どうも。
ヒロセです。
FXって始める前はなぜか『負けるハズない』って思っちゃうんですよね~
でも、実際に始めると負けます。
それはもう面白いように負けまくります。
ポイント
なんで負けるんだろう・・
裏で負ける仕組みができてるに違いない
このような疑問にお答えします。
この記事では『FXで負ける仕組み』について解説します。
FXっていうのは負けなければ勝ちなんです。
私も以前は負け続けていましたが、『負けない』を意識したら勝てるようになりました。
あなたがFXで勝ちたいのなら、負けをなくすといいですよ。
負ける仕組みを理解して、逆のことをすれば負けなくなります。
是非、負けないFXで儲け続けていただきたいと思います。
目次
FXで負ける仕組みとは
残念ながら、何も考えずにFXを始めるとまず間違いなく最終的に負けます。
なぜならば、
行動心理学でそう証明されているから
です。
この理論を『プロスペクト理論』といいます。クリックするとちょっと詳しい説明が読めます。
さらに詳しくはウィキペディアへ。
プロスペクト理論がFXに影響する部分を簡単に説明しますと・・
人は、
得したいよりも『損をしたくない』という気持ちの方が強い
ってところです。
こういった気持ちでなんのルールもなくトレードをするとどうなるのか、ちょっと考えてみましょうか。
まずポジションを保有します。
その後、レートが変動すると含み益か含み損になりますよね。
含み益が出ると
お、いい感じ。
このまま利を最大にまで伸ばせたらいいな・・
あ、でも次の瞬間下がるかもしれない・・
そうしたら滅茶苦茶悔しいだろうな~
うん、今のうちに利確だ!ポチっ
あー!利確した後にどんどん上がっていく~
含み損が出ると
あ~ヤバいよ。
コレ、損切りした方がいいよね・・
あ、でも持ち直すかもしれないし・・
そうしたら滅茶苦茶悔しいだろうな~
あ~、損切りできない!ズルズル・・
ぎゃー!損切りしないままどんどん下がっていく~
コレ、どう思います?
FXをしてる人で『こんな経験ないよ』って人はいないんじゃないでしょうか?
つまり人は、プロスペクト理論によって、
・利益は少なくてもいいから、早く安心したい➡すぐ確定する
・損失は認めたくないから、わずかな可能性に賭ける➡なかなか確定しない
こういった心理に陥り、合理的ではない行動をしてしまうってワケです。
これこそがFXで負ける仕組みです。
負け続けている人は、
”FXとは『合法ノミ行為』で絶対勝てないようになっている”
とか主張する向きもありますが、そんなことはありません。
負ける原因は100%自分にあります。
さらにもう1つ負ける原因を挙げておきます。
それがロット上げ過ぎです。
1回負けると『0』になるゲームを勝率50%で繰り返すとまず間違いなくいつか負けますよね。
少し考えれば誰でもわかります。
負け続けるのは負けから学ばないから
『何も考えず』『なんのルールもなく』トレードを始めると、まず間違いなく負けるという話をしました。
負ける原因は100%自分であり、自分を変えるしか負けないようになる方法はありません。
最初負けるのは仕方のないことです。
誰でも最初から物事をうまくできる人なんていませんよね。(*´ω`*)
だからこそ『学び』『勉強』『トレーニング』といった行動が必要になるんです。
負けたらなぜ負けたのかを考えて改善していきましょう!
では、FXでありがちな負けるパターンを勉強していきます。
負けるパターンいろいろ
FXで負けるパターンは様々ですが、ここでは特に初心者が陥りがちなパターンをご紹介します。
とはいえ、FXに慣れた人でもやってしまいそうになることです。
パターンを知ることで、『自分に当てはまってる』とドキッとすることもあるんじゃないでしょうか。
お金は『命の次に大事』なんて言う人もいるくらい重要なツールです。
FXやってるとどうしても数字として簡単に扱ってしまいますが、計画的に扱う癖をつけることが大切です。
短期で大きく稼ごうとする
FXでは何故か短期間に大きく稼ごうとする人が多い印象があります。
短期で稼ぐためにはレバレッジを上げて資金に対するロット(ポジション量)を上げなければいけませんよね。
すると、
思惑と反対に相場が動いた時に含み損が急速に拡大します。
拡大した含み損が損切りを躊躇させます。
躊躇しているうちにさらに含み損が増えていき、最終的に大きく資金を失います。
大きく資金を失ってしまうと、取り返そうとしてさらに無茶な取引をするようになってしまいます。
投資で失った資金はサンクコスト(回収できない費用)と呼ばれます。
無茶な取引をするのは、回収できないお金を諦めることができないからです。
こうなると悪循環にハマり、抜け出せなくなる可能性があります。
とにかく損切りできない
損切りは上記したレバレッジを上げたトレードでは欠かせない概念です。
思惑と違って含み損が膨らんだ場合、設定したレベルに達した時点で機械的に切る必要があります。
それができないと、どんどん含み損が膨らんでいって、やはり最終的に大損してしまいます。
つまり、短期で稼ぎたい人が損切りできないと非常に高い確率で大きく負けます。
何の計画もしていない人の行動心理はプロスペクト理論に支配されています。
そんな人は、コツコツとチキン利確を繰り返した挙句、最後はロスカットや大幅な損切りをドカンと食らいます。
いわゆる『コツコツドカン』です。
コツコツドカンを食らうと、数ヶ月の積み重ねが1日で飛ぶといったことも普通に起こり得ます。
なぜ損切りができないのか?
それは事前に具体的なやるべき事を決定していないからです。
もし、決めていても損切りができないというのなら、逆指値注文などを有効に使いましょう。
事前に最悪の事態を想定して準備しておく
コレが最終的に大損しないために必要な行動です。
意味もなくトレードしたがる
トレードしてないと損してる気になりますよね・・私もです。(;^ω^)
FXをしないとFXで儲ける事はできません。
ですが、なんのルールもなくポジションを建てたところで、そこから利益が得られるかどうかは賭けの要素が強すぎます。
負けないトレードをするには、
・優位性のあるタイミング
・優位性のあるトレードルール
が重要です。
つまり、機会損失を恐れるあまりタイミングやルールを無視していては負けるってことです。
手数料払い過ぎ
どんなFX会社でどんなトレードをするにも手数料がかかります。
『え?売買手数料ってほとんどの会社で無料だよね?』
って思いますよね。
しかし、ぶっちゃけて言ってしまえば、手数料無料ってのはウソです。
ただ単に名目が変わっただけです。
FX会社がトレードの対価として受け取っている手数料は次のようなものがあります。
・スプレッド
・顧客に払うスワップポイントと実際のスワップ益の差額
・プラススワップとマイナススワップの差額
つまり、
スプレッドが広く、プラススワップが少なく、マイナススワップが多い会社ほど手数料が高いってことです。
さらに、トレーダーの行動で利益に対しての手数料の割合を上げる行為があります。
それが、利幅を狭くして回転を上げることです。
利幅が狭ければ狭いほど利益に対してのスプレッドの割合が上がります。
必然的にトレード回数も多くなるため、支払うスプレッドは跳ね上がります。
スキャルピングなどはFX会社のシステムに負担はかけますが、その分の手数料をしっかり取られてるってワケです。
ギャンブラー
コレは誰でもわかりますよね。
ギャンブラーは勝てません。
FXをギャンブルとしてやってる人の共通点はこんな感じじゃないでしょうか。
FXギャンブラーの共通点
・祈りのトレード
・下がれ下がれ!上がれ上がれ!お願い!
・一攫千金
・フルレバ一発勝負
・借金を返す手段としてのFX
・常に余裕がない
・海外ハイレバ口座
こんなの勝てるワケがありません。
ギャンブルを楽しみたいのなら、止めません。
大切なお金を失いたくないのならやめてください。
勝つためには負けないこと
FXではほぼ勝つか負けるかの2択になります。
すなわち、負けなければ勝ちってことです。
上記した負けるパターンを極力やめるように心がけることで勝てる可能性はグンと上昇しますよ。(*´ω`*)
勝つための行動
・長期目線でトレードする
・事前に損切りを想定して準備しておく
・優位性の高いタイミングを待つ
・優位性の高い手法を採用する
・手数料を可能な限り抑える
・ギャンブルトレードはしない
これらの条件をできるだけ満たしてください。
トレードを続けていくには、常に行動を振り返って少しでもいい方向に改善していくことが大切です。
そうした行動を続けていくと、トレードスキルが徐々に上がっていきます。
いわゆるPDCAサイクル、
計画➡実行➡評価➡改善
を繰り返し回し続けることで、『勝つための仕組み』が構築されていくんです。
勝つための仕組みができあがれば、あとは注意深く続けていくだけです。
勝つための具体的手段とは
勝つための行動のいくつかの条件を満たせば、仕組みはできていくでしょう。
FXで勝つための仕組みは人それぞれに落ち着くと思います。
参考までに、私が大損してから復活するきっかけになった手法をご紹介します。
その手法とは『トラリピ』です。
トラリピとは
トラリピとはマネースクエアが世に出した『リピート系』自動売買の元祖です。
このブログではマネースクエアに敬意を表してリピート系売買全般をトラリピと呼称しています。
当初はマネースクエアで口座を開設して自動売買を行っていましたが、ロジックが単純なため手動でも行うことができます。
手動でトラリピを行うことで、FX会社を自由に選べるようになって『手数料が高い』といった弱点をカバーできます。
『手動トラリピ』を覚えたならトラリピのメリットを最大限受けることができるようになります。
手動トラリピなら勝つための行動の全てを同時に満たすことができます。
『トラップを仕掛けてレートの動きを待つ』という特性のため、タイミングを計る必要もありません。
トラリピの概念がわからない人向けに動画を貼っておきますので見てみてください。
より詳しく知りたいならこちら。
会社選びが重要
勝つための手法として手動トラリピを選ぶのなら、FX会社選びが非常に重要です。
それが勝つための条件の1つ、『手数料を可能な限り抑える』ための第一歩です。
なぜならば、一度トラリピが本格稼働を始めると止めるタイミングが難しいからです。
トラリピは含み損を抱えるのが前提の手法のため、利益が積み重なっていないうちはトータルで負けていることも多いんです。
つまり、簡単にはFX会社を変更することはできません。
だからこそ、最初の会社選びには慎重になる必要があります。
手動トラリピに適した会社選びの条件を列挙しておきますので参考にしてみてください。
会社選びの条件
・スプレッド、スワップポイントのスペックが高いこと
・トラリピ向きの通貨ペアの扱いがあること
・早朝、有事のスプレッド拡大が少ないこと
・レートの安い高金利通貨の1000通貨取引が可能なこと
条件を満たしているFX会社をピックアップしました。
※FXプライムでの1000通貨取引は片道3銭の手数料がかかります。
これらの会社は私が実際に高金利通貨を運用した実績があり、手動トラリピ向きだといえます。
是非、慎重に検討して有効に活用していただきたいと思います。
私のオススメはまずマネースクエアでトラリピを覚えてから、自分に合った会社での手動トラリピに移行することです。
マネースクエアで口座開設したら、トラリピの資金管理に必要な『運用試算表』が使用可能になります。
実はコレだけでもマネースクエアで口座開設する意味があるほど、有益なツールです。
まとめ
お疲れ様でした。
この記事では『FXで負ける仕組みとは?』というテーマで勝つための方法を解説しました。
・何も考えずにFXを始めると負ける
・負けることは行動心理学で証明されている
・負ける原因:プロスペクト理論に支配されて合理的ではない行動をとってしまうから
・負ける原因は100%自分にある
・ロットを上げ過ぎるといつか負ける
・負けたらなぜ負けたのかを考えて改善しよう
・負けるパターン1:短期で大きく稼ごうとする
・2:とにかく損切りできない
・3:意味もなくトレードしたがる
・4:手数料払い過ぎ
・5:ギャンブラー
・負けるパターンを極力やめると勝てる可能性はグンと上昇
・PDCAサイクル、計画➡実行➡評価➡改善をひたすら回そう
・FXで勝つための仕組みができれば続けるだけ
・勝つための仕組みの1つ『トラリピ』
・『手動トラリピ』でトラリピの弱点をカバーできる
・手動トラリピするならFX会社選びが非常に重要
こんなところです。
FXでは、負け続けて資金を溶かし退場する人があとを絶ちません。
記事中で『お金は命の次に大事』という表現を使いましたが、その通りです。
しかし、時にはお金を失って人生に悲観するあまり悲劇が起こることもあります。
私もFXでなんとか稼げるようになるまで、約2000万円を投資で溶かしました。
そんな私でも今はFXでやっていけるという希望を持って穏やかに毎日を過ごしています。
私にもできたんです。
あなたにできないワケがありません。
是非、負けないFXを心がけて安心して稼いでいただきたいと思います。
それではこの辺で。
あなたのFXが利確続きでありますよう願うばかりです。
ヒロセ