どうも。
ヒロセです。
元祖トラリピといえば、マネースクエア です。
マネースクエアがトラリピの概念を世に発信してくれたおかげで、私にも手動トラリピなんてマネが出来ているワケです。
リスペクトせざるを得ないですよね!
でも、他のFX会社とスプレッドのスペックを比べたら、どうしても見劣りしてしまうのも事実です。
そこに気付いた賢明な読者の皆様は、こう思ってしまうんではないでしょうか?
『マネースクエアと他の会社ではどれだけ利益が違ってくるんだろう?』
『それでもマネースクエアを選ぶ価値があるのかな?』
みたいな感じで。
そこで今回は、
スプレッドの違いでどれだけ利益に差が出てくるのか?
をバックテストで検証してみます。
そのうえで、
マネースクエアを選ぶべき人、そしてその理由
などを考察していきます。
この記事を読めば、マネースクエアを選ぶべきか他の会社にすべきか、の迷いが晴れますよ。
それではいってみます!
目次
マネースクエアでトラリピ運用する意味
冒頭でも言ったように、マネースクエアはトラリピを世に出した元祖です。
トラリピで特許も取得しています。
トラリピのメリットはマネースクエアがわかりやすく解説してくれていますので、とりあえずコレをみてください。
トラリピがもたらすメリット
「上がる」「下がる」を予想しなくていい。
トラリピは「上がりそう」「下がりそう」ではなく、これからレートが上下しそうな範囲を予想します。そのため、高度な相場分析を必要とせず、また相場を予想する頻度も大幅に削減することができます。
FXに時間を取られない。
FXは24時間変動します。しかし人は仕事をしたりくつろいだり、寝る時間だって必要です。トラリピはあなたが決めた価格で自動的に売買をくり返します。あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXを実現します。
相場の乱高下に強い。
一般的には敬遠される乱高下の局面でも、トラリピのリピート機能は売買チャンスを逃しません。むしろ予想した範囲内では乱高下するほど収益チャンスが高まることも、トラリピの大きな強みです。
引用:マネースクエア公式HP マネースクエアが選ばれる4つの理由
もうね、このまんまです。d(´ω`*)
さらにマネースクエアの言葉を借りてみますと、
運用に時間をかけたくない人
FXに疲れた人
のためのFX
というわけです。
やさしさにあふれてますよね~(*´ω`*)
私がマネースクエアで運用をするまでは、本当にFXに疲れていました。
もうチャートを見るのもイヤってくらいでした。(ヽ''ω`)ゲソッ
マネースクエアで運用を始め、利益が上がってきたときは、
『今までの苦労は一体何だったのか?』
なんて思ったもんです。
あ、トラリピの概念がイマイチわからないって人はこちらの動画をご覧ください。
というわけで、FXに疲れた人はお試しでいいのでマネースクエアでトラリピ運用してみてください。
『こんなに楽でいいのか?』
ってなるかもしれませんよ♪
ちなみに口座開設はこちらからできます。
スプレッドが利益に及ぼす影響とは
マネースクエアでトラリピをするのも同様ですが、多くのFX会社では売買手数料が無料になっています。
ですが、外貨の買値と売値には差が儲けられていて、コレが実質の手数料となっているワケです。
この買値と売値の差がスプレッドで、FX会社により違います。
スプレッドがどういう風にトレードに影響するのか、実感がわかない人もいるでしょう。
ですので、ついさっき実際に買ったばかりのポジションを見てもらいましょうか。
これがLION FXで私が保有しているポジション一覧です。
一番上の赤線で囲っているポジションが1万通貨買ったばかりの南アランド円のポジション明細です。
コレ、買ってからレートは変動していません。
にもかかわらず、pip損益-9、評価損益-90となってますよね?
これがスプレッドです。
LION FXでの南アランド円のスプレッドは0.9銭です。
0.9銭×10000通貨で90円の手数料が発生しているということです。
例えば、レート0.1円の上昇で1000円の利益を狙う場合、実際には1090円分のレート上昇が必要です。
これがスプレッドが利益に及ぼす影響です。
スプレッドを変えてバックテストしてみた
では、スプレッドが変わることで長期間の利益にどれだけ差がついてくるのかを調べていきましょう。
調べる手段としてはバックテストを用います。
マネースクエアの現在の南アランド円のスプレッドは『3銭』です。
・トラリピ共通設定
テスト期間 | 2012/01/03~2019/12/17 |
通貨ペア | 南アランド円 |
資金 | 100万円 |
想定レンジ | 6.5~11円 |
トラップ本数 | 46本 |
トラップ幅 | 0.1円 |
1本あたり通貨数 | 1万通貨 |
利確1回の額 | 1000円 |
この設定を共通として、
スプレッド:0.9銭
スプレッド:3銭
に分けてバックテストを行います。
(※スワップポイントについてはバックテストを行うFXTFの数値が適用されます。)
スプレッド0.9銭の場合
総利益:1164650円
総損失:-66565円
純益:1098085円
純益年利:13.72%
となりました。
ちなみにグラフの赤線よりも下に緑線があるところは『元本割れ』です。(;^ω^)
※年利=利益÷初期資金×100÷年数
スプレッド3銭の場合
総利益:1022076円
総損失:-66411円
純益:955665円
純益年利:11.95%
となりました。
元本割れの期間も0.9銭の時より長いですね~( ゚Д゚)
比較表
分かりやすいように表にしてみます。
スプレッド0.9銭 | スプレッド3銭 | |
総利益 | 1164650円 | 1022076円 |
総損失 | -66565円 | -66411円 |
純益 | 1098085円 | 955665円 |
年利 | 13.72% | 11.95% |
このようになりまして、期間中の純益の差額は142420円となりました。
100万円の資金で運用した場合、1年間につき約17800円ほどの差がつくことになります。
スプレッドが有利な会社でトラリピするなら手動しかない
ご覧いただいたように、スプレッドの差は純益の差となって表れてきます。
この数字が大きいと感じるのか小さいと感じるのかは人それぞれだと思います。
この差がもったいないと感じる人は、スプレッド0.9銭の会社で手動トラリピをするしかありません。
手動トラリピならば、純益がより期待できることはもちろんのこと、さまざまな条件に合わせて自由自在に設定を変えていくことができます。
ただし、そのためにはトラリピを完全に理解しておくことが必要です。
ロットを変更した場合の資金管理の方法や、トラップごとの損切り方法など、時には表計算ソフトを駆使しなければいけない場合もあります。
慣れてしまえばどうってことないんですが、始めての人にとっては敷居が高いと感じるかもしれません・・(;^ω^)
それでもマネースクエアを選ぶべき人とは
マネースクエアでトラリピを行う最大のメリットは、自動で運用できることです。
それ以外にも、運用試算表を始めさまざまな便利なツールや注文方法が用意されています。
マネースクエアで口座を開設した人には手厚いサポートが用意されているというワケです。
もしも、あなたがトラリピに興味を持って、
『是非始めてみたい!』
と思うのなら、まずはマネースクエアで運用してみることをオススメ致します。
いつも手動トラリピ手動トラリピ言ってるのに話が違うじゃないか!
と、思われるかもしれませんね・・(;´・ω・)
いやもうホントすみません・・(;^ω^)
手動トラリピが至高なのは私の中では決定してるんですが、
物事には順序というものがある
んです。
いずれ手動トラリピに進むにせよ、他のリピート系に移るにせよ、まずは本家本元でしっかり基本を学んで欲しいと思っています。
それに、ちょっと想像してみてください。
FX運用をしてることを忘れるくらい放置しておいても、気が付けば資金が増えているとしたら?
ふと思い出したように口座を確認したら、何万円も利確していたら?
思わず嬉しくなりませんか?
このような喜びが得られるのは全自動のトラリピならではです。
特に、
チャートに張り付くことに疲れてしまった人
FXはしばらくしたくないって心境になっちゃった人
には、マネースクエア、おすすめですよ!d(´ω`*)
(※でもたまにはレートチェックくらいはしましょうね。)
まとめ
お疲れ様でした。
今回は、
スプレッドの違いが長期トラリピでどれくらいの差になるのか?
それでもマネースクエアを選ぶべき人は?
というテーマでお届けしました。
・南アランド円のスプレッド0.9銭と3銭の違いは、資金100万円だと年間辺り約17800円
・それでもマネースクエアを選ぶべき人は、
『トラリピ初心者』
『たまに口座確認して喜びたい人』
『これまでのFXに疲れた人』
って感じですね。
トラリピの仕組みは単純なので、文字の説明を読むだけでも理解できるでしょう。
それでも実際に運用してみる方が圧倒的に早く深く理解できるハズです。
私が手動トラリピを思いついたのもマネースクエアで運用していたおかげです。
マネースクエアにはトラリピ運用のためのヒントがまだまだ隠されているんではないでしょうか?
是非有効に利用して、独自のトラリピを開発していただきたいと思います。
それではこの辺で。
あなたのFX運用が希望に満ちているよう願っております。
ヒロセ