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戦略

トレード記録の整理方法|エクセルでカレンダー通りに合わせる

https://gyakuehu.com

どうも。

FXの儲かるデータを見るのが趣味のヒロセです。

 

FXトレードをするのなら、トレード記録で分析とかしますよね!

 

リアルトレードであれば、毎日のことですから、

・この日は儲かった

・この日は損した

・この日は何もなかった

こんなふうにカレンダーにトレード記録していけば、後から見ても一目瞭然です。

 

こんな感じ。

公式カレンダー

参照:ゴゴジャンPremia_Scal_USDJPY_M1商品ページ

 

今は便利な世の中になっていて、リアルトレードの結果も、

過去検証(バックテスト)の結果もデータとしてダウンロードできます。

 

しかし、ダウンロードしたデータって、

カレンダーに毎日記録したようになってない

んですよね・・(;´・ω・)

 

なぜならば、ほとんどの場合、

何かあったことしか記録されていない

からです。

 

ところが実際には、

何もなかった日もある

ワケです。

 

どうにかしてカレンダー通りに表示したいと思いませんか?

 

イライライメージ

 

ポイント

トレード記録をカレンダー通りに整理したい

エクセルでなんとかできそうだけど・・

具体的な方法を教えて欲しい

このような悩みにお答えします。

 

この記事では、ダウンロードしたデータをエクセルで実際のカレンダー通りに並べ替える方法を解説しています。

 

これができれば、異なるタイミングで決済される通貨ペアなどを組み合わせたり、

利益が出る頻度や、利益額見込みの予測も簡単になります。

 

ぜひデータの整理方法を覚えてトレードに役立てていただきたいと思います。

 

ヒロセ
今回はエクセルでのデータ整理方法です
ダウンロードしたデータって整理しないと見にくいもんね
まりりん

ヒロセ
有利な通貨ペアの組み合わせとかもわかるかもしれません
データ整理さえ覚えればがっぽり儲け放題ってことね!
まりりん

ヒロセ
うん、それはかなり違うよね・・

トレード記録の整理方法

例えば、

MT4VT_Chart右側非表示・ローソク足のコマ送りが出来るMT4用インジケーター。 | GogoJungleMT4VT_TradeMT4VT_Chartと連動して疑似トレードが出来るインジケーターです。 | GogoJungleを組み合わせれば、MT4を使用した疑似トレードが可能です。

疑似トレードのレポートは画面上に簡易表示することができます。

豪ドル円

便利ですよね~d(´ω`*)

さらに詳細なデータは、CSVデータとして保存することもできます。

 

保存したデータを表計算ソフトで開くとこんな感じ。

保存データ

決済して、損益が出た日が順番に並んでいます。

 

しかし日付を見ると、

毎日損益が出ているわけではない

ことがわかりますね。

 

コレをカレンダー通りに並べ直すのが今日の方法です。

 

カレンダー列は自分自身で新たに作ってくださいね。

カレンダー通りに並べるとは、こんな感じ。

並べ替え後

このように複数通貨ペアを同時に表示していくと、

無駄のない組み合わせ方法がわかりますよね!

 

さらに合計獲得pipsから、その日に得られる予想損益額だって計算できます。

もうね、やらない理由ががわかりません。

 

じゃ、どうすればいいのか?

ポイント

エクセルの関数を使って決済があった日の獲得pipsをカレンダーの横に表示します。

 

 

まりりん
一気に見やすくなりました

VLOOKUP関数を使う

関数と聞いて、

『もうすでにわからない』

と思ってしまった人も多いでしょうが、理解してしまえばなんてことないですよ。

 

極力簡単に解説するので、ちょっとだけ頑張ってくださいね!d(´ω`*)

流れと引数を理解する

まずは出来上がった関数はこちら。

完成図

関数

=IFERROR(VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)&"","")

 

『I2セル』にこの関数を入力して、H列に表示したカレンダーに沿ってオートフィルさせれば、

決済があったカレンダーの日付横に決済pipsが表示されます。

 

オートフィルってのは、セルの右下にカーソル合わせて十字ボタンをドラッグすることですよ。

詳しく知りたいならググってみてください。

 

それでは関数を分解しながら解説していきます。

=IFERROR(VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)&"","")

外側の赤い部分は、中の黄色い関数のエラーや0を表示させないための関数です。

 

IFERRORは後で説明するとして、

中身を抜き出すとこうなります。

=VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)

 

VLOOKUPってのは『Vertical:縦』から『LOOKUP:探す』という意味です。

関数には書式というのが必要なので書いておきますね。

 

書式

=VLOOKUP(検索値,検索範囲,列番号,検索タイプ)

 

『()』に囲まれた『,』で区切られた情報を引数(ひきすう)といい、計算結果の元になる情報です。

引数を正しく入力すると、入力したセルに正しい結果が表示されるってワケです。

 

エクセル界では『値を返す』などと意味の分からない言葉が使われますが、

要するに『計算や検索の結果を表示』することです。

 

では今回の引数の意味を説明しますよ。

ここ、一番大切です!

 

引数の意味

=VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)

『検索値:H2セル』と『FALSE:完全一致』する数値を『検索範囲:B2セルからG147まで』の中から探し出し、

『列番号:検索範囲内の左から6列目』を表示する

 

やりたいことを図にするとこんな感じ。

計算の流れ

 

関数の計算の結果はこんな感じ。

まずは、

検索範囲からH列に完全に一致するセルを探します。

検索範囲

ここでは、2019年12月3日に‐34.2pipsの損失が出ています。

コレを『H列』に表示したカレンダーの同じ日の横の『I列』に表示するワケです。

検索結果

このように、『H列』が2019年12月3日となった場合に、

『G列』の数値が『I列』に表示されていますね。

 

以上の解説で、

・何がしたいのか

・どうすればいいのか

・どんな結果がでるのか

理解できたでしょうか?

 

実際に関数を実行するには、もう少し細かいお話をすることになります。

休みつつでもいいのでしっかり理解してくださいね~

 

まりりん
う~ん・・なんとかわかる感じ?

検索範囲の指定方法

検索範囲は列を選択すると、一気に指定できそうな気がしますが、

それをするとスピルエラーってのがでるのでやめてください。

 

検索範囲の指定は、

『最も左上のセル:最も右下のセル』

というように指定します。

 

今回の場合、

『B2:G147』

となります。

 

もう一度、VLOOKUP関数を貼りますね。

=VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)

検索範囲指定の部分は黄色マーカー部分です。

 

あら?

なんかセルの指定方法に余計な文字が入ってますよね?

『B2:G147』➡『$B$2:$G$147』

この『$』は、

オートフィルした場合に数値が変わらない

ようにするための記号です。

 

関数を『I2』セルに入力し、下にオートフィルすると、

関数中の『検索値』『検索範囲』の引数がセルに対応した数値へ変化します。

 

『検索値』はセルが下に移動するごとに、

H2

H3

H4

・・・

と変化しなくてはいけませんが『検索範囲』は変えたくないワケです。

 

ですから、セルの住所を示す英数字の前に『$』を入れることで、

セルの住所が変わらないように固定するって事です。

 

エクセル界ではコレを『絶対参照』とか言ってます。

 

まりりん
エクセル界の言葉はわからない・・

決済時間を消す

しつこいようですが、もう一度VLOOKUP関数を貼りますね。

=VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)

 

H2と『完全一致』する数値を『B2:G147』の範囲で検索する、ということですが、

実際に一致するのは『B列』の日付ですよね。

 

ところが、ダウンロードしたデータには、

決済時の日付と時間が入力されています。

 

注意ポイント

自分で作成したカレンダー列には、時間が入っていないので『完全一致』しません。

 

ですから、『B列』のデータから時間のみを消す必要があります。

その場合は、『INT関数』を使用します。

『INT関数』は整数以下を切り捨てする関数です。

INT関数

このように新たにB列を挿入し、『B2』セルに

=INT(C2)

と入力して必要な行数をオートフィルしてください。

 

そのままでは時間が『00:00』と表示される場合は、

表示させたセルをコピーして、

右クリック➡形式を選択して貼り付け➡値にチェック➡OK

と操作することで消えます。

 

この操作をエクセル界では『値貼り付け』と呼んでいます。

 

『新たなB列』に月日のみが正しく表示されたら、

『元B列であるC列』は削除しちゃってOKです。

 

これでVLOOKUP関数を実行する準備ができました。

 

まりりん
エクセル界が怖いってことはよくわかった

IFERROR関数で余計な表示を消す

さて、ようやく『VLOOKUP関数』の準備ができました。

あとは出来上がった関数を『I2』セルに入力してオートフィルすればいいわけです。

 

で、できたのがコレ。

エラー表示

当初の目的は果たしたワケですが、

エラー表示が邪魔ですよね・・(;´・ω・)

 

後でさらに集計したりする場合、とっても面倒なことになるので、

新たに『IFERROR関数』を追加しましょう。

 

追加して完全体となった関数をもう一度貼ります。

=IFERROR(VLOOKUP(H2,$B$2:$G$147,6,FALSE)&"","")

黄色マーカーで表示した部分が『IFERROR関数』です。

 

『""』は空白で表示するという意味です。

これで、中央に挟んだ関数にエラーが出た場合、そのセルは空白で表示されます。

 

ちなみに、VLOOKUP関数の最後につけた『&""』は『0を空白で表示する』という意味です。

 

『&""』を最後につけることで、VLOOKUP関数単体でも『0』が空白表示となりますが、

エラー自体を空白にするには、『IFERROR関数』が必要です。

 

まりりん
IFERROR関数はわかりやすいよね

まとめ

お疲れさまでした。

この記事では、ダウンロードしたデータをエクセルで実際のカレンダー通りに並べ替える方法を解説しました。

 

私はインストール版のエクセルを持っていないので、

スクショにはいろいろな表計算ソフトが混じってます。(;^ω^)

 

このような操作をすることで、次のような通貨ペアの組み合わせが考えられます。

・毎日決済があるように組み合わせ

・大きなトレンドでは同じように動くペア同士を組み合わせ

・全く別の動きをする通貨ペアの組み合わせ

などなど・・

 

いろんな使い方ができますよね!d(´ω`*)

いや~夢が広がります。

 

それではまた。

引数をしっかり理解するとデータが変わっても対応できますよ!

ヒロセ

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ヒロセ

どうも!管理人のヒロセです。

FX初心者やこれまで勝てなかった人向けに、考え方や具体的方法を発信しています。

勝てない時代、株を始めFXなどで約2000万円を溶かしました・・。

常にFXでストレスなく勝つ方法を考え続け、実践を通じて経験を積むことを心掛けています。

このブログでは、私自身が日々の勉強や練習、トレードを通じて得たコツやヒントなどをできるだけわかりやすく解説します。

詳しいプロフィールはこちらまで

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