掘研究家のヒロセです。
MT4を使用してFX自動売買をする人にとって、
『信頼できる優良なEAを見つけること』
が、儲けるためには絶対に必要です。
ところが、バックテストの結果がいくらよくても、
リアル運用では続ければ続けるほど損をする
といったEAも数多く存在しています。
なぜならば、
テストとリアルの運用条件が違う
からです。
例えば、次のような場合を考えてみてください。
損するEA運用
スプレッドが1pipsのヒストリカルデータでバックテストを行って、いい結果が出たEAを、スプレッド3pipsの口座で運用し、2pips抜きのスキャルピングをする
・・・
儲かるワケないやろ!
( 'д'⊂彡☆))Д´) パーン
というわけなので、当ブログでのEA検証は、
可能な限り運用条件をリアルトレードに近付けたバックテスト
を公開するべく、正確なヒストリカルデータを使用しスプレッド補正を行っています。
ポイント

バックテスト方法は信用できるのか
EAの詳しい性能が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、GEMFOREXで使える無料EAの検証を行っています。
この企画では、TDSを使用してリアルトレードに近い環境でバックテストを行い、損益データをHTMLファイルでダウンロードできるように用意しています。
ダウンロードしたデータは表計算ソフトにインポートすることで、
より詳細な分析をすることができますよ。d(´ω`*)
ぜひ、儲かるEAを選び抜いて上手に運用していただきたいと思います。





目次
GEMFOREXの無料EA検証
海外のFX会社である【GEMFOREX】では、口座を開設し一定の条件(入金5万円以上)を満たすとEAが無料で使えます。
これこそが、GEMFOREXが他の海外業者と一線を画すところであり、最大のメリットです。
それにプラスして、海外業者特有の特典も使えます。
・口座開設ボーナス
・入金ボーナス
・レバレッジ1000倍
・無料VPS
・ポイントキャッシュバック
など、使えるものは全て使って利回りを上げましょう!
無料EAの使用条件詳細はこちら。
GEMFOREXは比較的新しい海外FX会社であり、一時は評判が悪かった時もありました。
しかし今は、ニュージーランドの金融ライセンスを取得済みであり、
NDD方式を採用してある旨も、公式HPに記載されています。
海外業者を使用する場合に不安がある信用問題も、特に心配はいらないでしょう。(*´ω`*)
※GEMFOREXの会社概要と記念すべき初回EA検証はこちら。
スプレッド補正前後のテスト結果比較もできますよ。

バックテスト方法
繰り返しになりますが、
当ブログでは、トラリピを除くEAのバックテストは全てTDSを使用して行います。
TDSは正確なバックテストを行うためのツールです。
TDSを使用したバックテストでは、
・リアルティックを使用した高品質なヒストリカルデータ
・スプレッド変動
・スワップポイント適用
・スリッページ有効
を採用し、現状で最もリアルトレードに近い環境でのバックテストが可能です。
さらに、ヒストリカルデータとリアルチャートから取得したスプレッドの差を補正します。
ちなみに、バックテスト時の初期証拠金の設定は全て【JPY】(円)にて行います。

今回の検証EA
今回検証するEAは、
・WaveRider_USDJPY_GEM_05
です。
大まかなスペックは以下の通りです。
・タイプ:デイトレ、スキャルピング
・通貨ペア:USDJPY
・使用時間足:5分足
・最大ポジション:2(最適化後の5のテスト結果も公開しています)
・複利モード:なし
マニュアルで公開されているバックテストはこんな感じ。
証拠金はUSDのようです。
いい感じの右肩上がりですね~
データもほぼ最新です。
※2021年2月現在
この開発者のEAマニュアルでは、バックテストのダウンロードが可能なのはもちろん、
さらに詳細なテストの解析結果が公開されており、非常に良心的です。
バックテストの初期証拠金は10万円。
ロットは0.1(1万通貨)で行います。
テスト結果のドローダウンや自身の資金量に合わせて、余裕をもったロットでの運用をお勧めいたします。

スプレッド補正
EAのバックテスト結果には、スプレッドの違いが非常に大きな差となって表れます。
TDSを使用すると、運用するFX会社に応じてスプレッドの補正が可能です。
TDSでダウンロードしたヒストリカルデータは【Dukascopy社】のスプレッドが適用されています。
コレをGEMFOREXでのリアル運用に合わせられるように補正を行います。
今回テストする通貨ペアは、USDJPYです。
テストに使用するヒストリカルデータの平均スプレッドが約0.4pips、
GEMFOREXのリアル口座のチャートから取得した平均スプレッドが約1.6pipsです。
スプレッド補正は『12ポイント加算』としています。
注意ポイント
今回のEAでは、スプレッド加算を行うとバックテスト結果が出力されない結果となりました。
EAのスプレッドフィルターに引っ掛かり、特定以上のスプレッドだとトレードしないようです。
したがって、MaxSpreadのパラメータをデフォルトの『2』から『3』へ変更してテストを行っています。
後ほど、MaxSpread『2』、スプレッド補正『0』のテスト結果を参考までに貼っておきます。

補正後バックテスト結果
スプレッド変動でテストしたにもかかわらず、マニュアル公開とほぼ同じようなグラフを描いていますね。d(´ω`*)
『本当に信頼できるEAはこういうものだ!』
という見本のようなテストレポートです。
こりゃいいわってことで、以前のWaveRider_EURUSDで行った『最大ポジション数』の最適化後数値『5』で再テストしてみました。
参考までにMaxSpread『2』スプレッド補正『0』のテストレポートも合わせて比較してみましょう。
最大ポジション数5
MaxSpread『2』スプレッド補正『0』
比較表
最大ポジション数:2 | 最大ポジション数:5 | スプレッド補正なし | |
純益 | 1,350,649 | 1,555,047 | 2,151,391 |
プロフィットファクタ | 1.51 | 1.55 | 1.86 |
最大ドローダウン | 43,615 | 64,279 | 55,172 |
総取引数 | 5,380 | 5,904 | 5,916 |
リスクも上がってはいますが、純益、総取引数はもちろんプロフィットファクターも最大ポジション数5の方がいいですね。
参考で行った、最大スプレッド『2』のテストではむしろ総取引数は上がっています。
最大スプレッドよりも、スプレッド加算値の方が重要であることがわかります。
HTMLファイルのダウンロードはこちら。

海外口座開設はポイントサイト経由で!
他のEA検証記事でも、この記事の上の方でも言っていることですが、
海外口座で使える特典は全て使いましょう!
※大事なことなので何度でもいい続けます。
注意ポイント
特典を使わなければ、海外口座はただスプレッドが広くて面倒くさいだけです。
しつこいようですが、もう一度書いておきます。
GEMFOREXの特典
・EA使い放題
・口座開設ボーナス
・入金ボーナス
・レバレッジ1000倍
・無料VPS
・ポイントキャッシュバック
逆に言えば、これらのサービスを利用するためのスプレッドの広さです。
ぜひ、うまく活用してください。
条件を満たせば、さまざまな特典が使えるGEMFOREXですが、キャッシュバックはGEMFOREXそのものが行っているサービスではありません。
必ずポイントサイトを通して口座開設してください。
現在、最高の還元率と出金手数料無料のポイントサイトがTariTaliです。
※口座開設後でも登録可能です。
今回の検証EA【WaveRider_USDJPY】を使いたいのであれば、
TariTali経由でGEMFOREXに口座開設する
ことがお勧めです。
キャッシュバックをもらうには
口座開設ページには『GEMFOREXはDD系ブローカー』との表記がありますが、
上記したように公式HPにNDD方式である旨を表明しているので、過剰な心配はいりません。(*´ω`*)

まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、GEMFOREXで使える無料EAの検証を行いました。
この企画では、約280種類の無料EAの中から、
本当に儲かるEAを探し出すことを目的としています。
運用条件が少し変わるだけで、バックテスト結果は大きく変化します。
バックテスト結果とリアルトレードの乖離をできる限り少なくするには、
テストの運用条件をリアルに近付けるしかありません。
そのうえで、予想される収益を考え運用EAを決定してください。
もちろん、ポイントキャッシュバックをもらえるよう忘れずに登録しておきましょう。
ぜひ参考にして、いいEAを選んでいただきたいと思います。
それではまた。
またいいテスト結果のEAが見つかれば公開しますね!
楽しみにお待ちください。
ヒロセ
注意ポイント
バックテスト結果はこれからの利益を保証するものではありません。
FXは損失を出す可能性があります。
EAの使用及び資金管理はご自身の判断にてお願いします。