どうも。
裁量トレードを再開したもののチャンスを逃すばかりのヒロセです。
誰だって楽して稼ぎたいですよね~
私もです。
だからこそFXをやってるんです。
ワケもわからず、FXに資金を投入して運用するのは博打のようなものです。
ただし、儲かる仕組み(ロジック)がしっかりと理解できているのなら、
わざわざツラいことをする必要はありません。
ポイント
本当に儲かるんだろうか・・
バックテストの結果が知りたい
このような悩みにお答えします。
この記事では、マネースクエアが提供する『トラリピワンクリック』をバックテストで検証してみます。
トラリピワンクリックを使えば、わざわざ設定に頭を悩ませることもなくなります。
推奨証拠金を入金して、あらかじめ設定されているモノを選んで稼働させるだけ。
非常に楽チンです♪d(´ω`*)
時間もリソースも有限です。
通常のトラリピに追加料金がいるわけでもないので、使えるものは積極的に使っていけばいいと思います。
注意ポイント
目次
マネースクエアのFX自動売買
マネースクエアの自動売買といえばトラリピです。
トラリピの特徴の1つとして、細かい設定変更ができることがあります。
ただし、設定が面倒な人にとってはデメリットにもなりますよね・・
そういった人向けに『トラリピワンクリック』というサービスがあります。
トラリピ1クリックはトラリピの発注設定を1クリックであなたのトレード画面に反映できる便利な機能。
「設定がよくわからない」、「相場にあった運用戦略に悩んでいる」という方に特におススメです。
少し調べてみたところ、
割と狭いレンジに、短期的に集中して仕掛けていく設定になっているようです。
イメージしたのはこんな感じ。
肝心なのは、
『それで儲かるのか?』
ってことですよね。
というわけで、バックテストで検証してみようってワケです。
結果
早速ですが、結果発表です。
必要資金 | 総利益年利 | 純益年利 |
603,520円 | 69.19% | 60.29% |
1,000,000円 | 41.76% | 36.39% |
必要資金を今までのバックテストと同様にした場合と、
マネースクエアが提示している想定資金で年利を比較してみました。
・必要資金の合計とした場合:年利60.29%
・マネースクエア推奨額の場合:年利36.39%
※テスト終了と同時に運用を打ち切った場合
いやはや、マネースクエアの高いスプレッドを適用したんですが、
かなりいい結果となりましたね~d(´ω`*)
ちなみに、資金を100万円とした場合、
過去6年分のチャートでのロスカットラインはこんな感じ。
下限方向の余裕を、上限方向に振り分けてやるだけでもっと利回りが上がりそうです。
それでは、このパフォーマンスを叩き出したトラリピワンクリックの詳細を解説していきますよ!
トラリピワンクリックの設定を確認する
まずはバックテストを行う『モデル』を選びます
ログインしたら、
『トラリピ1クリック』
をクリック。
記事執筆現在、カナダ円のキャンペーン中だったので、
売と買を同時運用することを想定してみます。
※2020年8月時点
ちなみに、キャンペーン詳細はこちら。
買でも売でもスワップはゼロ円。
もうずっとコレでいいのにw
設定確認
モデルを選んだら、クリックすると
『発注内容確認』画面へ移動します。
買設定
・想定資金:100万円
・通貨ペア:カナダドル円
・注文金額:0.2万通貨
・売買の別:買
・発注レンジ:72~80円
・トラップ本数:41本
・利益金額:400円
・決済トレール:設定しない
・ストップロス価格:71円
・ストップロス成立時の損失額:-410,000円
売り設定
・想定資金:100万円
・通貨ペア:カナダドル円
・注文金額:0.2万通貨
・売買の別:売
・発注レンジ:76~84円
・トラップ本数:41本
・利益金額:400円
・決済トレール:設定しない
・ストップロス価格:85円
・ストップロス成立時の損失額:-410,000円
※売買共に、運用想定期間は1カ月と短期逃げ切り型のようです。
発注画面
設定の詳細を確認したら、
『1クリック発注設定』
をクリック。
買発注画面
こちらが発注画面です。
ここからでも設定は自由に変更できます。
チャートの表示期間は約1年にしています。
赤の部分がトラリピ稼働域、つまり買想定レンジですね。
発注画面から、
『トラリピのリスクを試算』
をクリックすることで、リスクの試算ができます。
売発注画面
売の想定レンジはこんな感じ。
リスクの試算
『トラリピのリスクを試算』をクリックするとリスク試算画面が表示されるので、よく見ておいてください。
バックテストの資金額は、
試算画面の、『必要資金の合計』
とします。
買リスク試算
・必要資金の合計:564,160円
売リスク試算
・必要資金の合計:603,520円
売買両方の同時運用なので、MAX方式が適用され、
多い方の証拠金だけで運用できます。
従って今回の運用資金は、603,520円とします。
MT4設定
全てのデータが出そろったので、バックテストを行っていきます。
共通設定
・通貨ペア:カナダドル円
・運用予定額: 603,520円(必要資金合計を適用)
・スプレッド:5銭(マネースクエア実測値)
・スワップポイント:FXTFの数値を適用
・トラップ本数:各41本
・トラップ1本あたり通貨量:0.2万通貨
・1回あたり利確額:400円
・テスト期間:2019年8月1日~2020年7月31日
・手法:買モデルと売モデルの同時運用
・トラップ幅:利確幅と共通
・年利:運用試算表の『必要資金合計』に対する『総利益』『純益』のそれぞれの割合
想定レンジ
・買トラリピ想定レンジ:72~80円
・売トラリピ想定レンジ:76~84円
ストラテジーテスター
ストラテジーテスターに共通設定を入力します。
・EA:千刻
・通貨ペア:CADJPY
・モデル:始値のみ
・期間指定:2019年8月1日~2020年7月31日
・期間:M1(1分足)
・スプレッド:50(5銭)!ww
エキスパート設定
※デモ口座の仕様上、ロットは『2万通貨』となっています。
テスト結果
テスト結果
・必要資金:603,520円
・総利益:417,601円
・純益:363,889円
・総利益年利:69.19%
・純益年利:60.29%
年利=利益÷必要資金×100÷期間月数×12
※資金と利益は1000通貨単位に換算済み
比較表
必要資金 | 総利益年利 | 純益年利 |
603,520円 | 69.19% | 60.29% |
1,000,000円 | 41.76% | 36.39% |
繰り返しになりますが、コレがテスト結果です。
ストラテジーテスターのスプレッド欄に『50』なんて数字を入れた時にはどうなることかと思いましたが、
なかなかにいい数値が出ましたね。
選んで放置するだけでこのパフォーマンスなら、
『もうコレでいいんじゃない?』
なんて思ってしまいます!d(´ω`*)
トラリピ運用をずっと続けるのなら、『総利益年利』を、
運用をストップするのなら、『純益年利』を参照していただければと思います。
まとめ
お疲れさまでした。
この記事では、マネースクエア が提供する『トラリピワンクリック』をバックテストで検証しました。
1カ月逃げ切りタイプですが、バックテストなので1年にしてみました。
この設定があらかじめ用意されているんだから便利ですよね。d(´ω`*)
ま、確かにスプレッドはバカ高い感じですが、
それでも十分に利益が上がる事がハッキリしました。
手動トラリピ運用の場合を考えて、
スワップの反映されるFXTFの口座でテストを行いましたが、
実はマイナススワップのエリアが多くかなり損をしています。
つまり、
スプレッドもスワップも不利な状態でこのパフォーマンスです。
今回、あえて不利な条件でテストを行ってみて、より設定の優秀さが際立った感じですね。
それではまた。
いつも言っていることですが、手を抜けるところは抜いて、頑張るところにフルコミットすればOKですよ!
ヒロセ