どうも。
ヒロセです。
FXの注文方法、把握してますか?
売と買だけのシンプルな取引ですが、注文方法はいっぱいありますよね~
ポイント
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違いってなんなの?
どういった時に使えばいい?
このような疑問にお答えします。
この記事では、難解な注文方法をできるだけわかりやすく解説しています。
注文方法を理解することで、時間や利益の面でより有利な運用ができるようになりますよ。
便利な注文方法をいくら繰り返したところで、基本的にタダです。
ここは是非、しっかり勉強していきましょう!
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目次
FXの注文方法を理解しよう
FXでトレードを行うためにはまずは注文をしなくてはいけません。
様々な注文方法を理解していると、
様々な状況に応じて使い分けることができます。
成行を除いた他の注文はほぼ
『注文の予約』
とも言い換えることができます。
つまり、
注文方法=予約の仕方
というわけです。
注文方法がわかれば
・時間に余裕ができる
・感情に左右されない
・損失を限定できる
・利益を確保できる
注文方法を状況に応じて使い分けることで、その恩恵を十分に受けることができます。
一部の特殊な注文を除いて、
一般的なFX会社でも無料で使えるので覚えておかないと損ですよ!
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各注文方法
注文方法は大きく分けて
『成行』『指値』『逆指値』
の3パターンがあります。
そこからさらに、
『注文オプション』
『注文の組み合わせ』
の変更により様々な注文方法に派生します。
図解で説明するとこんな感じ。
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成行注文
『レートを指定せずに注文』することです。
基本的に、注文時点のレートで約定されます。
時間指定のオプションを利用すると指定した時間で注文されます。
特に有効なのが、決済同時のオプションです。
実際の注文画面を見てみます。
参照:みんなのFX
新規注文画面
注文画面から『決済同時発注』をONにすると、
・決済指値幅(利確)
・決済逆指値幅(損切り)
・有効期限
をそれぞれ指定できます。
これは『成行新規』と後ほど解説する『OCO』を同時に発注できるということです。
便利過ぎますよね♪d(´ω`*)
注意ポイント
成行注文オプションはFX会社により異なります。
トレード前に確認しておきましょう。
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指値、逆指値注文
『レートを指定して注文』することです。
基本的に、指定したレートで約定します。
指値と逆指値の違いは
『売と買の位置が逆』
という点です。
図にするとこんな感じ。
FXで利益を出すためには、安く買って高く売る必要があります。
ですので、
現レートより
・安くなれば買う
・高くなれば売る
ように指定するのが『当たり前』との認識から、指値。
・高くなれば買う
・安くなれば売る
ように指定する行為を逆指値と言います。
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OCO注文
『指値注文と逆指値注文を同時に出す』注文方法です。
同時に出した注文の一方が約定するともう一方は取り消されます。
新規では
『レートが上下どちらに動いてもポジションを建てたい場合』
決済では
『利確と損切りを同時に発注したい場合』
に使用されます。
例えば、『新規買』『決済売』の場合
このようなイメージです。
特にトラリピ運用でトラップ毎に損切り発注する場合に適しています。
『IFDの決済注文を取り消してOCO注文を発注する』
ことにより、トラップ1本に対してそれぞれ利確と損切りを設定することができます。
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IFD注文
『新規注文と決済注文を同時に出す』注文方法です。
従って、新規発注の場合にのみ用いられます。
新規、決済共に
『売』『買』『指値』『逆指値』
を組み合わせて、どんなレート変動でも利益を出すことができます。
例として、新規買いの指値、逆指値の場合を図にするとこんな感じ。
IDF注文はトラリピを始めとする『リピート系自動売買』の元になる注文方法でもあります。
IFD注文を想定した範囲に等間隔で設置することが、リピート系の基本です。
IFD注文の設置、再注文を
・自動で行うのがマネースクエア のトラリピ
・手動で行うのが手動トラリピ
です。
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IFO注文
『OCOとIFDを組み合わせた』注文方法です。
新規発注の場合にのみ用いられます。
IFD注文で建てた新規注文に対して、
・利確の指値決済注文
・損切りの逆指値決済注文
を同時に発注することができます。
新規指値買いを例に図にするとこんなイメージ。
新規と決済が事前に同時に行えるIFD注文に加えて、
新規ポジションに対してその後、
レートがどちらに向かっても対応可能
なのがIFO注文の特徴です。
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注意すべき注文方法
FXではお金を扱うわけですので、注文は慎重にするべきです。
しかし、そこは人間ですので間違う場合もあるでしょう。
ここでは特別に
『注意すべき注文方法』
について話しておきます。
注意すべき注文
・クイック決済
・一括決済
・両建て
・クイック決済の注意点
1、既存の決済注文が自動的に取り消される
2、選択したポジションが全て成行決済される
3、確認画面表示の設定がOFFの場合、1クリックで全てが執行される
・一括決済の注意点
1、既存の決済注文が自動的に取り消される
2、同通貨ペア、同売買方向のポジションが全て成行決済される
3、確認画面表示の設定がOFFの場合、1クリックで全てが執行される
・両建て
両建て設定『あり』『なし』が設定できるFX会社では、
『なし』設定で両建て新規注文を行うと、既存ポジションが成行決済されてしまう場合があります。
リスクヘッジ等で両建てをしたい場合は両建て『あり』に設定変更してください。
詳しくはこちら。
➡ヒロセ通商:両建てについての注意点
注文を間違えても約定前なら修正が可能です。
が、約定されてしまえばもうどうにもなりません。
成行決済は即時に実行されてしまうため、
『気付いた瞬間にはもう遅かった』
となる可能性が高いです。
『クイック』『一括』『スピード』
などのワードの近くにカーソルを持っていく、もしくはタップする場合、
くれぐれも注意してください。
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独自の注文方法
全てのFX会社で扱えるわけではありませんが、
FX会社独自で便利な注文方法を採用しているところもあります。
使いこなせれば、さらに有利なFX運用ができるかもしれませんよ。(*´ω`*)
トレール注文
『レート変動に逆指値注文が追従する』注文方法です。
新規、決済ともに適用することができます。
トレール注文を使用した場合、
新規:トレンドに乗れる
決済:利益を確保しながら損失を限定できる
このような効果が期待できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
参照:ヒロセ通商 トレール注文とは
私のお勧めは、
『決済トレール』で損失を限定しながら利を伸ばす
ことです。
トレール注文は、
などで運用できます。
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時間指定注文
『指定した時間に注文する』注文方法です。
上記した『みんなのFX』のように
成行注文のオプションとして用意されている場合もあります。
さらに、『指値』『逆指値』を組み合わせて注文できるFX会社もあります。
概念図はこちら。
参照:ヒロセ通商 時間指定成行注文とは
簡単に言えば、
成行注文の予約ができる
のが、時間指定注文です。
時間指定注文は、
などで運用できます。
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連続予約注文
『予約注文を最大20回自動で繰り返すことができる』注文方法です。
この注文方法はマネーパートナーズ独自の注文方法になります。
注文内容はIFD注文と同様です。
この注文方法を使うと、最初の注文から20回自動でIFD注文を繰り返すことができます。
つまり、少しの手間でトラリピ同様のトレードが可能ということです。
マネースクエア のスペックに不満があるのなら試してみてもいいかもしれません。
詳しい説明はこちら。
➡マネーパートナーズ 連続予約注文のススメ
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トラリピ
『想定範囲内にIFD注文を自動で等間隔で配置しリピート』する注文方法です。
この注文方法はマネースクエア 独自の注文方法になります。
このレベルになると『自動売買』と呼べるものになります。
トラリピの仕組みはこちらの動画を見てください。
さらに詳しい説明はこちらから。
トラリピの利点は、
『仕組みが理解できる自動売買』
である点です。
ただし、自動売買が使える分、スプレッドやスワップのスペックは低めです。
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まとめ
お疲れ様でした。
この記事では、FXの注文方法について解説しました。
・注文方法=予約の仕方
・注文方法を理解していれば状況に応じて使い分けることができる
・状況に応じて使い分けることで恩恵が受けられる
・一部を除き、一般的なFX会社でも無料で使える
・注文方法は大きく分けて『成行』『指値』『逆指値』の3パターン
・『オプション』『組み合わせ』により様々な注文方法になる
・決済同時発注はOCO注文と同じ
・IFD注文はリピート系自動売買の元になる
・『クイック決済』『一括決済』『両建て』には要注意
・独自の注文方法で有利なFX運用ができるかも
以上、便利な注文方法がいろいろありますよね~(*´ω`*)
便利な機能が使えるものは対価として(手数料が高い=スペックが低い)ところもありますが、
使い方次第で、手間なく利益を伸ばすことができます。
ずっとチャートを見ていられる人は少ないでしょう。
だからこそ、注文方法をよく理解することで有利にトレードできるハズです。
是非、少ない労力で利益を上げられる注文方法を覚えてくださいね。d(´ω`*)
それではこの辺で。
仕組みをうまく利用して上手に儲けていきましょう。
ヒロセ