どうも。
ヒロセです。
親愛なる読者のみなさま、コロナショックでヘトヘトに疲れていませんか?
ハゲしすぎる相場に翻弄されてイヤになってしまっている人もいるかもしれませんね。
ポイント

放置できてストレスのない方法がいい・・
それでも利回りはそこそこ欲しい
このような悩みにお答えします。
この記事では、価格変動のリスクを低減しながら利益を出していく投資手法をご紹介します。
なぜリスクが抑えられるのかを具体的に解説しますので、安全に投資したい人は参考にしてみてください。
リスクを抑えることでストレスも少なくて済みますよ。
FXのストレスを最小限に抑えて、穏やかな気持ちで儲けていきましょう。





目次
定額積立をするとどうなるのか
定額積立って貯金のようなイメージがありますよね。
でも、レートの変動する外貨を『定量』ではなく『定額』で積み立てるということに意味があります。
なぜならば、定額積立投資をすることで一括投資よりも有利に運用できる可能性が高いからです。
定額で積み立てるとどうなるのか、グラフで確認して見ます。
・10万円を1回1万円×10回積み立てた例
分かりやすいように極端にしてありますが、2000円から10000円まで変動する金融商品を積み立てた例です。
1回の積立額を【レート×購入数=10000円】になるように10回買います。
つまり、10回の積立が終わった時点での投資元本は10万円です。
レートは、1回目の5000円から10回目の4000円まで、1000円の下落となっています。
ちなみに、1回目5000円時に10万円で買って最終4000円で売っていたらどうなるでしょうか?
一括投資の場合
建玉:10万円÷5000円=20ロット
決済:20×4000円=8万円
確定損益:8万円‐10万円=‐2万円の損失
対して、定額積立の場合です。
10回に分けて購入したロットを全部足してみると29.5ロットになるのが分かりました。
積立投資の場合
建玉:購入ロット合計=29.5ロット
決済:29.5×4000=11.8万円
確定損益:11.8‐10=1.8万円の利益
・比較表
保有ロット | 確定損益 | |
一括投資 | 20ロット | ‐2万円 |
積立投資 | 29.5ロット | 1.8万円 |
どうでしょうか?
同じ10万円を何も考えずに分割しただけで確定損益に3.8万円もの差がつきました。
この投資方法をFXでしてみよう
というのがこの記事の主旨となります。

なぜ同じ資金で多く買えるのか?
一括投資と積立投資の確定損益の差は保有ロット数にありました。
じゃあ、なんで保有ロット数に差が出るのかって話ですよね。
その秘密が『定額購入』です。
つまり、レートが変動するのに対して購入金額が一定なので、
・レートが高い時には買えるロットが少なくなる
・レートが低い時には買えるロットが多くなる
結果➡平均取得単価が下がる
こうなります。
上記の例で言うと、
一括投資:10万円÷20ロット=平均取得単価5000円
積立投資:10万円÷29.5ロット=平均取得単価3390円
というわけです。
ちょっと一気に買ってる場合じゃないですよね~(*´ω`*)
この、
変動するレートを定額で分割すると平均取得単価が下がる
という点は意外と知られていませんので覚えておいて損はしないですよ。
ただ1回で買えるものを複数回に分けているだけじゃない、ってことです。
一定期間に無理のない範囲で積立をすることで、平均取得単価が下がっていきます。
平均取得単価が下がれば、当然ロスカットされるレベルも下がっていきます。
これが、一括投資よりもリスクを抑えられる理由の1つです。
ちなみに、定額積立投資はドルコスト平均法とも言われており、多くの積立投資のベースになっています。
もちろん、今すぐ投資資金全額を用意しなくていいのも定額積立投資のメリットです。

一括投資の方がいい場合
もちろん完璧な投資法などはありませんので、定額積立投資よりも一括投資の方が優れている局面もあります。
それが、タイミングよく資金投入できた場合です。
底値で資金の全てを投入して買えたら最強ですよね!d(´ω`*)
ただし、そのタイミングってどうしたらわかるんでしょうか?
そして、そのタイミングに十分な資金があるでしょうか?
つまり、一括投資で積立投資以上の利回りを上げるためには、ちょうどいいタイミングで資金を投入することが必要です。
タイミングをミスれば、後悔するかもしれません・・
何も考えずに少額づつ積み立てるのと、タイミングを見計らって一気に資金を投入するのとどちらがストレスが少ないでしょうか?
『投資のストレスを減らす』
という観点からすると、定額積立投資のメリットが光りますよ。(*´ω`*)

FXで定額積立を行う方法
FXで定額積立を行うには、2つの方法が考えられます。
1、FX会社が用意したサービスを利用する
2、全て手動で積み立てる
FX会社が用意したサービスで代表的なものはSBI FXの積立FXがあります。
積立FXを利用することで、トレーダーの負担を減らすことができます。
全て手動で運用すれば、便利はサービスは受けられませんが、コストを極限まで抑えることができます。
ここではLIGHT FXで積立をする場合を想定してお話をしていきます。
手動で運用するなら全てのFX会社が運用対象になります。
その中で、なぜLIGHT FXなのかって話ですが、
スプレッドが狭くコストを抑えた運用ができる
スワップポイントが優れており、保有によるスワップ益が期待できる
といったところです。
どうせ手動で積み立てるならお得な方がいいに決まってますよね!d(´ω`*)
ま、私がLIGHT FXで運用しようとしてるってことが一番の理由だったりしますけど。(;^ω^)

2つの方法のメリットデメリット
それでは、2つの方法で運用した場合のメリットとデメリットを比較していきましょう。
SBI FXの積立FXを利用
メリット
・自動購入できるので手間いらず
・購入タイミングは毎日、毎週、毎月で選択できる
・1通貨単位で買える
・定額ピッタリで積立できる
デメリット
・通貨ペアは9種類のみ
・メキシコペソ円の運用ができない
・レバレッジは1~3倍
・南アランド円は2倍まで
・コストが高い(スプレッドが広い)
SBI FXの積立FXを利用する方法は、
便利だけど、コストが高く制約が多い
という印象です。
LIGHT FX
で手動積立
メリット
・取り扱い全ての通貨ペアで運用可能
・メキシコペソ円が運用できる
・運用コストが安い(スプレッドが狭い)
・レバレッジは自由(25倍まで)
デメリット
・購入を忘れる可能性がある
・購入数の計算が面倒
・1000通貨単位でしか買えない
・定額ピッタリ買えない
LIGHT FXで手動積立する方法は、
全て自由でコストも安いけど、面倒
って感じですね。
2社のスペック比較
せっかくなのでここでとりあげた2社のスプレッドとプラススワップを比較表にしてみます。
通貨ペアは積立FXで取り扱っている9種類に限定します。
コロナショックで乱高下しているのでショック前の数値としています。
数値は変動しますので比較の参考程度にしておきましょう。
・プラススワップ
SBI FX | LIGHT FX | |
USD/JPY | 42円 | 40円 |
GBP/JPY | 29円 | 30円 |
AUD/JPY | 13円 | 18円 |
NZD/JPY | 23円 | 23円 |
CNH/JPY | 8円 | 11円 |
ZAR/JPY | 11円 | 15.1円 |
TRY/JPY | 23円 | 30円 |
CAD/JPY | 14円 | 25円 |
HKD/JPY | 3円 | 8円 |
※1万通貨あたり
調査年月:2020年3月
・スプレッド
SBI FX | LIGHT FX | |
USD/JPY | 5銭 | 0.2銭 |
GBP/JPY | 30銭 | 0.5銭 |
AUD/JPY | 20銭 | 0.6銭 |
NZD/JPY | 30銭 | 1.0銭 |
CNH/JPY | 10銭 | 0.9銭 |
ZAR/JPY | 5銭 | 0.9銭 |
TRY/JPY | 40銭 | 1.6銭 |
CAD/JPY | 30銭 | 1.6銭 |
HKD/JPY | 5銭 | 1.8銭 |
やはり、手数料としてスプレッドの負担がかなり大きいと感じます。
一部を除いてプラススワップもLIGHT FXの方が優れていますね。
それぞれのメリットデメリットを加味してあなたに合ったFX会社を選んでいただきたいと思います。(*´ω`*)
ちなみにロスカットされる証拠金維持率ですが、
SBI FXの積立FX:30%
LIGHT FX:100%
となっています。

いいとこ取りで利回りを上げよう
一般に出回っている定額積立の投資商品は手数料がかかります。
上記で比較したSBI FXも同様、スプレッドの負担はLIGHT FXの数十倍にも及びます。
ここでちょっと考えてみて欲しいんですが、
定額積立ってそんなに難しいですか?
ってことです。
例えば、次のような条件で積立をするとします。
積立条件
・月2万円
・レバレッジ3倍
・レート4~7円程度
この場合、自分でしなければいけないのは、
・ロット計算
・発注
だけです。
やるべきこと
レート4円時のロット計算:資金×レバレッジ÷レート=20000×3÷4=15000通貨
15000通貨を成行買い
この手間を省くためだけに高い手数料を払うのはちょっとバカバカしいと思うのなら、是非手動積立を試してみてください。
もちろんLIGHT FXでは1000通貨単位でしか発注できないので、多少スッキリしない気分かもしれません。
しかし、積立を手動で行うことにより、次の組み合わせが可能になります。
手動積立の3つのメリット
・定額積立投資➡平均取得単価の低下
・コストの安いFX会社➡手数料の削減
・プラススワップの多い通貨ペア➡スワップ益の増加
具体的にいうと、
LIGHT FXで、メキシコペソ円を、定額積立で買う
ことにより、安全に利回りを上げていけるハズです。

まとめ
お疲れ様でした。
この記事では、ストレスをできる限り感じることなく運用できる、定額積立投資の解説を行いました。
・定額積立といっても貯金とは違う
・定額積立投資をすることで一括投資よりも有利に運用できる可能性が高い
・何も考えずに分割しただけで確定損益に差がつく
・変動するレートを定額で分割すると平均取得単価が下がる
・平均取得単価が下がれば、ロスカットされるレベルも下がる
・今すぐ投資資金全額を用意しなくていい
・定額積立投資よりも一括投資の方が優れている局面もある
・投資のストレスを減らすという観点からすると、定額積立投資のメリットが光る
・FXで定額積立を行う2つの方法:『サービスを利用』『全て手動』
・サービス利用は便利だけど、コストが高く制約も多い
・手動は全て自由でコストも安いけど、面倒
・定額積立の投資商品は手数料が高い
・積立を手動で行うことにより3つのメリットを組み合わせられる
・お勧め『LIGHT FXで、メキシコペソ円を、定額積立で買う』
こんなところですね。
いつも言ってることですが、完璧な投資手法などはありません。
しかし、このブログのコンセプトは『穏やかな気持ちで儲ける』ことです。
ストレスを感じずにできる限りの利回りを目指したいのなら、定額積立投資も十分に検討する価値があると思います。
少しだけ手間をかけることで、利回りも上げていけますし、なにより自分の資産がどうなっているのか理解できます。
理解=安心ですよ。
この辺り、手動トラリピにも通じるところがありますね。(*´ω`*)
それではこの辺で。
あなたがストレスで苦痛を受けず儲けていけるよう願っております。
ヒロセ