どうも。
金も稼ぎたいけど楽もしたいトラリパーヒロセです。
私事になりますが、
2020年初頭から、全資金をフルレバで突っ込んだ途端、
『コロナショックが勃発』
して、命からがら逃げだした高金利通貨が『ランド円』と『ペソ円』です。
しばらくして落ち着いたと思った後、手動トラリピを再開したんですが、
再開した途端にまた下落に襲われ、トラリピをストップ。
スワップポイントを貯めながら、少しずつ買い足す日々を送っておりました。
ここ最近の高金利通貨の上昇を受けて、買い足したポジションに含み益が乗ってきたのと、
0.1万ずつ買い足したポジション量が多くなってきたので、
まとめる意味も含めて手動トラリピを再開することにしました。
そこで、以前のような目に遭わないよう、
再開計画を練り直すこととなりました。d(´ω`*)
ポイント
設定や買い足し方がわからない
具体的な方法が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、コロナショックで大打撃を負った私の、『ペソ円手動トラリピ再開戦略』を公開しています。
FXをする以上は、ある程度の利回りを得たいですよね。
しかし、資金を吹っ飛ばすわけにもいきません。
新たな戦略では、ペソ円の特徴をよく理解して、トラップの建て方やレートに応じたポジション量の調整を行います。
つまり、『状況に応じて設定を変える』運用方法になります。
そのためには、その時々で適当に決めるのではなく、
『事前に決めておく』
ことが大切です。
事前に決めておくことで、状況に応じた的確な行動を、感情に振り回されずにとることができますよ。d(´ω`*)
目次
ペソ円でスワップと為替差益を狙う
ペソ円の手動トラリピ再開にあたって、決めたことは次の3つ。
ポイント
1、資金が一定額増えるたびにトラップを増やす
2、できる限り平均取得単価を下げる
3、含み損を抱えたポジションは評価損益がプラスになるまで保有する
簡単に言えば、『当面の利益と安全を確保しつつ複利運用を目指す』って感じですね。(*´ω`*)
この3点をどうやって実行するのか、具体的なやり方を決めていきます。
トラップの増やし方
まずは当面の為替差益を得るために、現レート付近にトラップを設置します。
これまで積み立ててきたポジションが約4万通貨あるので、それを5円で決済し、
4.8円、4.9円にそれぞれ2万通貨ずつ、利確幅0.1円で設置しています。
現状、想定レンジ全域にトラップを並べる資金量はありません。
そのため、スワップ益と為替差益が15000円増加ごとに、
その時のレートで決まった数量の追加トラップを仕掛けます。
想定レンジと追加トラップの設定は次の通り。
想定レンジ
・想定レンジ:4.3~5.2円
・利確幅:0.1円
追加トラップのポジション量
・ロスカットレート:4円以下
・基本追加量:レート5.2円時に1万通貨
・変動通貨量:レート0.1円下落ごとに1000通貨追加
表のように、資金が15000円増えるたびに、
レートに応じた通貨量でトラップを増やしていくと、
レートが下がるほど、一般的なトラリピよりも平均取得単価は下がっていきます。
トラップ設置時点でのロスカットレートを、4円以下に設定してポジションを増やして運用していくことで、
運用益の積み上げにより、ロスカットレートは徐々に下がっていくハズです。
このようなトラップの設置方法を私は『積立イフダン』と呼んでいます。
最初にまとまった資金がなくても、この方法なら徐々に利益を増やしていけます。
高値ポジションの決済方法
高金利通貨の場合、一度大きく下がったレートが完全に戻すことはあまり期待できません。
なぜならば、
インフレ率が高く、通貨価値が下落していく
傾向が強いからです。
これが高金利というメリットに潜むデメリットなワケです。
ですから、高値で掴んでしまったポジションは、
いつか損切りをしなければいけないことになります。
ちなみに、私がFXプライムbyGMOでコロナ前から保有している高値ポジションの現状がこちら。
5.7円未満のポジションは、コロナショックの急落ですべて損切りしてしまったので、
5.7円以上のポジションが残っていますね。(;^ω^)
為替損益だって結構なマイナスです・・
ところが、スワップ額を見てください。
結構貯まってきてますよね!
スワップポイントは一旦付与されれば減る事はありません。
つまり、スワップは確定益ってことです。
一方、為替損益はレート変動によって上下を繰り返します。
ここでいう評価損益が、実質的な含み損です。
・スワップは貯まる一方
・為替損益は上下を繰り返す
すると、評価損益(スワップ+為替損益)はどうなりますか?
いつか『ゼロ』や『プラス』になったりしませんか?
高値ポジションを切るとしたら、そのタイミングです。
同じ高金利通貨である『ランド円』のチャートとバックテスト結果を見てみます。
下のグラフの青ラインと緑ラインが重なったところが、含み損が無くなったポイントです。
チャートを見ると、レートが戻ったワケではありませんよね。
これがスワップ益積み重ねの効果です。
ポイント
含み損に耐えて保有していれば、いつかきっと含み損がなくなるタイミングが来ます。
急落時に高値ポジションを慌てて切ってしまうと、大きな損失が確定してしまいます。
急落時にはできる限り確定損を少なくポジションを減らすように『下から』切って、
高値ポジションはじっくりと待って含み損がなくなってから切ればOKです。
手動トラリピはFX会社選択が大事
スワップ益で含み損を補填するためには、
FX会社が提供するプラススワップが高水準であることが、非常に大事です。
ポイント
※2020年10月時点
仮に、ポジションを保有し続けるとすれば、
毎年課税と最終課税で30年運用した場合のスワップ差はこうなります。
スワップ益課税比較
保有期間が長ければ長いほど、最終課税のスワップ益が有利になっていきます。
せっかく手動トラリピをするのであれば、できる限り有利なFX会社を選びましょう。
ちなみに、私はペソ円の手動トラリピ再稼働をLIGHT FXで行います。
もちろん上記した条件は全て満たしています。d(´ω`*)
まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、コロナショックで大打撃を負った私の『ペソ円手動トラリピ再開戦略』を公開しました。
・利回りと安全の両立のため状況に応じて設定を変える
・事前に決めておくことで的確な行動を感情に振り回されずにとることができる
・まとまった資金がなくても積立イフダンなら徐々に利益を増やしていける
・高金利通貨はインフレ率が高く通貨価値が下落していく傾向が強い
・高値で掴んでしまったポジションはいつか損切りをしなければいけない
・スワップポイントは一旦付与されれば減る事はない
・含み損に耐えて保有していればいつかきっと含み損がなくなるタイミングがくる
・高値ポジションはじっくりと待って含み損がなくなってから切ればOK
・保有期間が長ければ長いほど最終課税のスワップ益が有利になる
・せっかく手動トラリピをするのであればできる限り有利なFX会社を選ぼう
以上、こんなところです。
コレから手動トラリピや積立イフダンを始めてみたいって人は、ぜひ参考にしてみてください。
高金利通貨はリスクも大きいですが、日々積み重なるスワップ益は魅力です。
繰り返しますが、スワップは確定益ですからね!
何もしなくても資金が増えていく安心感はなんともいえません。(*´ω`*)
ただし、実質金利には気を付けてください。
実質金利がマイナスに転じれば、保有すればするほど損失が増える可能性もあります。
そうなったときにすんなり逃げれるように今のうちに稼いでおきましょう!
分散だって大切です。
集中すれば当たれば大きいですが、ショックをまともにくらった時のダメージは計り知れません。
どんな手法にしろ、FXである以上は稼ぎ続けることは難しいものです。
理解と事前の準備が結果を分けます。
結果が少しでもいい方向へ向かうのなら、あとは継続するだけです。
それではまた。
例えショック相場で大きく資金を減らしても、焦らずにチャンスを待っていればなんとかなりますよ!
ヒロセ