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考え方

FXのファンダメンタルズ【トラリピで注目すべきは2つだけ】

2020年6月16日

https://gyakuehu.com

どうも。

不毛な行動が死ぬほど嫌いな男、ヒロセです。

 

FXの勉強を少しでもしたことがある人なら『ファンダメンタルズ』って言葉を聞いたことがあると思います。

なんとなく大事な事のように感じますよね~

で、それってうまくいってますか?

 

ポイント

ファンダメンタルズって難しい

それってトラリピで役に立つの?

何を参考にしたらいいのか?

このような悩みにお答えします。

 

この記事では、ファンダメンタルズって何?ってことに加え、トラリピ運用で注目すべき項目について解説します。

結論を言えば、特に深く考えなくても大丈夫です。

 

しかし、2つだけ気にして欲しいことがあります。

これからその理由をわかりやすくお話していきます。

 

もしもあなたが、

『ファンダメンタルズ分析が楽しくて仕方がない』

と思っているのならこの先は読む必要はありません。

 

しかし、上記のような悩みを抱えているのなら、お役に立てるハズです。

サクッと読んでってください。d(´ω`*)

 

ヒロセ
今回はファンダメンタルズのお話です
フ、ファンタ?メンタル?なにそれおいしいの?
まりりん

ヒロセ
私にもサッパリわかりません!
わからないこと説明できるの?
まりりん

ヒロセ
わからないことがわかっているので大丈夫♪

トラリピで注目すべきファンダメンタルズ

トラリピで効率よく儲けていくために、注目すべきファンダメンタルズは次の通りです。

 

ポイント

・政策金利

・インフレ率

 

なぜトラリピにインフレ率と政策金利が重要なのか?

 

それは、

長期保有を前提としているから

です。

 

政策金利は『スワップポイント』に直接関わってきます。

一旦付与されたスワップはレート変動の影響は受けません。

 

インフレ率は物価の上昇率です。

物価の上昇は『通貨価値の下落』を意味します。

 

このスワップと通貨価値の下落のバランスが長期保有には重要です。

 

なぜならば、

例えスワップ益があっても、それを上回る通貨価値の下落があれば結果的に損しますよね。

逆に、保有しているだけでスワップを支払わなければならない事態も非常にストレスが貯まります。

 

こういった、

『結果的に損する』

『ストレスが貯まる』

といった事を回避するために、政策金利とインフレ率をチェックする必要があるってことです。

 

トラリピがわからない人はこちらの動画をご覧ください。

さらに詳しくはこちら。

マネースクエア

 

まりりん
損するのはイヤだ~

全ての事象をチェックすることはできない

ちょっと調べたことがある人はわかると思いますが、

ファンダメンタルズというものは非常に多岐にわたります。

 

ここでは、ファンダメンタルズの詳細な説明はしません。

詳しく知りたい人は調べてみてください。

 

ファンダメンタルズを一言で表現すると『経済の基礎的条件』ということらしいです。

経済の基礎的条件・・ずいぶんと抽象的ですよね・・(;´・ω・)

コレを具体的な事象に落とし込んだら一体どれだけの数になるんでしょうか?

 

いろいろな事を多角的に調べたい気持ちもわかりますよ。

なんでって不安ですから・・

 

不安からくる行動

各国の金融政策はどうなっているのか?

経済指標の現在値は?

政治的なアプローチも必要じゃないかな?

地政学的リスクも心配だ・・

ウィルス騒動はいつ収束するんだろう?

アメリカで暴動起っちゃってるよ!どうなんの?

マーケットの流行も見極めないと!

あ、今夜は雇用統計の発表があるから注目しなければ!!

やかましわ!!(♯ ゚Д゚)

 

あーゲフンゲフン・・少し取り乱してしまいました。

すいません(;^ω^)

 

でも、冷静に考えてみてください。

いろいろな事を深く調べたら、レートの今後の動きがわかるんでしょうか?

少なくとも私にはわかりません。

 

トレーダーが経済学を深く勉強したところで、混乱するだけだと思いませんか?

 

大体、

経済学者による株価予想はサルが投げたダーツと変わらない

という研究結果が出ているんです。

 

このような名言もあります。

 

ファンダメンタルズ分析が全くの無駄とはいいません。

経済学に興味があり、勉強が楽しいのならいくらでも勉強すればいいでしょう。

しかし、トレーダーは経済学者ではありません。

 

トレーダーがやるべき事は『トレードで儲けること』一点のみです。

そのためにファンダメンタルズを参考にするのなら、情報は絞りに絞るべきです。

 

絞りに絞った結果、

トラリピに必要なのはインフレ率と政策金利だけ。

という結論に至りました。

 

『不安を解消するため』にファンダメンタルズを広く調べるのは不毛な行為です。

 

ここは1つ、

『細かいことはいいんだよ』(*´ω`*)

位の気持ちでいた方が、穏やかな気持ちで生きていけると私は思います。

 

 

まりりん
細かいこたぁいいんだよ♪

レートを動かすのは人の心理

為替レートがなぜ動くのか?

ってことを考えてみてください。

 

為替は売買がなければ動きません。

『上がりそう』とみんなが思えば買いが集まりレートは上昇します。

『下がりそう』とみんなが思えば売りが集まりレートは下落します。

つまり、レートを動かすのは人の心理状態です。

 

人の心理とは『期待』や『不安』などですね。

レートの動きを予想するということは、『他人の心を読む』ということです。

 

他人の心を読むための判断材料として、

『テクニカル分析』

『ファンダメンタルズ分析』

を利用しているってワケですね。

 

レートの予想をしながらトレードをしている人たちっていうのは、

お互いに腹を探り合い、ときには騙し合いながら、限りあるパイの奪い合いをしている

ってことです。

 

あなたはこんな事したいですか?

私はイヤです。

 

まりりん
レートの予想ってこういうことなのね・・

トラリピで回避するべき事態

トラリピにはインフレ率と政策金利が重要というお話をしました。

じゃ、インフレ率と政策金利が悪影響を及ぼすとしたらどんな事なんでしょうか?

結果的に損する事態

政策金利が高い国の通貨を、

政策金利が安い国の通貨で買って保有

することで、スワップポイントがもらえます。

 

日本は今、マイナス金利政策を実施しています。

 

ですから、

『高金利通貨』といわれている通貨を円で買って持ってるだけ

でたくさんのスワップポイントがもらえます。

 

持ってるだけでもらえるんです。

こんないいことありませんよね♪(*´ω`*)

 

しかし、うまい話ってのはありません。

この話にはがあります。

 

高金利通貨の罠

政策金利の高い国はインフレ率も高い

 

インフレ率というのは通貨の下落率と同じ意味合いを持ちます。

 

つまり、政策金利とインフレ率のバランスによってはこうなる可能性もあるってことです。

スワップ益<通貨の下落による損失

 

こうならないためには、政策金利からインフレ率を引いた『実質金利』に着目してください。

 

高金利通貨を有する3国の実質金利はこんな感じ。

 政策金利インフレ率実質金利
南アフリカ3.754.10‐0.25
メキシコ5.502.842.66
トルコ8.2511.39‐3.14

参考:トレーディングエコノミクス

調査年月:2020年6月

 

この表を参照すると、実質金利がマイナスの『南アフリカ』『トルコ』の通貨を円で買って保有すると、

スワップ益以上の為替差損を被る可能性が高いってことです。

 

特に『トルコリラ円』は高いスワップ益だけに魅せられて保有するのは危険だと言えるでしょう。

ちなみに私の保有する『南アランド円』も、ついに実質金利マイナスに転落してしまいました・・(;´・ω・)

 

まりりん
ヒロセランド転落!笑える~♪

ストレスが貯まる事態

スワップはもらえるだけではなく、払わなければならない場合もあります。

それがマイナススワップです。

 

ちょっと想像してみてください。

 

恐怖!マイナススワップ

決済されたら、数千円の利益が入るポジションを保有している

ポジションを保有しているだけで、1日に数百円ずつお金が減っていく

1日ごとに決済額が減っていく・・

マイナススワップ合計が決済額を上回れば、決済されればマイナスになる

決済が遅れれば遅れるほどマイナス額は増えていく・・

 

こんな状況、耐えられますか?

 

こちらはランド円を売りトラリピした場合のバックテストです。

マイナススワップバックテスト

利確しても利確しても残高は増えず、最終的にはマイナスで終わっています。

こんなのやる意味ないですよね?

 

高金利通貨は絶対に売ってはいけないってワケです。

 

まりりん
怖い!マイナススワップ怖い!!

まとめ

お疲れ様でした。

この記事では、トラリピで注目すべきファンダメンタルズを2つを解説しました。

 

・トラリピで注目すべきファンダメンタルズ『政策金利』『インフレ率』

・なぜ注目すべきか:『結果的に損する』『ストレスが貯まる』事態を回避するため

・全ての事象をチェックすることはできない

・経済学を深く勉強したところで混乱するだけ

・経済学者による株価予想はサルが投げたダーツと変わらない

・ファンダメンタルズを参考にするのなら情報は絞りに絞る

・レートを動かすのは人の心理

・レート予想のトレードは腹を探り合って限りあるパイを奪い合う行為

・政策金利の高い国はインフレ率も高い

・実質金利マイナス:スワップ益以上の為替差損を被る可能性が高い

・マイナススワップは耐えられない

・高金利通貨は売ってはいけない

 

以上、こんなところです。

 

ファンダメンタルズを全て調べることは不可能です。

しかし、全く無視していいものでもないのは記事の通りです。

 

大事なのはファンダメンタルズが生み出した結果です。

政策金利やインフレ率は、金融政策の結果が数字に反映されたものですよね。

その数字をトレードに持ち込んだ時にどうなるのかを考えることが大事です。

 

それではこの辺で。

あなたのトレードに合ったファンダメンタルズを絞りに絞って有効に活用してくださいね!

ヒロセ

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ヒロセ

どうも!管理人のヒロセです。

FX初心者やこれまで勝てなかった人向けに、考え方や具体的方法を発信しています。

勝てない時代、株を始めFXなどで約2000万円を溶かしました・・。

常にFXでストレスなく勝つ方法を考え続け、実践を通じて経験を積むことを心掛けています。

このブログでは、私自身が日々の勉強や練習、トレードを通じて得たコツやヒントなどをできるだけわかりやすく解説します。

詳しいプロフィールはこちらまで

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